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弊社協力会 『山栄会安全衛生協議会』 会長 株式会社シバタ鐵工業 代表取締役 木曽勝義様からは、現場への新規入場者教育後1週間以内の事故が多いという統計結果もあり、安全朝礼ミーティングでリスクを周知し、一人一人がみんなを守るという意識を持つことが、災害防止にとって大切であるというお話を頂きました。
また、弊社代表取締役社長 山根浩からは、令和元年度の労働安全衛生方針についてご説明させて頂きました。
現場特有の事象を反映させた労働安全衛生目標の展開、指差呼称の重要性等について。
さらに、昨今 増えつつある外国人労働者への配慮…などなど。
本社総務部の業務において、外国人労働者の影響は、まだ ないものの、この間、現場代理人がベトナム人作業員に向けてベトナム語で作っている資料を実際に見て、「すご〜い!」 って思ったばかりだったので、身につまされました。
今年の講話は、『知っていますか?タバコ病 COPD』 と題して、白糠町役場 保健福祉部 介護健康課 健康相談係の保健師 小松望様と安田未悠さまにお話を伺いました。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、咳やたんが増える、坂道などで息苦しい、風邪をよくひく、という症状が代表的な、気管支などに炎症がおき、肺の働きが悪くなる病気のことだそうです。
主な原因は喫煙で、気管支が狭くなる、肺胞が壊れるなどして、肺の機能が低下するらしいです。
自覚症状がないのが初期のCOPDの特徴らしいですから、上記の症状に心当たりのある方は、病院を受診した方がいいとおっしゃっていました。
実際、重症化すると、酸素ボンベが手離せなくなるということですから、今のうちに対策しておいた方がいいですね。
治療法は禁煙が一番ですが、薬物療法なども有効です。
禁煙は、まず5日ためしてみるのがお勧めで、ガムをかんで紛らわせるとか、同僚と一緒に禁煙するのも一つの方法です。何よりも、タバコをやめる動機をはっきりさせることが大切で、周りから灰皿をなくすなどの状況を整えたりすることも いいそうですよ。
あまりに 「禁煙、禁煙」 って言われて気分を害する方もいらっしゃるかもしれませんが、喫煙は癌の発症率が高くなるというデータもあります。
ご家族のためにも、今回の講話をきっかけにタバコと縁遠くなる生活を目指してみては如何でしょう。     (※百)

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