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今回は、北海道建設新聞から2月12日(金)の記事をご紹介します。
年度末間近、新年度を前に様々な未来に向けた施策が発表されています。
今回は、国土交通省のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進のための施策ですね。
とりあえず、DXについては、2020年(令和2年)9月30日号のこのコーナーにおいても、言葉の意味を取り上げていますので、参照してみて下さいね。
ざっくり言うと、DXとはITを手段として、変革を進めることを指します。

記事にも、様々な変革方針が示されています。
5Gが道東でどの程度可能なのか、という問題はさておいて、現場施工における変革は、今まさに進行中と言っても過言ではないでしょう。
実際、ドローンを使用して位置情報を把握し、進捗度管理をしている現場があるようですよ。ドローンの情報を施工機械にインプットすると、機械が勝手に施工してくれるのだそうです。
いわゆる ICT (Information and Communication Technology) ですね。
その内、測量なんて器械まかせになって、理屈が分からなくても、誰でも出来るようになるのでは…と危惧とも何ともつかぬことを言う人もいます。
人も機械も一長一短で、どちらがいいとは言いかねますが、勉強した人には勉強しただけの知識の蓄積が出来る訳で、その知識の蓄積に基づいた判断が、機械施工の手助けになることは間違いないと思います。
そして、新型コロナウイルス感染拡大が、DXの進行に拍車を掛けていることも、間違いないのではないでしょうか。いずれにしろ変革は進みます。
この際、変革を見届けたいとも考えている今日この頃です。
さらに社内では、1階、2階の入口に手指用の消毒薬を用意、受付カウンターにはアクリル板を設置し、飛沫、接触による新型コロナウイルス感染予防に努めています。
ドアの取っ手や、階段の手摺り等も、人が接触する箇所は、こまめに清掃、消毒を心がけています。
職員同士も、2m以上離れていない場合は、常にマスクを着用、もはや常識のようになってしまいましたね。
弊社にはBCP(事業継続計画) なるものがありますが、この内容も新型コロナウイルス感染の状況に鑑みて、ついこの間改訂したところです。
感染状況により、対応を4段階に分けて、対策しています。
濃厚接触者、感染者が発生した場合は、基本的に保健所の指示に従うことになると思われますが、具体的な指示がない場合の消毒の方法などについても、追記してあります。
まずは、感染者を出さないことが重要ですから、予防には充分に手を尽くしたいですね。
そして、まさかの場合にも備えておくと、心強いです。
私たちへのワクチン接種がいつになるか、今のところ不明ですから、みんなで防衛して、日々を元気に過ごしたいですね。           (※百)

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