全国的に、日中気温が25℃を超える真夏日は当たり前の日本列島。
白糠町も遅ればせながら桜の開花を見ることが出来ました。
風に散る桜の花びらを愛でながら、季節が移っていくことを肌で感じています。
とは言え、白糠町は爽やかな日々。日中最高気温も20℃に届くかどうかの日が続いています。
どうやらこんなに涼しいのは、道内でも釧路・白糠辺りだけのようです。
札幌や帯広は、ややもすると九州より暑い日があったりするようですし…。
この間、なにげに世界地図を眺めていたら、何と北海道ってフランスより南に位置することに気付きました。
北海道でさえ、そうなんですから、内地が暑いのは当たり前かも…って思いました。
白糠町では、今後、土地を無料で提供したり、町営住宅を開放したり、町外からの移住を受け入れる体制づくりに力を入れていくと聞き及びます。
夏でも涼しく、快適に過ごせるばかりか、高速道路の整備により札幌までは約4時間、東京に飛行機で行くにしても自宅から羽田空港まで2時間を切るという、考えてみたら結構素晴らしい立地条件ではないでしょうか。
いいですよ、白糠町。
暑すぎる日々にうんざりしたら、ちょっと白糠町へいらしてみて下さいね。
今回は、SOMPOリスクケアマネジメント株式会社 BCMコンサルティング事業部 主任コンサルタントの槇本純夫様をお招きして
『企業が取り組む大規模災害への備え
〜企業にとってのBCP(事業継続計画)の必要性〜』
と題した安全講話をお願いしました。
弊社も2014年からBCP(事業継続計画)を具体的に作成し、災害・事故等で弊社が被害を受けても、重要業務をなるべく中断させず、たとえ中断しても許容される時間内に復旧できるよう体制を整えてきましたが、常日頃からプロとしてリスクケアに携わってこられた槇本様のお話を伺うにつけ、上には上があることを感じずにはいられません。
BCPの一環として毎年実施している緊急事態訓練において、被災シナリオとして、社員60%が出社不可能であるとか、30%の社員が負傷したなどという設定も必要であるというお話しは、当たり前のようでありながら、訓練としては見落としがちなことであると思います。
「訓練なくしてBCPの充実はない。」という氏のお話しには、説得力があります。
また、BCPを理解するために緊急事態訓練が必要であり、成功体験を積み上げるのが訓練であるというお話しにも納得するところが沢山あります。
訓練を活かすために必要なことは、以下のとおりです。
@ 訓練の目的を認識する。
A 目標を設定して臨む。
B 訓練を記録し評価する。
C BCPを見直す。
D ステップアップする
特に@とAについて、小さくてもいいから達成数値を設けること、徐々に目標レベルを上げることが大切だというお話しでした。
今回の安全講話から得た気づきを、今後のBCPの充実に活かしていきたいと思います。
槇本様、お忙しい中、貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。