前ページ

2.白糠町の食、まだまだ…。

こちらは、『オニグルミシロップ』。
いわゆるメープルシロップはカエデの木から採る、ということは広く知られていますが、これはクルミの木から採るシロップなのです。
生産者の横田さんによると、イタヤカエデ1本から採取するメープルシロップ、約2リットルに対し、オニグルミの木1本から採取できるシロップは約100ミリリットルとのこと。
これを煮詰めて作る訳ですから、出来上がり100ミリリットルのオニグルミシロップを作るためには、何本の木が必要なのでしょう?
しかも、このオニグルミシロップ、1年に2回採取できるらしいのですが、秋のものは苦みが強くて商品化が難しく、春のものしか採用されないそうなんです。
偶然、白糠町の道の駅『恋問館』で入手したのですが、これも最後の1ヶでした。
それこそ、上記のプリンにかけても美味しいし、ヨーグルトやパンケーキにかけても美味しいです。
いっそのこと、このままスプーンで口に運ぶというのが、何とも贅沢でいい感じがしますけど…。
自然の恵みを、皆さんもいかがですか?

3.緊急事態訓練をしました。

北海道は豊富な食材に恵まれ、食べ物が美味しいと、全国的にも評判ですね。スイーツも例外ではなく、ホントに美味しいものが沢山あります。今回ご紹介するのは、『驚きの森プリン』。
白糠町の“まつや”さんで作ったプリンに、白糠町のノースベリーランド(代表 横田宜伯(よこたよしのり)さん)で作ったブルーベリーソースをかけて頂くというプリンです。
容器のビンが変わった形をしてるんだなあ〜と思ったら、何とこの形が一番プリンを美味しくすることの出来る形だったのだとか…。
一番美味しい状態で召し上がって頂くべく試行錯誤し、容器の形にまでこだわって提供されていることにビックリです。
プリンは濃厚で、ブルーベリーソースと相まって、贅沢感満載です。
白糠町の道の駅『恋問館』で入手出来ますが、人気商品なので、並べるとすぐになくなってしまうのだとか…。
とっても美味しいので、皆さんにも是非味わって頂きたい一品です。

白糠名産の柳ダコとつぶ貝を使った海鮮あんかけ丼で、特製塩あんのサッパリ感が特徴ですが、その分タコとつぶ貝から噛めば噛むほど旨みが出て、食べ応えがあると思います。
実際、一度にこんな量のタコを食べる機会は、そんなにないと思います。
タコ好きの祖父は、「また食べに行くべや。」と、満足した様子でした。
このタコの量にして、値段は、なんと千円、というところもお勧めポイントです。
利益が出るのかどうかが、ちょっと心配ですけど…。

毎日内容が変わるという海鮮味噌汁が付いているのもいいですね。
この日の具は、油揚げの包みを破ると、中から猫足昆布(ねこあしこんぶ)が出てくるという貴重なもので、最近昆布にはまっているマイブームにピッタリです。
最近耳にした、ご当地グルメの経済効果として累計食数が多いという「オホーツク北見塩やきそば」や「富良野オムカレー」、「美瑛カレーうどん(つけ麺)」などと同じく、人気が出て、長く愛されるメニューになってくれたら嬉しいですね。

次ページ