長い影が雪の上に延びる。静かな公園の、ある日の午後です。
北国暮らしが長くなると、好きな雪景色のストックも増えていく訳ですが、静かでシンとしているところが共通した特徴ですし、好きなところでもあります。
いつも、なにげに通り過ぎる場所が、季節によって色々な表情を見せてくれる、白糠町は四季がはっきりしていて、飽きません。忙しさに追われて、見逃しがちですが、季節ごとの隠された絶景が、まだまだあるのです。タイミング良く写真に収めることが出来ればラッキー、写真が無理なら、心の中に収めておきます。

さて、冬至も過ぎて、一日一日、日が長くなるとは言え、まだまだこれからが冬本番。
年末年始休暇も慌ただしく過ごしそうで、なかなか落ち着きませんが、少しはゆっくりできるかなあ〜と期待しています。
寒さもひとしおですが、風邪などひかぬよう、皆様も元気にお過ごし下さい。

北海道横断自動車道、いわゆる道東道の白糠インターチェンジ(IC)が開通したのが、今年の3月29日(日)。
まだ1年も経っていないのですが、既に何年も前のような気がする今日この頃。

さらに今回、道東道の白糠IC〜阿寒ICと、これにつながる釧路外環状道路の釧路西IC〜釧路東ICの開通日が、釧路開発建設部より発表されました。

平成28年3月12日(土)、開通、通行無料です!

これにより、札幌市〜釧路市間は、さらに近くなる訳ですね。
この時間短縮により、これまで函館港から出荷するべく運搬していた、道東産の生鮮さんま輸送において、苫小牧港の利用が可能になり、結果、関西向けの輸送日数が1日短縮できるそうです。
道路の拡充が、道東地方の産業活動の可能性を広げることになります。

他にも、今回ご紹介する北海道建設新聞12月3日(木)の記事にもあるように、観光面でも大きな期待が寄せられています。

道東の経済発展は素晴らしいことですが、一方、白糠町を考えると、道東道の単なる通過点に留まらず、白糠町に人と物を呼び込む方法を模索する必要があるように感じます。
「あれがほしいから、白糠町に寄っていこう。」
「あそこに行きたいから、白糠町に寄っていこう。」
という魅力が必要ですね。
きっと今、既にあると思うんです。ただ外に向かって情報を発信しないと分かってもらえないことってありますから、そこをどうするかですね。
白糠町民としては、札幌も釧路も近くなって、便利で嬉しいですし、緊急事態への対策の幅も広くなるでしょうし、ますます釧路市のベッドタウンとしての位置付けがしやすいような気がします。
「白糠町に住もうよ!」って勧める要素が増えるってことですよね。悪くないです。
兎にも角にも、白糠町の人口が増えないことには、色々な事業拡充の見通しも立て難い訳ですから、これを機に白糠町に住む人が増えることを期待しましょう。

冬の午後…

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