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令和2年5月29日
暖かくなったとは言え、白糠町の最高気温は、まだ20℃以下を行ったり来たり。
これから開花する花々が楽しみです!
記事中にある 「国土交通省は、公共工事が社会維持の観点から継続が求められるものであり、景気を下支えするためにも公共工事の早期執行が必要であるとして、継続する方針を示す。」 と、
「災害対応といった地域の安全・安心の確保を担う地域の守り手であり、地域の雇用を守る建設業の役割は大きい。」
という記載が、全てを語っています。
ところで、建設業は、工事が発注され、それを受注し、施工して完成させ、工事代金を頂くという流れで成り立っています。工事施工においては、その工種の多さによって、様々な下請さんと協力しながら施工することになります。杭の打設、生コンクリートの打設、型枠施工、鉄筋組立、足場設置、内装工事、塗装工事、管工事、屋根工事、土工事、とび、路盤工、舗装工、…などなど、規模が大きくなればなるほど数え切れないくらいの下請さんとの協力が必要です。
そして、例えば1億円の工事を施工する場合、ほぼほぼ9千万円、いやそれ以上の金額が下請さんに支払われることになります。さらに下請さんは、従業員に給料を支払い、従業員は地域で色々な買い物をする…という流れが、地域の経済の一端を担っている訳ですね。
『社会維持の観点』 というのは、物理的にも経済的にも解釈が可能です。
勿論、建設業だけで世界が回っている訳ではありませんから、色々な業界が一日でも早くコロナ禍から脱して、みんなで通常の経済活動を再開したいですね。
実のところ、私も早く札幌に買い物に行きた〜いと、願っている一人です。
しかし、ここが思案のしどころ。ここで気を緩めていいものかどうか…。
まだまだ新規感染者も出ていますし、お亡くなりになっている方もいらっしゃいます。
完全終息の、その日まで、いましばらく自粛生活は続けた方がよさそうです。
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