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1匹釣れ始めると、どんどん釣れるワカサギ。
小さいけれど、ピチピチすると、「釣った〜」という満足感が得られること間違いありません。
天ぷらにして、塩で頂くと美味しいです。
でも今はもはや3月ですから、くれぐれも氷の状態を確認して下さい。
一人で行動すると、何かあった時、危険ですから、誰かと一緒に行動することをお勧めします。
たぶん、今度の冬の予定にとっておいた方がいいような気がしますけど…。
2.エゾシカ捕獲、成果は?
前回、このコーナーでご紹介した通り、白糠町では増えすぎたエゾシカによる農林業への被害を食い止めようと、自衛隊とハンターが協力して、エゾシカの捕獲に取り組みました。
2月8日(火)から10日(木)の3日間、空から自衛隊のヘリコプターでエゾシカを追い込み、地上のハンターが捕獲するという手順でしたが、結果はエゾシカ28頭の捕獲に留まったようです。
地上で勢子(せこ)と呼ばれる、エゾシカを追い込む人を増やしたところ、効果が上がった、と北海道新聞の記事にあります。
ヘリコプターの効果はあったのでしょうか?
何しろ、道内のエゾシカ生息数は2009年度で推定約64万頭。農林業被害額は51億円。JR北海道との衝突事故は2029件と、年々増加傾向にあるようですから、何らかのエゾシカ対策が必要なのだとは思いますが、野生のエゾシカに干渉しようというところから難しそうですよね。寒くて、冬の間は餌にも苦労すると思うのですが、どうして増える傾向にあるのか、そこから疑問ですし…。
弊社の職員も、現場への通勤途中にエゾシカとはよく出くわすということで、例年2、3件のエゾシカと通勤車の衝突事故が起きています。鹿よけの笛を車に取り付けても、どんなに注意しても避けようのない場合もありますから、皆さんも十分気をつけて下さい。
さて、今後も自衛隊との協力体制が維持できるのかどうか、農林業に従事されている方にとっては心配な状況が続くようです。
3.3月は、建設業年度末労働災害防止強調月間です。
皆さん、ご存知ですか?建設業労働災害防止協会が主唱し、厚生労働省・国土交通省が後援する『建設業年度末
労働災害防止強調月間』が3月1日から3月31日の期間で実施されます。
公共工事の多くが年度末で完工時期を迎えますが、年度末は労働災害が多発する時期でもあるそうです。
作業間の連絡調整の不足、作業指示の不徹底、過重労働等がその原因と考えられます。
私たち建設業従事者には、労働災害防止の重要性についてさらに認識を深め、効果的な安全衛生管理活動を積極
的に推進することが求められています。
リスクアセスメントの確実な実施による、計画的な安全衛生管理の推進が重要です。
建設業労働災害防止協会が挙げている重点事項は以下の通りです。
 

1.経営トップによる年度末安全パトロールの実施。
2.リスクアセスメントの確実な実施
3.労働安全衛生マネジメントシステムの導入、実施
4.三大災害(墜落・転落災害、建設機械・クレーン等災害、倒壊・崩壊災害)防止対策の徹底
5.交通労働災害防止対策の徹底

       運転者に対する交通安全教育、
       最大過積載量の遵守、
       運転者の定期健康診断の実施状況の把握、など。

6.不安全行動による災害防止対策の徹底
       危険予知活動、ヒヤリハット運動、ひと声かけあい運動、グーパー運動、
       指差確認運動等の積極的な実施
       安全帯等保護具使用の徹底 など。

7.安全衛生教育の推進
       足場の組立て等作業主任者等に対する能力向上教育 など。
8.健康管理の徹底
例えば、建設業労働災害防止協会で紹介されている、平成22年に繰り返し発生した墜落災害等の再発防止のポイントの内、つり足場等の組立て・解体作業の注意点は以下の通りです。
他にも、建設機械・クレーン等災害の防止や移動式クレーン・玉掛け作業についての具体的な災害防止ポイントについて、紹介されています。
詳しくは、建設業労働災害防止協会のホームページを参照すると、災害防止対策実施事項について掲載されていますので、是非ご覧下さい。
4.ちょっと気になる新聞記事。

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