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ところで、北海道では、雪がなくなると いきなり、毎週のようにあちこちで何かしらお祭りが開かれます。週末のラジオで、道内のイベント開催をくまなく紹介しているので、間違いありません。
しかし、「道内」 って一言でいっても、札幌までは高速道路で4時間弱かかりますし、他の道南、道北も推して知るべしですから、どこへでも気軽に出かける訳にもいかないのですよ。
よって、白糠町に住みながら、出来るだけ日帰りできる範囲で、近隣の町のイベントに出かけることが多くなります。
今回は、帯広管内 本別町(ほんべつちょう)で、5月12日(日)に開かれた 『つつじ祭り』 に行ってきました。場所は、「義経の里 本別公園」。
本別公園には行ったことがあるのですが、『つつじ祭り』 は、初めてです。
「義経の里…」ということは、鎌倉幕府 初代将軍 源頼朝の異母弟 源義経に縁があるのでしょうか。平泉で亡くなったとされている義経が、実は亡くなっておらず、北海道に渡ったという伝説は、結構あちこちにあるようですが…。
過去の伝説はともあれ、強風で、12℃という涼しさにも関わらず、会場は親子連れや、友人同士のグループで、熱気に溢れていました。
急に暑くなったり、肌寒くなってみたり、このところ気温の変動に悩まされている白糠町。
それでなくても南北に広がる白糠町では、太平洋岸は涼しいのに山に入ると汗ばむほど暑い、という現象が多々あり得ます。
ゴールデンウィークの5月5日(日)も、海辺は13℃でしたが、『白糠の山の恵みの即売会』 会場である中茶路 チーズ工房 『酪恵舎(らっけいしゃ)』 では23℃と、開催史上
最高に暑かったのではないでしょうか。
午前10時から午後13時30分までという短い開催時間にも関わらず、毎年人気を集め、白糠町の美味を求めるお客さんで大賑わいでした。
ラム肉串焼き、ピッツァ、パスタ…もちろんチーズ、お馴染みハイジパン、ガレット…などなど。
たんたかラムネに缶ビール、ワイン…飲み物も豊富です。こどもの日にも関わらず、どちらかと言うと、大人向けのイベントではありますね。友人同士、ご夫婦で、恋人と…皆さん楽しんでいらしたようです。
このところ、いきなりの夏(?)を感じる北海道ではあります。
5月だというのに、全国的に、軒並み日中最高気温が30℃を超えている日本。
5月26日(日)には、北海道オホーツク管内 佐呂間町(さろまちょう)で 『5月の全国の観測史上最高気温』 39.5℃を記録しました。これは、北海道内でいうと、『年間を通じた道内の最高気温』 でもあるそうです。
それにしても、この日の白糠町の最高気温は26℃。お隣の帯広市が38.8℃であったのに比べれば、至って過ごしやすいものです。
とはいえ、白糠町では5月の第2週にやっと桜が開花したばかりだったのに、あっという間に押し寄せる夏に、気持ちがついて行かない日々なのでした。
暑い日があれば、まだまだ 霧が出て ひんやりする日もあり、色々な顔を見せてくれる白糠町に、皆さんも涼みに来てみませんか?
そういえば、帯広が38.8℃を記録した日曜日には、釧路市に続く国道に、帯広ナンバーの乗用車を沢山見たような気がします。涼を求めて東に移動するって、それもアリですよね。
太平洋に面した道の駅 『恋問館(こいといかん)』 でちょっと一息。
海を見ながら、芝生の上でソフトクリーム〜なあんて、お勧めです。ぜひぜひ、暑い日にどうぞ。
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