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白糠町にもようやく桜が咲きました。
5月27日(日)、満開の桜の下、白糠消防団春季消防演習が開かれるということで、私も見学に行ってみました。
白糠消防団は、1分団(白糠)、2分団(庶路)、3分団(西庶路)の3つの分団で構成されており、火災や災害の発生時に備え、普段から訓練を実施しているとのこと。
この日は約50名の消防団の皆さんが参集し、庶路小学校に火災が発生したとの仮定の下、消火のための放水演習を実施していました。
これまで消防署職員と消防団員の区別について、よく分からなかったのですが、そもそも消防団は、消防署と共に火災や災害への対応、予防啓発活動等を行う、消防組織法に基づいた消防組織だそうです。
消防署は、常勤の職員が常時、消防業務に専念しているのに対し、消防団は日頃各々の職業(サラリーマン・自営業等)に専念し、災害等の際には消防団員としてその対応に当たるというのが、それぞれの違いのようです。
全国では約88万人の消防団員が活動されているのだとか…。そんなにいらっしゃるとは存じませんでした。

私たちの知らないところで、日頃から災害に備えて訓練している方達がいらっしゃるなんて、心強いことですね。
そう言えば、5月上旬の大雨の時も、消防団の方々が活躍されたとのお話しを伺いました。
春季演習のこの日は、間近で訓練を見ることが出来て、ちょっと興奮してしまいました。
災害時の活動は危険を伴い大変だと思いますが、被害を少しでも少なくするために、このような日頃の訓練が必要なのですね。

私たちも、心ならずも被災した時には、協力的に指示に従って行動しなければなりませんね。
これからも安全に十分気をつけながら、消防業務がんばって下さい。
5.ちょっと気になる新聞記事。

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