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皆さん、ご存知ですか?北海道は6月が水防月間になっているんですよ。6月1日から6月30日までです。
この水防月間に合わせ、6月16日(土)に川上郡標茶町ルルラン133番地先において、『平成19年度釧路川水防公開演習』が行われました。テーマは“高めよう、地域の防災力”です。
主催は、北海道開発局、北海道、釧路・根室管内の13市町村ですが、その他に当日は陸上自衛隊や道警、各地の水防隊などが参加し、一般の見学者も含めると、およそ2700人の参加者だったようです。
第1部は水防訓練、「午前9時現在、釧路川の水位が22.2mに達し、氾濫注意水位(20.8m)を超えました。」という演習想定にもとづいて、実践さながらの訓練が行われました。広い会場を有効に利用し、土嚢積みなどの作業を見ることが出来ました。会場には、巨大モニターを積んだ車も用意されており、実際に移動しなくても、全体を見ることが出来るように配慮されていたようです。
第2部は地震対策訓練、「標茶町とその近郊は…家屋倒壊および道路の寸断がいたる所で起きていて、交通はマヒ状態です。」という演習想定にもとづいて、応急対策や被災者救助訓練が行われました。
白糠町でも、まる一日以上雨が降り続いたりすると、低い土地では冠水することもあります。庶路川や茶路川の近くに家がある人は、大雨の度にドキドキするのではないでしょうか。白糠の人は、大雪にはあまり驚かないような気がするのですが、大雨にはびっくりするようです。あまりお世話にはなりたくありませんが、救助してくれる人達がこのように訓練を積んでいるのだと思うと、心強いですね。
私達も日頃から、もしもの時のことを考えて、準備しておくに越したことはありません。
ここまで水が浸水してきたら何か対策をとらねば…とか、どこに避難すればいいか…とか。家族間で話し合っておくことも大事ですよ。
この水防月間に、是非考えてみて下さい。
土嚢って、麻やナイロン製の袋に土を詰めたものなんですが、これを積み重ねることにより、平場の漏水部分にかかる水圧を弱め、水が噴出するのを防いだりするのだそうです。
その他にも積み方によって、堤防の水漏れ部分にかかる水圧を弱め、堤防の決壊を防いだりするのにも効果があるそうです。
会場には、北海道開発局所有の災害対策用機械も展示されていました。写真は、無線中継車と移動操作車及び調査車です。
4.全国安全週間です。
今年も、全国安全週間の時期がやって来ました。
7月1日から7月7日が本週間、6月1日から6月30日が準備期間になっています。
平成19年度全国安全週間スローガンは
  『組織で進めるリスクの低減 今一度確認しよう安全職場』
です。
毎年、かわいいイラストの付いたバッチを配付されます。
私達も付けています。
今年は第80回目になるのですね。
みんなで労働災害のない安全な職場にしていきましょう。


ところで、6月6日(水)の北海道建設新聞に、道労働局が発表した労災発生状況についての記事が載っていました。ちょっと気になったので、みなさんにも見て頂きたいと思います。

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