今年もよろしくお願い致します。
いよいよ平成30年のスタートです。
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まず、『生産性向上』 とはどういうことかということが、お話しの大前提ですね。
一般的に生産性とは、生み出された成果・価値と、その成果物を生み出すために投入された資源量の比率のことを言います。
「投入資源からどれだけの価値が生み出されるか」 の効率でもあり、 
  「アウトプット」 ÷ 「インプット」  として表現することができます。
つまり、投入資源(インプット)が少なく、成果物(アウトプット)が多いほど、生産性が高いということになります。

そして、建設業の生産性向上においては、もっぱら、全ての建設生産プロセスでICT (Information and Communication Technology:情報伝達技術) 等を活用する 『i-Construction』 を推進することで、生産性を向上させようとする流れが主流のようです。
それらの中に、これまでにも取り上げてきた IoT (Internet of Things) や CIM (Construction Information Modeling) などが含まれることは間違いありません。
いわゆる記事にあるような、新技術のへの対応が、求められているということでしょう。

ところで、記事にある技術者の教育は、文字通り、技術者個人が行う力量アップのことで、生産性向上に技術者の力量アップは欠かせないものですが、個人の努力をバックアップする、組織としての取り組みがあると、さらに効果が出るのではないかと思う訳です。
ここは一つ、組織と個人の両方で、生産性向上に取り組んでいけるような仕組みをお願いしたいところです。
今回は、北海道建設新聞の1月13日(土)の記事をご紹介しました。

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