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今回は、北海道建設新聞の6月25日(土)の記事をご紹介します。
公共工事を完成させ、発注者に引き渡すには、発注者による完成検査を受ける必要があります。その完成検査に合格した後、出来上がった道路や橋や建物などの製品を発注者に受け取って頂くという運びです。
製品を作り上げる現場代理人は、日々現場に向き合って、材料の手配をしたり、作業員と打ち合わせをしたりしつつ、品質的に発注者の満足を得るように、さらには安全に作業が出来るように、現場を進めていくのです。
その進捗過程で、例えばコンクリートの強度がその建物に求められている基準を満たしているかどうか、道路の締め固め具合が車両が通行するのに充分なものであるかどうか、などというデータも保存していく必要があります。
出来上がってしまってからでは、検査することが困難なものもありますから、その都度データをとっておくことは大切です。そして、そのデータを基に完成検査を受けることになります。
今回の記事のように、安全関係書類だけでもタイミングを決めてチェックして頂けると、現場の負担が軽くなることは、想像に難くありません。
記事にあるように、「施工途中で常に安全管理を改善していくことができる。」ということも非常に重要だと思われます。
発注者と施工会社の双方で力を合わせて作り上げていく庶路小中学校が出来上がるのが、今からとても楽しみです。

4.チャレンジ・セーフティラリーに参加します。

平成28年6月30日

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