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今回は、9月11日(金)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
建設業退職金共済制度、いわゆる 「建退共(けんたいきょう)」 は、建設業界ではお馴染みですが、働く人の退職金をどのようにして支払うかという仕組みです。
まず手順としては、建設業の事業主が、勤労者退職金共済機構と退職金共済契約を結んで共済契約者となり、建設現場で働く労働者を被共済者として、その労働者が働いた日数に応じ、共済手帳に共済証紙を貼ります。
そして、その労働者が建設業界で働くことをやめたときに、勤労者退職金共済機構が直接労働者に退職金を支払うというものです。

1日働くと、1日券310円が1枚、共済手帳に貼られます。手帳に貼られた全ての金額によって、その労働者の退職金が計算されます。
労働者が次々と現場を移動しても、事業主を変わっても、その先々の事業主のところで共済証紙を貼ってもらえば、建設業で働いた日数は全部通算できるようになっています。

勿論、この費用は建設工事の予算にも計上されているもので、建設業で働く人たちの福祉の増進と雇用の安定を図り、ひいては、建設業の振興と発展に役立てることをねらいとしています。

今回の改正により、これまで共済証紙を共済手帳に貼ってきた作業がなくなる、むしろ証紙そのものがなくなる、ということですね。
詳細は記述されていないものの、電子申請による手続きに移行するということでしょう。
早速2020年10月から試行的に開始され、2021年3月末までに全面実施ということですから、実際に私たち事務の業務手順を変えなければならないということですね。
説明会なども設けられるのではと思いますが、何とか対応していきたいと思います。
1日券の金額も、310円から320円に改定されるということですし、時代の流れには逆らえません。前に進むのみです。
今月のチョイス、『DX』 って何?
最近気になる用語について、ちょこっと考えてみようというこのコーナー (あったっけ?)。
今回は、ちょくちょく耳にするようになった 『DX (デジタル・トランスフォーメーション)』 です。
『IT (インフォメーション・テクノロジー)』 という言葉が出てきた時も、なかなか慣れませんでしたけど、今回のDXは、ITから一歩進んだ感じです。
もちろんITとDXは、似て非なるものなのですが…。
『IT』 が、「非デジタルからデジタルへ」 という流れを指すのに対して、『DX』 はそこに 「変革」 という意味が加わります。
つまり、『DX (デジタル・トランスフォーメーション)』 とは、デジタル技術でビジネスや社会、生活が変革されることなのだそうです。
経済産業省によると、「ITの活用を通じて、ビジネスモデルや組織を変革すること」 と説明されています。
つまり、  IT化 … 業務効率化などを目的として、情報化やデジタル化を進めるもの
       DX  … ITを手段として、変革を進めること

このままでは経済損失が生じるであろう未来に向けて、DXを推進することで、GDP (国内総生産) の押し上げを図りたいという社会の要請を感じます。
勿論、企業にとっても競争上の優位性を確立するためには、必要なことのようです。
具体的には、既存顧客データが大切だという説もありますし、そこからビジネスモデルを変革していくのだろうと思いますが、現段階では、とりあえず 『DX』 って言われても、「あ〜知ってる」 ぐらいの感じは持ってた方がいいように思います。
その内、ずんずん我が身にも迫ってくるかもしれないので、ここんとこ押さえておきましょう。
5.お家時間を楽しむ。
皆さんお馴染みの道の駅、『恋問館』 に行ってきました。
今回購入したのは、先月の記事でもソフトクリームのご紹介をした、驚きの森のブルーベリーコンポートです。
甘さ控えめで優しい味わいなのでそのまま食べてもとても美味しいです。色々な楽しみ方があるようで、私は焼酎と炭酸水で割って飲んでみました。お酒自体も美味しいのですが、お酒を飲み干した後にコップの底に溜まった、お酒と炭酸が染みてシュワシュワしているブルーベリーがとっても美味しかったです!
次は紅茶に入れて飲んでみようと思います。
ヨーグルトやバニラアイスにかけても美味しそうですね。
皆さんもぜひ購入して自分好みの食べ方を見つけてみてください(*^_^*)

 話は変わりますが、恋問館はキャッシュレス決済の種類が充実しているんです。クレジットカード以外にも様々な電子マネーが使えるので、普段現金をあまり持ち歩かない私としてはとても便利で嬉しい限りです。白糠町内のあらゆるお店でもっと色々なキャッシュレス決済方法が普及すれば良いですね。    (※愛)

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