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北海道エアポートは、北海道空港、三菱地所、東急、日本政策投資銀行、北洋銀行など17社が出資した特別目的会社(SPC)とのこと。
新千歳、旭川、稚内、釧路、函館、帯広、女満別の7つの空港を30年間にわたり民間運営していくということです。
既に1月15日(水)から7空港のビル経営が始まっており、これまで空港の旅客ビル、貨物ビルを運営していた、例えば釧路空港ビルなどの株式は、北海道エアポートが取得していて、釧路空港を含め7空港の空港ビルは今後、北海道エアポートの子会社となるようです。

これからは各空港の連携を密にして広域観光振興や地域経済活性化を目指すことが大切で、そのための10市町村のパートナーシップなのですね。

そういえば、同新聞の1月14日(火)の記事に、新千歳空港とフィンランド・ヘルシンキを結ぶフィンエアーの就航決定を受け、北海道が道産食品の輸出拡大を目指して、実証事業を開始した、とありました。
初回の輸送実験では、イタリア・ミラノのバイヤー向け道産食品として、みそ、しょうゆ、のり、シイタケ、水、米、日本酒、ワイン、ホタテなど30品目を積み込んだそうですよ。
新千歳空港からフィンランドに直行便が就航ってだけでも感動ですけど、お互いの文化が混ざり合って、今後どういう発展があるのかを考えると、ちょっとワクワクしますよね。
勿論、中国からの新型コロナウィルスの感染等に鑑みて、環境的にも衛生的にも充分な配慮のもと、交流を進めて下さると安心です。

一番の心配は、7空港の存続のような気もしますが、それを実現するための連携であろうと推測し、これからの空港及び地域の発展を期待したいです。

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