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弊社は、現場と社内の更なる労働安全衛生の向上を図るべく、労働安全衛生を管理するシステム構築に努め、その運用、改善を継続して実施していこうとしています。そのために今年の2月4日には、労働安全衛生マネジメントシステムOHSASの認証取得を目指して、キックオフしました。現在、今年11月の認証取得に向けて、全社員一丸となってがんばっているところです。認証取得のためには、しかるべく認証する資格を持った第三者認証機関の審査を受け、確かに弊社が労働安全衛生を管理するマネジメントシステムを構築し、運用し、継続的改善をするに足る企業であるというお墨付きを頂かなければなりません。その手続きについては、色々な段階がありますが、以下の写真は、8月29日(月)に一次審査を受けた時の様子です。
安衛管理者をはじめとし、システム作りに携わった労働安全衛生協議会のメンバーや、建築部、土木部、総務部等が審査を受けました。OHSASの規格要求事項を満たしているか。法令を遵守する手順があるか、又その運用状況、記録の有無等について、様々な質問を受け、それに答えていくという形で、審査が進められました。
結果は、Y区分(軽微な不適合)1件、Z区分(修正を要求する不適合)1件でした。
今後は、この不適合を是正し、次の二次審査を受ける予定です。二次審査では、記録の内容等について、ひとつひとつ踏み込んだ質問が予想されます。
建設業に求められるものは、まず現場の安全施行、さらには構築物の品質だと思います。そして、建設現場で事故が起こり、事故が発生した場合は被害が大きいということは、周知のことだと思われます。弊社は、労働安全衛生マネジメントシステムOHSASの運用と継続的改善を通じて、リスクの低減を図り、より良い労働環境の構築に努めます。
8月29日(月)と言えば、まだ暑い日が続いていました。弊社2階会議室も、じっとしていても汗ばんでくる状況。質問を受けるこちらは、入れ替わり立ち替わりですが、審査される審査員の方々は1日中の仕事で大変だったと思います。
ちなみに
品質マネジメントシステムでも労働安全衛生マネジメントシステムでも、『内部監査』という手法があります。社内において、自分が関与しない部署に対して、お互いに監査し合うというものです。組織が定めたマネジメントシステムが適切に実施されているかどうかを評価し、その結果を経営者に提供することにより、さらにマネジメントシステムを見直していこうという手順です。
そのためには、内部監査員という、監査する技量を備えた人材を育成しなければなりません。
弊社にも、品質マネジメントシステムISO9001:2000の内部監査員、労働安全衛生マネジメントシステムOHSASの内部監査員がいます。9月3日(土)には、年間教育訓練計画に従って、内部監査員に対する教育・訓練が実施されました。教育の効果の確認として、最後には試験も用意されていました。ちなみに弊社には、品質、安全のそれぞれに審査員補の資格を持つ管理者がいますので、結構難しいんですよ。
『カミパラ祭り』今年も楽しかった〜。

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