秋から冬へ…

今回は、北海道建設新聞の10月22日(土)の記事をご紹介します。
最近テレビを見ていても、ドローンを駆使した映像が数多く使用されていると感じます。ドラマのシーンでも、ドキュメンタリーのシーンでも、旅番組でも…。
今までなかった上空からの映像は、全体像をつかみやすいし、とても画期的だと思うのです。
便利で効果的だと分かれば、これが様々な場面で活用されることは必至です。
とりわけ、建設業界で活用されることは、想像に難くありません。
これまで、山を切り開いて新しく道路を作るという時、現場代理人って、どれだけ想像力が必要なんだろう…って思ってきました。
道路をイメージして、山を切り開くって、相当難しい気がするんです。
でも最近は、上空からのドローン映像や写真に、パソコンで線を引いたり色を付けたりして、素人にも分かりやすく解説してくれるので、これは素晴らしいですよね。

つい先日、テレビで放送していたのは、人間の身体を3Dスキャンして、さらに眼鏡をかけると、自分が3D映像の人体の中に居るように、視覚的に感じることができるというものでした。
きっと建設の現場も、その内には上空からの映像だけでなく、それを立体的に視覚化してくれるんじゃないでしょうか。
この山をこう切って、道路がこんな感じに出来る…なあんて、立体的に把握できたら すごいですね。

医療の世界にも、機械を専門的に扱う技術職があるように、建設の世界にも測量を特化している会社がありますね。
技術は日々進歩するということで、私たちは、技術的にも経済的にも、今後の展開に期待しつつ、見守りたいと思います。

平成28年10月29日

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