春はあけぼの…
しまった。すっかり2月も終わりになってしまいました。2月って短いんでした。
大した降雪もない内に、世間はもはや春って雰囲気です。気温が低い日もありますけど、日差しは春ですよね。
学生さん達も卒業、進学シーズン。やっぱり春です。なんだかふわふわしてしまいます。
それにしてもこの冬は雪がありませんでした。多分、東京より雪が降った回数は少ないはずです。全国的には雪が多くて、被害を被った方も沢山いらしたようですが、白糠町は稀に見る雪のない冬でした。この20年間で言っても最も雪がなかったと思います。大平洋沿いの町の中は、ってことですけど、南北に長い白糠町でも山の方に行けば、それなりに降っていたようですからね。遠目に見える雌阿寒岳や雄阿寒岳の頂きは例年通り真っ白です。
暖かくなると、朝起きるのがつらくなったりしますけど、色々と新生活に臨む皆様、身体のバイオリズムを整えつつ、新年度の準備に努めて下さいませ。
平成23年2月28日
1.ワカサギ釣り、今年も。
暖冬といわれる今年の冬ですが、白糠町郊外にあるパシクル湖では、新年早々からワカサギ釣りを楽しむ皆さんで賑わいました。やっと少し厚くなった氷に、直径20pくらいの穴を開けて、ワカサギが掛かるのを待ちます。テントを張れば風も避けられるし、ゆっくり待つのも楽しみの一つなのでしょう。
そう言えば、ワカサギじゃなくても、道東には釣りファンの方が沢山いらっしゃるようですね。
恋問海岸や、釧路川などでも、冬に釣りをしている方を時々見かけることがあります。
好きな方は一人でも出かけるらしいじゃないですか。
日頃急ぐことばかりを求められてストレスが溜まった心を、大自然の中でゆっくり過ごすことで、癒すということでしょうか?釣れないと、それはそれでストレスが溜まりそうですが…。
大体男性の方が多いように思うのですが、鮭などの大きい魚は、男性向けのような気もしますし、その点ワカサギは女性や子供でも楽しめて、何なら家族全員で楽しめる、うってつけのレジャーですよね。
以前は家族全員で出かけていたスキーも、この頃ではすっかりご無沙汰していますし、冬でも家族で楽しめることがあるのはいいですよね。
スキーと言えば、最近はスノーボードを楽しむ若者が増えて、そちらがメジャーなようですね。それでなくても道東には気軽に出かける近場のスキー場がなくて、スキーからは遠ざかるばかりです。せめて阿寒湖畔スキー場に動く通路みたいな移動手段が完備されていれば、もっと行くんですけどね。初心者用の緩いコースの移動手段があの動くロープにつかまってスキー板で移動するっていうやつだけじゃ、集客は難しいような気もするのですが…。
中国からの観光客も増えているということですから、この際スキー場もリニューアルしてはどうでしょう。
初心者向けのコースを整備して、スキーに、阿寒湖のワカサギ釣りに、中国のお客様を呼び込むって、良い案でしょう?それとも中国からのお客様はすでに減りつつある、とか?
知らぬ間に歳を取って、体力的にも厳しくなりつつある今日この頃、動く通路があったら、スキーにも行ってみようかと、来年以降に期待する私なのでした。

次ページ