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今回は、4月5日(土)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
皆さんご存知の通り、4月からガソリンの値段が下がりました。1リットル当たり軒並み120円代ですね。150円代の頃と比べると格段の差です。一般消費者としてみれば、これは喜ばしいことですが、建設業者としてみると、なかなか複雑です。と言うのも、ガソリン代金に含まれていたガソリン税により、道路工事が賄われていたからです。よく、道路工事の看板に『この工事はガソリン税によって賄われています』という文字が書かれていたことをご存知ですか?今は、正に道路工事の予算が確保出来なくなったという状況です。全国的にあちこちで、道路工事の入札が中止になったというニュースを見かけます。北海道も然りです。道路は要らないからガソリンが安い方がいいのでしょうか。でもそのガソリンを使って走る道路がガタガタになった時は、どうするのでしょうか。
白糠町から釧路市に行くには、国道38号線しかなくていいのでしょうか。今でも、国道に隣接する建物が火事になった時には、通行止めになりますし、1台でも事故を起こせば、通行止めになりますし、そういう時はとっても困るんですけど…。建設中の道路だって、予算がないからここまで…なんて途中で止めてどうするんでしょう。

建設業界の厳しい状況はまだまだ続きそうですね。
弊社もなんとか地元の建設業者として頑張っていきたいと考えています。
職員みんなで智恵を出し合って、未来を切り開いていきたいです。