前ページ

新型コロナウイルス感染が未だ終息していない中、経済への影響が広範囲に広がっているという記事です。特に企業の雇用や売上に悪影響が出ている、とあります。
2020年2月から5月の売上でみると、全産業で前年度同期比26.8%減のところ、建設業は7.6%減だそうです。
同新聞の8月13日(木)の記事には、建設業について、「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う景気悪化の影響は、特に見られない」 ものの 「年度下半期については先行きが見えない」 とも評価されています。
一方、雇用については、同日の記事に 「建設業の働き手不足に終わりが見えない」 と掲載されています。
北海道労働局によると、6月の求人倍率は、建設業で4.13。
5806人分の求人に対し、求職者は1406人しかいない、そうです。
道内の若年層、15歳〜29歳の人口が、2010年3月には82万6500人だったのに対し、2020年1月には67万4100人と減少しているのも気になります。
建設各社が雇用の受け皿として機能することが求められているということですが、建設業の求心力が低下していることも、否めません。
8月28日(金)の記事によると、直近10年間において、毎週5社が消えるというペースで建設会社がなくなっているという情報もあります。
本当に、会社を維持していくのは、どの業界でも大変なことですね。
みんなの努力があってこその、今日なのです。
コロナ禍は、まだ続きそうですが、感染予防に努めて、今後も事業を継続していくべく、頑張りたいですね。
そして、建設業に興味を持ってくれる方を増やすべく、情報発信していけたら…と思います。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、8月26日(水)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。

次ページ