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胸骨圧迫は
1.強く(成人は少なくとも5p・小児は胸の厚さの1/3)
2.速く(少なくとも100回/1分)
3.絶え間なく(中断を最小にする)
4.圧迫解除は胸がしっかり戻るまで

人工呼吸は
人工呼吸が出来ないか、ためらわれる場合は胸骨圧迫のみを続ける

心肺蘇生は
(胸骨圧迫30回+人工呼吸2回)を繰り返します。

救急車が到着するまでには、平均7〜8分ぐらいかかるそうです。他に誰もいない場合、一人で心肺蘇生を続けるしかありません。何しろやるしかないのです。垂直に圧迫して、腕に体重を乗せるといいみたいです。
最近携帯電話をスマートフォンにした知人は、画面下にある『緊急通報』の電話マークが気になっていたようですが、きっと心肺蘇生をするような場面に出くわした時、このボタンから119番するんだなあっと、今回納得していました。慌てて番号が分からなくなっても、このボタンがあれば大丈夫ですよね。
2.今一度、防災を考えましょう。
東日本大震災から一年が経ちました。かつてない未曾有の大被害をもたらした地震でしたが、死者・行方不明者は1万9千人に登り、仮設住宅などで避難生活を強いられている方も34万人を超えているそうです。その後も余震が広範囲にわたって発生しているようですが、早く収束してくれるのを祈らずにはいられません。
さて、地震といえば北海道も例外ではなく、過去にも大きな地震を経験してきました。平成5年の釧路沖地震や、平成6年の北海道東方沖地震など。今年の3月にも、釧路町で震度4を記録し、津波警報が出ていましたね。
テレビによると、地震を感じたら、大きな家具から離れ、頭を保護しながら、低い姿勢で収まるのを待ったほうがいいそうです。
でも実際には、地震だと感じても、この程度の揺れなのか、これ以上揺れるのかと探りながら、身構えるだけということが多いように感じます。そこで、今一度地震が起きた時のための再確認をしましょう!
@身を守る!
  テーブルの下などに身を隠します。
  ガスに火がついている場合、火を消しても
  かまいませんが、遠くまでわざわざ消しに
  行くことはありません。最近のガスコンロ
  は、地震を察知すると自動的に消火する
  機能が付いていますので、まずは自分の
  身を守ることを優先させましょう。
A揺れが収まったら
  ドアを開けて出口を確保します。
  ガスなどの火元も確認しましょう。
  夜の停電に備え、懐中電灯をすぐ取り出せ
  るようにしておきます。
家にいる場合
外にいる場合
ブロック塀、自動販売機などは倒れやすいので、注意しましょう。
看板やガラスなどの落下に気をつけましょう。
建物の中にいる場合
落下物などに気をつけ、係員の指示に従うことが大事です。
むやみに逃げ回ったりしないで、落ち着いて行動しましょう。
避難は徒歩で行いますので、荷物はリュックなどに入れて一つにまとめ、コンパクトにしておくことが大切です。
家を離れる前に、ガスの元栓を閉めることと、電気のブレーカーを落とすことを忘れないようにしましょう。
デマや噂を信じないようにして、携帯ラジオなどからの災害情報を良く聞き、近所の住民と協力し合って、声を掛け合い、みんなで助け合いましょう。
避難するときの注意
参考:消防庁 
    防災マニュアル
ほかにもまだ注意点はあるでしょうが、まずはこれだけは最低限覚えておきましょう。
また災害が起きる前に、非常食の準備、防災グッズの準備、避難経路の確認などをしておくといいですね。
安否確認は『三角連絡法』で行うと、電話がかかりにくい場合に有効だという話しですよ。
『三角連絡法』とは、離れたエリアに住む親戚や知人に連絡係になってもらい、被災地からそこに無事を知らせておいて、各自がそこに連絡した場合に家族の無事を確認出来るというシステムです。
ちなみに、テレビなどで放送される津波予報についての発生地域の表示ですが、道内の太平洋側だけでも次のように分けられます。
 北海道太平洋沿岸西部:胆振管内〜一部除く渡島管内(白神岬以東)
 北海道太平洋沿岸中部:十勝管内〜日高管内
 北海道太平洋沿岸東部:根室管内(知床岬以南)〜釧路管内、北方領土
文字だけで示される速報の時、白糠町は釧路管内なので北海道太平洋沿岸東部になりますので、覚えておくといいですね。
3.白糠町ロードレース大会!

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