これまで、建設中の 『庶路学園・こども園』 については折に触れて、進捗状況をご紹介してきたところですが、いよいよ4月に迫った開校目前、3月11日(日)に、見学会が開かれましたのでご紹介しましょう。

平成30年2月末に竣工したばかりの、『庶路学園・こども園』 。
白糠町教育委員会の協力のもと開かれた見学会には、約380名の方が参加されました。
学区である庶路、西庶路の町民の皆さんが対象となった見学会と伺っていますが、これほど多くの方が参加されるとは、この学園にどれだけ関心が寄せられているかが、うかがえます。

ご存じのとおり、庶路学園の校舎は地域の防災拠点にもなっていますので、まず見学日当日、私も校舎まで徒歩で行ってみました。
緩やかな坂道がずっと続き、ちょっと息切れしそうでしたが、二宮尊徳像が建っている場所まで来ると、街から海まで見渡せるんです。
これくらい高台にあるならば、もし津波が来ても、充分避難場所としての役割を果たせるのではないかと思います。

さて、庶路学園の中に入ると、広々とした多目的スペースなど、多くの設備にビックリです。
廊下ははもちろん、殆どが木造で、明るく温かい感じでした。
大きな特徴は、各学年の教室にドアがないということですが、3階の8学年と9学年の教室にはドアがあるようです。
お気づきでしょうが、一貫校なので、1学年から9学年との呼び名になっているのです。

1階から3階に登るにつれて、学年が上がっていくという造りになっており、2階にある職員室も硝子張りで、中の様子が見えるんです。
何事もオープンな造りなのですね。
3階の音楽室も立派で、ミニコンサートができそうですし、体育館も武道場も広くて綺麗でした。

1階にある こども園の方は未満児(ゼロ歳)から入園できるらしく、伺った話では白糠町本町からも申し込みが殺到し、すぐ定員に達したそうです。

動物の表札で各学年が表示されているのは、こども園ならではですし、ミニステージも用意されていて、お遊戯会が楽しみですね。
小さい子供用のトイレなんて、なんとも可愛らしくて、子供たちが来てくれるのを、今か今かと待っているようです。

総じて、学園の中は明るく開放的という印象でした。
これから子供達が素晴らしい環境で、のびのびと学んでいくと思うと、とっても楽しみになった見学会でした。(※恵)

そろそろ春かなあ…?

今回は、3月22日(木)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
現在、建設業は、時間外労働の罰則付き上限規制の適用から外れていますが、5年の猶予期間を経て、今後は建設業にも、この上限規制が適用される見込みと言われています。
人材不足が叫ばれている中、建設業に就業する若者を増やすためにも、長時間労働の是正は急務ですね。
併せて、建設業の魅力をどこに見いだすか、ということも重要だと思います。
給料だったり、やりがいだったり、世間的な価値だったり…。
将来に向けての展望を示すことが出来るといいですよね。

記事にある 『プログラム抜粋』 からは、これからの建設業の未来が少しだけ見えるような気がします。
どこへ向けて頑張ればいいのか、会社的にも、個人的にも、見逃さないようにしていきたいものですね。

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