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弊社で運用している、品質マネジメントシステムISO9001:2008と労働安全衛生マネジメントシステムOHSAS18001:2007について、毎年恒例の外部審査を受けました。9月29日(水)に、1日掛けて、今回は両方とも定期のサーペイランスです。
審査対象は、経営者、品質管理責任者、労働安全管理責任者、土木部、建築部、現場(土木と建築を1現場ずつ)です。
今回は特に、現場の安全計画書や施工計画書の作り方についてアドバイスを頂きました。計画書には手順を書くのではなく、手順に従って設定した目標など、実施することを記述することが大切である。発注者にアピールすべき項目を、この現場では何が重要なのかということに着目して記載すべきである。などについて言及されていました。入札前の技術提案などにおいても同様ですが、発注者に何をアピールするかは重要です。もちろんアピールするには、その現場の特徴をしっかりつかむことが不可欠ですね。発注者が何を望んでいるかを知ることは大切です。それが一番大変だとは思いますが…。
他には、補修工事における顧客所有物の認識について、弊社において認識が不足している部分があることを指摘されました。これについては改めて、社内で認識を確かにするべく、是正したところです。
何年システムを運用しても、改善すべき点はまだまだあるものだと、今回思いました。
今後も改善を続け、皆様に満足して頂ける物作りに励んで参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

審査員のお二人には、スケジュールの厳しい中、ご足労頂きまして、ありがとうございました。今回は総務部の審査はありませんでしたが、また元気でお目にかかる日を楽しみにしています。
現場事務所における品質の審査の様子。
4.健康に過ごしましょう!
10月も末になると、徐々に冬の気配が増してきます。
暖房を入れようか、入れまいか、毎日迷う日々です。
この季節、風邪をひきやすくなりがちですね。そこでちょこっと情報です。
クズ湯を飲んで風邪を追い払いましょう!
葛(くず)は東洋医学的に「寒気の邪気」を追い払い、身体の陰を養うといわれるので、風邪をひいたり微熱があったりする時にとても良い食材です。
葛の根は葛根(かっこん)という有名な漢方薬で、夏から秋にかけて葛の根を掘り出して水で洗い、日干しをしたものです。
くず粉は、この葛の根からデンプン成分を取りだしたもので、風邪をひいたときには、小さじ1杯ほど水に溶き、熱湯と生姜を加えて飲むと良いとされています。
季節の変わり目、寒くなってきたので、風邪には気をつけましょう。
禁煙を考える
たまたま読んだ記事で、禁煙について興味深いものがありましたので、今月も一言…。
2010年10月1日よりタバコが値上がりし、これを機会に禁煙を考えている方もいらっしゃるでしょうが…。「禁煙すると太ってしまう!」なんて考えていませんか?
禁煙すると何故太るのかということですが、、ニコチンによる食欲抑制作用やエネルギー消費の増加作用が、禁煙によって低下し、味覚が改善されて食事が美味しくなり、食べる量が増えることが原因の一つだと言われています。さらに、禁煙に伴う「口さみしさ」により、ついつい間食が増えることも一因でしょうね。中には、体重が増えるのが心配で禁煙に取り組めなかったり、途中でリタイアして喫煙を再び始めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも2〜3s程度の体重増加は一過性のものですし、喫煙のリスクと比べると大きい問題ではないそうですよ。少しの体重増加であれば、禁煙が成功してから徐々に適正体重に戻せるようコントロールすれば良いのですしね。
また、禁煙中の「口さみしさ」は精神的依存なんだそうですよ。
そうはいっても、禁煙に取り組んでいる人にとって「口さみしさ」は大きな悩みですよね。
禁煙中はニコチン切れでイライラする上に、仕事などで心身ともに疲れるとエネルギーを求めて、甘いものが欲しくなったりしますしね。けれども、甘味などの「おいしい」と感じる食べ物は、やみつきになる傾向があるので、出来るだけ過度な体重増加にならないように、ほどほどの量にコントロールして、「口さみしさ」をうまく紛らわせることが大切です。
そんな時は、シュガーレスガムなども良いですし、ドライフルーツやおやつ昆布など少量でも満腹感が得られるものがお勧めです。食べ物以外に、歯磨きや軽い運動などで気を紛らわせるなど、様々な方法があると思いますから、試してみて下さい。
9月15日(水)の北海道建設新聞の記事に、健康診断で何らかの異常数値が見つかる割合、いわゆる「有所見率」で、建設業が運輸業を抜いてワーストになった、とありました。
北海道労働局がまとめた2009年の定期健康診断結果によると、道内全産業の有所見率は54.2%と、全国平均を1.9%上回っているそうです。
その内、建設業の有所見率は64.7%と、全産業の中で最も高いそうです。
さらにその中で医師からより詳しい検査や治療の必要を指示された人は47.6%とあります。
内容としては、建設業の特徴は高齢化と、それに伴う血中脂質の異常だそうですよ。
なにも建設業だけに限らず、高齢化と血中脂質の異常は、誰にでもあり得そうですが…。
確かに、弊社の健康診断結果を見ても、血中脂質の高い人は多いような気がします。得てして体格の良い職員が多いので、そうなのでしょうか?職員が高齢化してきたことも、なるほどその通りで、若い人を入れて若返りを図りたいという希望はありますねえ。若い人は確かに異常値がない人が多いですからね。
しかし、若い人もベテランも、業務においてそれぞれに大変な事はありますから、これから気をつけなければならないのは、メンタルヘルスのような気もします。これは健康診断結果には出ませんからね。
職員同士でお互いに日々の様子を見て、コミュニケーションをとることが大事ですね。声に出して話せば、楽になることも沢山あると思います。知恵を出し合えば、悩みから抜け出すヒントを得ることも出来るんじゃないでしょうか。身体の健康と心の健康、どちらも大切ですから、みんなで気をつけ合いましょう。
6.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、9月16日(木)の北海道建設新聞の記事から、維持工事に関するものをご紹介します。
釧路開建管内の国道維持除雪を行う12社で構成する道路維持連絡協議会と発注者との意見交換会の様子です。
道路維持費3割強削減により、どのような影響が出ているかを検討する必要はあると思います。
これから雪が降ったら除雪作業が出てきますが、これまで通りの品質で作業をするためにはどうすればいいかを、みんなで考える事は有意義でしょう。
弊社も、職員全員一丸となって、維持除雪に当たりますので、除雪作業をしている作業員を見かけたら、暖かい目で見守って下さいね。
5.交通事故死ゼロを目指しましょう!

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