朝夕、冷え込んできましたね。
令和2年10月29日
秋、色付いてます。
何をもって生産性が向上したと言うのか、それが問題です。
一般的には、労働・設備・原材料などの投入量に対し、どれだけの成果が出せたのかという指標のことを生産性と呼ぶらしいです。
いわゆる、企業の財務諸表の数値から、以下のそれぞれの値をひろって計算されます。

生産性 = (営業利益+人件費+減価償却費+動産・不動産賃借料+租税公課) / 雇用保険被保険者数

厚生労働省などに助成金を申請する時などは、この数値が前年度から何%増加したかを見て、生産性がどのくらい向上しているかの指標とするようですね。
しかし、これはあくまでも企業としての生産性であって、工事一つ一つの生産性ではない訳で、では、工事の場合は何をもって生産性向上の効果を判断するのか、少なくとも利益ではないのでしょうね。

恐らくこの場合は、工事施工段階における、下請企業選定や資材搬入などの手順の効率化、施工方法の工夫、書類作成の効率化などが、生産性向上に結びついているかどうかを評価するのだと思われます。
12月から発注される全ての工事について試行する、と記事にありますから、すぐにでも我が身に関係してくる案件です。
幸い、弊社には 「施工体制(反省)会議」 というシステムがありますので、色々な部の色々な人から知恵を出し合って考えることが出来るのではないかと思います。
普段から、現場代理人の苦労は大変なものと推察していますが、変化に対応していくことも必要ですね。
でも考えようによっては、効率化して生産性が向上するようになるのだったら、それは楽になって儲かるってことですよね。今より大変になるシステムは変ですし、良くなる方向に進むのなら、それがいいと思います。
まずは、「チャレンジ」 って銘打ってますし、やってみるってことでしょう。
このコロナ禍にあっても、仕事があるってことは嬉しいです。頑張りましょう。

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