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11月11日(月)には、NHK総合テレビの生放送が、白糠町道の駅 『恋問館(こいといかん)』 で行われたそうです。
毛ガニやししゃもが話題になっていました。
札幌〜釧路間を車で移動する時に、道東自動車道を利用される皆さん、道東自動車道は、庶路インターあるいは白糠インターから乗り降りして、それより釧路方面においては国道38号線を利用すると、太平洋の海沿いに 『恋問館』 があります。
あまり景色に変化のない道東道に飽きたら、国道38号線に出て、海を眺めながら、アイス片手に休憩っていうのも乙なものです。買い忘れたお土産なんかも物色できますしね。
海の幸、山の幸、チーズにプリン…。覗いたら欲しくなるもので一杯です。
白糠の味を、是非体験してみて下さいね。
ちょっと気になる新聞記事。
「足場」 と言えば、皆さんもよく見かけると思いますが、構造物本体を修繕・補修などするために、その周りに設けられる仮設構造物 (作業床や通路) のことです。
枠組足場、単管足場、吊り足場…など色々な種類があります。
直径約5pの単管と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて作る単管足場などがポピュラーでしょうか。
橋の下や、高速道路の下に設けられた、作業のための足場として、吊り足場なども見かけますね。
そもそも、足場の組立解体作業には特別教育を受けた者しか従事できないとか、5m以上の足場の組立解体作業には、技能講習を修了した 「足場の組立等作業主任者」 を選任しなければならないなどの決まりがあることは、一般には
あまり知られていないようです。
そして、このように資格を持った人が携わっていても、建設業における死亡原因のトップは転落・墜落であり、しかもそれは足場からのものが多いというのが現状なのです。
よく、足場の外側をメッシュシートで覆って、転落防止としているところがあるようですが、ある実験によるとメッシュシートだけでは転落を防ぐことは出来ないそうです。シートと足場の隙間から転落することは容易に想像できますね。
そこで、「手摺り先行工法」 の出番です。
この工法では、何段も重ねて足場を設ける場合、一段上の足場を設置するときは、作業床を設ける前に手摺りを設置してから作業床を設置する、解体するときも、一段上の足場を解体するときは、作業床を先に外して、その後
手摺りを外す、という手順で行います。
手摺りがなくて、作業床だけがある、という状態をなくすという訳ですね。
さらに、足場の全層に 二段手摺りと幅木(つま先板)を設ければ、作業員の精神的な緊張状態を緩和することも可能なのだとか。
記事にある通り、足場設置後の安全点検を実施すれば、安全が確実なものになることは間違いなさそうです。
しばしば、ドラマなどで 事故に遭う建設現場のシーンがありますが、これからは転落・墜落事故をなくして、イメージを払拭していけたらいいですね。
何よりも、作業員の皆さんの安全が確保されることは嬉しいです。
働きやすい現場にしていきましょう。
今回は、北海道建設新聞から11月22日(金)の記事をご紹介します。
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