11月29日(火、)釧路生涯学習センターで開催された 『道東自動車道シンポジウムin釧路』 に参加してきました。
『地域計画と高速交通の役割』 について、コーディネーターの北見工業大学教授 橋 清 氏の基調講演を伺うとともに、『現在の状況と高速交通が成す利便性』 について4名のパネリストによるパネルディスカッションを拝聴しました。

 近年では気象の変化が著しく、今年の8月に3つの台風が上陸したことは記憶に新しいところです。
この台風がもたらした被害は甚大なものでしたが、さらに、今後30年間に震度6以上の地震が起こる可能性も高いと伺いました。
このような北海道が抱える災害のリスクに備えて、いざという時の逃げ道を確保することが必要であるということには、誰しも異論のないところだと思います。非常時はもちろんのこと、通常時においても積極的に利用し、地域を牽引する拠点間の信頼性を強化することがイノベーションを促すために大切なことであると強調されていました。

 また、北海道は旅行に行きたい都道府県上位に常に入っていますが、実際は交通に不便があり敬遠される都道府県でもあるようです。
目的地までの移動距離が長く時間がかかる為、行動範囲が限られてしまいます。その上、疲労感や眠気により事故の確率も高くなるといいます。
こうした、滞在時間や移動時間の制限をなくすことが、事故の減少に繋がり、行動の選択肢を増やすことになるのですね。
選択肢が増えるということは、
→お店なども競争するようになって
→ポテンシャルが上がり、
→地域活性化にも繋がる という流れになる訳です。

つまり、市町村が連携し、道路計画と一緒に地域計画も進めていくことが重要なのだそうです。

 今回、基調講演やパネリストの体験談を伺い、高速道路の必要性について実感することしきりでした。
こういったシンポジウムにたくさんの方が参加することで実現に近づくそうです。人と地域が豊かになる町づくりのためにも、一人でも多くの方に関心を持っていただければいいなと思います。

庶路小中学校は高台にあるため、国道38号線から見ることも出来ますし、何なら町内のあらゆる方向から見ることが出来ますので、地域の皆さまからも好評です。
「夜に車で走ってても寂しくないよ。」 とか、「とっても綺麗で、いいよ。」 などとご感想を頂いています。

私の住んでいる所からは、真っ正面に見えるので、仕事から帰って、このイルミネーションを見ると、ちょっと嬉しい感じがします。
このイルミネーションは、2月いっぱいまで飾る予定です。

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