今回は、2月24日(水)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
現場の生産性向上を目指して、情報化施工を推進していく方針がうたわれています。
「2016年度から5カ年で技能労働者1人当たりの生産性を5割向上させる」と、記事にあります。
生産性を向上させるには二通りの道がありますよね。
一人一人の生産性を向上させる方法と、沢山の人を投入して現場の生産性を向上させる方法です。
くしくも2015年10月1日現在の国勢調査結果が発表されていますが、道内の総人口は538万3579人。
前回、5年前の調査と比較すると12万2840人減少しており、これは北見市の人口とほぼ同数。深刻な人口減少状態にあります。
建設業界の人口も増加する見込みが立たないとなれば、個人の生産性の向上に力を入れる、という方向に進まざるを得ないのでしょう。
今ひとつ、この記事からは i-Construction の具体性が見えてこないので何とも言えませんが、情報化施工に取り組んだ場合、職員の業務が今後どのように変化していくのかを、もう少し知りたいところですね。
業務手順、就業時間、個人のスキル、、成果品の品質、安全衛生などに及ぼす影響について、特に…。
他人事ではなく、自分たちで実践することになると思われますので、今後の変化を見守りたいと思います。