すっかり雪景色
平成24年2月29日
2月って寒いですね。道東の白糠町は、それでなくても、過去20年を顧みても、最も寒い冬です。こんなに気温の低い日が続く冬も珍しいと思います。
白糠町は、この数日間に降った雪で、一面真っ白な世界です。
部屋の中からガラス越しに、陽が差している外を見ると、一見ポカポカしているように見えますが、うっかり歩いて外出しようものなら、体温を奪われることこの上ありません。風の強い日などは、涙が出そうになります。どうしようもなく、移動はdoor to door(ドアからドアへ)という風に、車を使用したものにならざるを得ません。結果、運動不足で身体に脂肪が付くことになるのです。しかし考えてみると、寒い地方で生きるには体脂肪はある程度必要な気もします。屋外での作業をする弊社の職員が、多少太り気味でも、それはそれで、現場では頼もしいのです。
もうすぐ春の健康診断の時期です。体格の良い人が多い弊社職員のことを考えるにつけ、体脂肪は多い方が良いのか、少ない方が良いのか、あれこれ考えてしまう今日この頃です。

ともあれ、日が長くなってきたことは確かです。寒さもあとちょっと。春を目指して頑張りましょう。
猫も雪の上を歩くのですよ〜。
1.海に、けあらし。
『けあらし』ってご存知ですか?
海面から立ち上がる水蒸気が、陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧、ってことらしいのですが、こんなに規模の大きいけあらしを見たのは初めてだったので、思わずシャッターを押してしまいました。
白糠町から釧路市に向かう国道38号線、通称“はまなす街道”に沿って広がる大平洋のけあらしです。早朝、と言っても7時過ぎぐらいなんですけど。釧路市の海上から白糠町に向かって、まるで何かを追いかけるように広がっていました。
毎日、通学途中にこのけあらしを見かける学生や通勤途中のサラリーマン達にとっては珍しくもないのか、さして興味もなさそうですが、初めて見る人にとっては、すごい自然の不思議ですよね。
厳冬期の北日本に多く発生するそうですから、まさしく今の北海道にある風景です。
そう言えばオホーツク海には流氷が来たと、数日前のニュースで言っていました。太平洋側の釧路沖に流氷が見られることは滅多にありませんけど、色々な所に色々な冬景色がある北海道を確認した朝でした。
2.アイスキャンドル、綺麗です。

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