このまま、春かも?

平成27年2月26日

他にも、S字コースを標準時間内に1往復走行する(前進と後退)という操縦性を見る項目や、車庫入れなど、全部で5項目を審査し、点数を付けたようです。
8名のオペレーターさんに、ほとんど差を見いだすことが難しいらしく、順位が発表されるまでちょっと時間がかかってしまうほどでした。
結果、優勝はヤマシタ工業鰍フオペレーターさんでした。おめでとうございます。
ヤマシタ工業鰍ウんは、昨年に引き続き2冠を果たしたことになります。
参加したオペレーターさんは、昨年とは違う方ですから、会社としての技術の高さが伺われます。チームメートの皆さんも嬉しそうでしたね。

今回、弊社からの参加者は、残念ながら入賞は逃したものの、貴重な経験をさせて頂いたのではないかと思っています。
他社の除雪体制や技術を垣間見る機会を得て、奮起するところもあったのではないでしょうか。
来年以降もこの競技が続くのならば、「今度こそ!」と皆さん思っていることでしょう。
差を見いだすことが難しいがゆえに、開催する側のご苦労もあることとは思いますが、節目節目に何かしらの楽しみや変化を見つけながら仕事を続けることも必要だと感じます。また、一住民の立場からは、いつも除雪の第一線で活躍する皆さんの技術を見ることもそうそうありませんので、この機会に建設業の一端を垣間見ることができるのは貴重だと思います。
これからも、その腕を振るって、除雪よろしくお願いしたいと思います。頼りにしてます。
ちなみに、除雪車の展示コーナーも設けられていて、子供達が乗り心地を体験できるようになっていました。楽しそうに乗っている子供達に、建設業が社会に貢献できる仕事であることを、少しでも分かってもらえるといいのですが…。。

今年の2月は、変化に富んでいました。その季節の移ろいようといったら、びっくりするくらいです。
冬まっただ中の吹雪に始まり、すわ春か、というくらいの雪も溶けそうな3月間近。
よもや、このまま春になったりなんかして…。
東京では、日中気温が19℃まで上がっているそうですね。白糠町でも、日中最高気温はプラスの日が続いています。暖かい…というわけで、道路はビチョビチョです。除雪されて山になっている雪が溶けているのです。排水口が雪でふさがっているので、行き場のない水が溜まっている状態です。
必然、この時期の車は悲惨です。水たまりの水や、道路に流れ出した水の中を走ることになります。どの車も、跳ねた水で汚れてしまうこと必至です。
最近、内地から訪ねてくれた友人がレンタカーを利用したそうですが、「車って、こんなに汚れるんだ〜」って、驚いていました。「車、いつ洗うの?」って聞かれて困りました。
そういえば、この時期東京に行くと、都会の車の綺麗なことに驚きますけど、それって雪国の人の反応なのでしょうね。
洗っても洗っても、汚れることは分かっているのですが、洗わずにはいられないタイミングで洗車する、としか言いようがありません。
雪解けのもやもやした天気は、5月の連休あたりまで続くのが道東の特徴ですが、太陽光発電の効率から考えても、一日でも多くの晴天の日を望んでいる今日この頃です。
季節の変わり目、体調を崩さないように、年度末に向けてお仕事、励みましょう!

1.釧根除雪車チャンピオンシップ!

かっこいい〜。今風に言うと「カッケー」。
これはいわゆる除雪ドーザーですね。
降雪時に国道等で見かける、大きな除雪車ではありませんが、マルチブレードを動かして、細かい作業が得意な優れものです。
2月7日(土)に、釧路市で開かれた『第2回釧根除雪車チャンピオンシップ』で使用されていました。常日頃は、大型の除雪車に乗って作業しているオペレーターの皆さんですが、この日は、この除雪ドーザーを操作して、除雪の腕前を競おうってことですね。
昨年に引き続き、今年は『くしろ冬まつり』の協賛行事として、釧路市観光国際交流センターに隣接する釧路港旅客耐震岸壁にて開かれました。

当日は晴天にも恵まれ、駆けつけた応援の皆さんの熱い視線の中、8名のオペレーターさんが、次々と技を披露して下さいました。
競技は5項目を、それぞれ20点ずつ、総合100点満点として採点されます。
弊社からも、1名が参加しましたので、応援にも力が入ります。

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