前ページ

3.ちょっと気になる新聞記事。

さて、春は間近といいながら、まだまだ寒い日が続きます。そういうときに流行るのがインフルエンザ。
白糠町の小学校でもインフルエンザで学級閉鎖があったと聞きます。
正しい知識が、正しい対処につながります。
今回はインフルエンザのお話しです。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こるウイルス性呼吸器感染症。
ヒトの鼻咽頭で増殖したウイルスが、飛沫感染でほかのヒトの鼻咽頭の細胞に感染して発症するようです。
A・B・C型のインフルエンザウイルスがありますが いずれの型のインフルエンザも、1〜3日の潜伏期をへて、悪寒を伴う高熱、全身倦怠感へと進みます。
急激に発症するのが特徴です。
鼻汁、咳、咽頭痛などの呼吸器症状や、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛、関節痛も現れます。

もしも、インフルエンザにかかったら、次の5つの対策が重要です。
1.かかりつけ医師の指示に従った治療を受ける。
2.安静にして休養をとる。特に十分な睡眠が重要。
3.水分を十分にとる。お茶やスープ等も可。
4.咳やくしゃみによって、周囲に二次感染させない
  ために不織布製マスクを着用する。
5.人混みや繁華街への外出を控える。
  職場や学校に無理して行かない。

インフルエンザにかからないようにワクチンを接種し、手洗い、うがい、マスクを着用する予防が一番ですが、もしインフルエンザになってしまっても、『抗インフルエンザウイルス薬』 など有効な手立てはありますから、やっぱり日頃から かかりつけのお医者様と仲良くしておくことが大切ですね。
抗インフルエンザウイルス薬を発症後すぐに服用開始すると、服用していない場合と比べて発熱期間が1〜2日短縮され、ウイルスの排泄量も減少し、症状が徐々に改善されるといいます。
この場合、熱が下がったあとも、お薬はきちんと使い切り、最低2日間は自宅で療養することをお勧めします。
インフルエンザ対策については、厚生労働省のホームページにも詳細が掲載されていますので、参照してみて下さいね。
少しずつ暖かくなるこの時期、気温もコロコロ変わります。体調には充分配慮して、元気に毎日を過ごしましょう!

次ページ