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4.体調はいかがですか?
寒さが増す季節の冬場には、感染性胃腸炎やインフルエンザにかかりやすくなりますね。

感染性胃腸炎はノロウィルス、サルモネラ菌などが原因で起きます。感染された食品や嘔吐物などから感染するほか、家庭など人が接触する機会が多い場所で感染する場合もあります。通常は1〜2日で回復し後遺症はありませんが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者は重症になることもあるといいます。
予防策として「食事前、トイレ後に手洗いやうがいをしっかり行う」、「食品は最低1分間(85度)加熱する」ことなどが有効だそうです。
また、汚染された二枚貝を生や、よく加熱せずに食べたりせずに、きちんと加熱することも大切です。
調理器具などは熱湯や漂白剤で消毒し、予防しましょう。

インフルエンザは、6年ぶりに「Aソ連型」の流行の兆しがあるようですよ。
白糠町でも、何人かの方がAソ連型のインフルエンザにかかっているようです。
ワクチン接種や、うがい・手洗いなどをして予防を心掛けるといいですね。
手洗いは接触による感染を、うがいはのどの乾燥を防ぎます。

うがいのタイミングですが、
○帰宅時
○人混みから出た後
○のどが乾燥したとき、調子が悪いとき
○空気が乾燥しているとき
○静養している方の居室に入るとき
○口腔内の菌数が1日のうち一番多くなる、朝起きたとき    など

健康管理に気を付け、ちょっとした休憩やトイレに行ったときなど、ついでにうがいを、という感じで、毎日数回のうがいを習慣にすることが大切で、効果的だと思われます。
日常生活ではまず、体調を整えて抵抗力をつけ、ウィルスに接触しないことが大切です。
また、インフルエンザウィルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウィルスが長時間空気中を漂うことになります。加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。
年末に向け、何かと忙しいと思いますが、まずは疲れていると感じたときは早寝を心掛け、体力をつけ、抵抗力を高め、病原体であるウィルスを寄せ付けないようにしましょう。
5.12月です。
夢を誘うかの如く、クリスマスツリーがピカピカと点滅しています。
残すところわずかで、1年があっという間に過ぎようとしております。
世相を象徴する今年の漢字『偽』が発表され、清水寺奥の院、森清範貫主さんが和紙に揮毫されていました。
食品業界や政界、スポーツ界、年金等々、次々と色々な分野での偽装が発覚したこの一年でしたね。
テレビ、新聞などで「申し訳ありません」と重役の方々が頭を下げておられますが、謝れば済むような問題ではないのでは…と思わずにはいられません。
「こういう漢字が選ばれるのは日本人として恥ずかしい。自分の心を律してほしい。」と貫主さんがおっしゃっていました。
何を信じたら良いのでしょうね。
新しい年は、健やかな日本に生まれ変われますように。
みんなが毎日楽しそうに笑顔で過ごせる一年であってほしいと願います。
6.ちょっと気になる新聞記事。
今月は、11月22日(木)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
最近は入札に参加するまでにも、工事ごとに入札資格審査を経て資格を取得するというように、札を入れる側としては険しい道がいくつもある訳ですが、その結果、入札した金額があまりにも低い、要するに低入札などが発生した場合のペナルティが大きいということもありますし、色々兼ね合いが難しいですね。
落札する条件って、本当は価格だけではないと思うのですが、どうなんでしょう?安全や品質も大切ですよね。それを確保するための施工体制確認型なのでしょうね。でも、施工する前、さらには受注する前に確認する施工体制って、一体どこまでの確認なのでしょう。

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