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2月2日(土)、午後11時17分ごろ、道東に震度5強の地震が発生しました。
さあ、そろそろ就寝しようかという時間に、久々の強い揺れ。
しばらくゆらゆら揺れていたこともあり、平成5年1月に発生した釧路沖地震を思い出してしまいました。マグニチュード7.8という、平成5年の揺れを経験しているので、あの時と比べれば大したことはありませんが、それでも足元がぐらぐらするのは良い気持ちではありません。
度々の地震に備えて、家具を固定しておくなどの対策を施しているとはいえ、ちょっとした物が倒れたり、棚から落ちたりしたのは、久々のことでした。
近くのコンビニでは、ワインが棚から落ちて、割れてしまったとか…。あちこちでちょっとずつ被害があったようです。
幸い、怪我をしたとか、家が壊れたなどという話しはなかったようですので、良かったです。
釧路市や浜中町では、しばらく停電になったということも聞きましたが、白糠町では停電もなく、ホッとしました。この厳冬の夜に停電になったら、とんでもありません。暖房のエネルギー源は灯油ですが、北海道のように屋外の灯油タンクから灯油をひいて、ボイラーで室内を暖める場合、電気がないと稼働しませんから、電気は何よりも必要です。
こうなると、今後はポンプで灯油を供給する、屋内に置くストーブ、いわゆる内地で使用するようなストーブ、あるいは電気を使わない、ガスストーブなども用意しておく必要があるのではないかと思わざるを得ません。一家に一台とまではいかなくても、親族で集まって暖を取る方法などを、考えておいても良いかもしれませんね。
もし、自家用車で避難する場合、燃料が入っていない車では困りますから、常時ある程度の燃料を入れておくように心がけ、ぎりぎりの燃料で過ごさないようにすることも必要でしょう。
白糠町では、『白糠町地震・津波ハザードマップ』を作成して、町民に配付しています。
津波指定避難場所や避難方向が示されています。
これは、ハザードマップの一部分ですが、全体を見ると、避難時の注意点や詳細図が参照出来て、結構いいです。白糠町のホームページにも掲載されていますから、一度見てみて下さい。

今回の地震は、震源が内陸のため、報道の初期から、「津波の発生はありません。」と言われており、避難しませんでした。中には自主的に避難した人もいたようでしたが、それはそれで、緊急時の訓練になったとも言えますね。

弊社では、地震発生直後、労働安全衛生システムに従い、地震発生に伴う道路パトロールを実施し、異常がないことを確認しました。

今後も地震が起きる可能性がないとは言えません。備えあれば憂いなし。被害を最低限で押さえるべく、日頃から色々と考えておきましょう。
2.薬に頼らない風邪対策。

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