公園も準備万端
平成31年4月28日
今回ご紹介するのは、春めいてきた北海道 白糠町で採れた、春の山菜 「行者(ぎょうじゃ)にんにく」 です。
北海道では、先住民族のアイヌの人々が食べていた食材であることから 「アイヌネギ」 、もしくはアイヌ語からもじった 「キトビロ」 とも呼ばれ親しまれています。
「行者ニンニク」 は ユリ科ネギ属の植物で、冷涼気候の地域にしか自生できないこともあり、北海道が国内最大の自生地なのだと伺っています。
天然物の 「行者にんにく」 は3月頃から徐々に採取が可能になり、4月〜5月にかけてがピークになりますが、白糠町では4月頃から採れだして、6月いっぱいまで採取ができます。
しかし、天然ものは減少の一途をたどっていて、このため 「行者にんにく」 は、大変貴重な山菜としても知られているんですよ。
最も採取量が多い北海道では、特産物にもなっていて、近頃はスーパーでも売っています。

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