遅ればせながら、夏ですね。
今回は、7月21日(火)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
建設業を営み、元請けとして官公庁発注の公共工事を受注する限り、避けては通れない 『経営事項審査(経審)』 。
これまでにも再三ご紹介してきた通り、建設業者は厳しい審査を受けて、評価を頂いた後に、入札に及ぶという手順を踏んでいます。
そして、どの入札にも参加できる訳ではなく、評価に見合ったランクの入札に参加することが出来るのです。
経審の評価項目は、完成工事高や利益額、経営状況、技術力、社会性と多岐にわたります。
基本的に、経審は毎年受けるものですので、その年度の完成工事高や利益額等に左右され、毎年変化します。
一年一年、努力して工事を受注し、利益を出していくことが求められます。
勿論、完成工事高や利益額ばかりでなく、技術力を保つためには、技術者の育成も欠かせません。
主たる資格として、土木工事なら1級・2級土木施工管理技士、建築工事なら1級・2級建築施工管理技士などを取得していく必要があります。

これまで、経審において、
1級資格取得者+監理技術者証保有者には5点、
    (さらに監理技術者講習受講者にはプラス1点)
2級資格取得者には3点
が付きました。

記事によると、今回の改正により
◎既に主任技術者の資格を持ち (2級資格取得者)
◎1級第1次検定 (学科試験)に合格
した者を1級技士補として、4点与える
ということでしょう。

勿論、第1次検定 (学科試験) 、第2次検定 (実地試験) に合格すれば1級資格が取得できるのですが、その1級と2級の狭間にある者にも点数を与えるということですね。

さらに北海道建設新聞の7月17日(金)の記事(↓)には、この1級技士補を 「監理技術者補佐」 とすることで、監理技術者が、監理技術者補佐を専任させた2つの現場を兼務できることにするとあります。
これには、他にも色々と条件が付きそうでもありますが、これまで1つの現場に専任してきた監理技術者が、2つの現場を兼務できるようになるとは、画期的です。
ただ、1級技士補の立場は永遠には続きません。一瞬のものだと思います。ですので、この制度をどのくらい活用できるのかが、ちょっと疑問ではあります。

いずれにしても、経審の点数に影響を及ぼす改正です。
「若年技術者の育成及び確保の状況」 という評価項目で、35歳未満の技術者数や、35歳未満の新規技術者数にも点数が与えられるということもあります。
企業は、今後、益々資格取得に力を入れる必要がありそうですね。
週間天気予報の画面に、曇りマークばかりが並ぶ、はっきりしない天気続きの道東です。
関東でも、お天気になったのは、7月のうち 1日のみだとか…。九州、熊本県では大雨による球磨川の氾濫のため、床上浸水を被った方も多数いらっしゃると伺っています。
新型コロナウイルス感染が終息しない内の自然災害に、心が折れそうになっておられるのではないかと心配です。
一昔前にも洪水などが全くなかった訳ではないと思いますが、その規模が大きくなっているような気がしますね。
温暖化などの環境問題のみならず、堤防や橋や道路の老朽化も影響しているのではないかと、少し危惧しています。
『災害の折には、各地で作られているハザードマップを参考に、危険箇所を避けて避難しましょう。』 というフレーズはよく耳にしますが、あらかじめ危険な箇所が分かっているのならば、災害になる前に、何らかの手段を講じることも可能なのでは? と思うのは私だけでしょうか。
被災された皆さんに、心からのお見舞いを申し上げるとともに、今後の対策に期待しています。
そう言えば、白糠町本町では、海に近い小学校の校舎を、山寄りの中学校校舎に合併するべく、中学校を改築する計画があるのだとか…。小学校校舎は、海に近いばかりでなく、海抜も低い上に、近くを流れる茶路川が氾濫した折には、校庭近くで堤防が決壊することも予想されています。
内陸にある中学校校舎に移転すれば、津波や洪水に対する心配が軽減されますね。
ここ数年の内に実現するのではないかと、期待しているところです。
色々、不安材料を数え上げると切りがありませんが、今月も 何とか元気にお仕事に励みましょう!
前回、5月に発券された 『元気!しらぬか応援券』 については、5月号のこのコーナーにてご紹介しましたね。
3千円の飲食店専用の券と、2千円の買い物できる券を、私も見事に使い切りました。
私の周りでも好評で、これを機に、利用したことのない商店にも足を運んだりしたという話を聞いています。
皆さんの期待に応えての、今回の応援券第2弾発券。
嬉しいですね。
内容は、前回と同じ、1枚500円の券で、1人につき、飲食店専用の券が3千円、全ての加盟店で利用できる券が2千円、届きました。
今回は利用できる期間が8月1日から12月31日までと長くなっているところも有り難いです。
一気に飲食店などに出かけると3密になりがちですから、気長に利用することにします。
たまに白糠町の飲食店を利用することがありますが、ちゃんと新型コロナウイルスの感染予防対策をして下さっていますね。入店する際に手の消毒をしたり、ソーシャルディスタンスのために座席を減らしたり、美容院は予約制ですし、使い捨てのマスクを用意して下さっていましたよ。
コロナ禍が終息するまで、何とか対策して、経営を維持して下さいますように、私たちも応援しています。 (※百)
現在では、新型コロナウイルスの感染予防も徹底されていて、お店の中には1組ずつ入ることができ、アルコール消毒やマスクの着用が義務づけられています。
私が訪れた時は、たくさんのお客さんで賑わっていましたが、中にはマスクをしておらず、お店に入れない方が何人かいらっしゃったので、必ずマスクを着用して行くようにしてください。
まだ肌寒い日がありますが、白糠町もソフトクリームが美味しい季節になってきたので、食べたことが無い方はぜひ食べてみてください。(*^_^*)
                      (※愛) 
先月の恋問館のソフトクリームに引き続き今回もソフトクリームのご紹介をします。
今回、私が食べたのは、白糠酪惠舎(らっけいしゃ) の 『山の恵みソフト』 です。
ホエイを使用したソフトクリームで、くどさが無くすっきりとした味わいなのでいくらでも食べられます。
この他にも、リコッタサラータというリコッタチーズの塩漬けをトッピングしたチーズソフトなど、全部で3種類のソフトクリームがあります。
もちろんソフトクリームだけでなく、様々な種類のチーズが販売されており、それぞれのチーズの違いや食べ方をスタッフの方がわかりやすく丁寧に説明してくださるので、自分好みのチーズを購入できますし、お土産にもオススメです。
そう言えば、食べ物で涼を取るっていう方法もありますよね。
この間、スイカを丸ごと1個頂くことがありまして、早速食べてみることに…。エイヤッと、真っ二つに切ったところが以下の写真です。何だか、誰かが描いたような不思議な模様が出てきて、ビックリです。
そして、ビックリはしましたが、スイカは美味しく頂きました。暑っつい夏にスイカにかぶりつく、という感じとはほど遠いかもしれませんが、ちょっとずつ、つまみ食いする度に、「夏」 っていう感じがします…。
マスクは飛沫の拡散予防に有効ですので、基本的には着用することが必要ですが、高温・多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなりますので、屋外で人と少なくとも2m以上の距離が確保できる場合には、マスクを外すこともアリです。水分補給も重要ですので、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう。
白糠町では今のところ、日中気温が20℃付近で、暑くはないのですが、それだからこそ、ちょっとの気温上昇で暑さを感じ、さらに暑さに慣れていないので、暑さのやり過ごし方が分からない、という状態になりやすいような気がします。
もしも暑くなった場合には、思い切って涼しい服装にするとか、激しい動きをしないようにするとか、風通しの良い場所に移動する、などの対策をとりましょう。
毎日の体調チェックも大切です。発熱に早く気づくように、日頃から自分の体温などにも注意を払いましょう。
くれぐれも、白糠町が涼しいからといって、油断は禁物です。
熱中症にご注意下さい。
7月も終わり8月になろうとしていますが、白糠町の毎日の最高気温は20℃あたりをウロウロ。
夏らしい暑い日を迎えぬまま、秋になるのではないかと思う今日この頃です。
それでも、動くとじんわりと汗が出るので、何となく夏なんだなぁ~と感じます。
特に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためマスク着用で掃除など始めると、汗が噴き出て大変です。マスクが濡れてしまって、かえって不衛生です。
いくら暑くないからとは言え、これからの季節、熱中症も心配ですよね。
そこで、これから暑い日が来る事を想定して、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながらの、熱中症予防行動のポイントを調べてみたところ、 環境省と厚生労働省で作成してある資料を発見しました。ポスターがありましたので、参考にしてみて下さい。      (※恵)
3密 (密集、密閉、密接)を防ぐため、 向かい合う机には、ビニールでパーティションを設けています。体温計で体温もチェック、手洗い、消毒を行い、マスクを着用、必要な場合にはフェイスシールドも用意しています。
釧路管内でも、5月以降、7月16日(木)に1名、7月23日(木)に1名の新型コロナウイルス感染が報告されています。全国的には増加傾向にあるとも言える状況です。この後も油断せずに感染防止に努めることが必要ですね。     (※百)
ちなみに、現場事務所内でも新型コロナウイルス感染対策をしています。
さて、もう一つの現場は、釧路桂恋2急傾斜地崩壊防止工事外です。
文字通り、住宅の背後に切り立つ急傾斜地の崩壊防止工事です。急傾斜地を背後にして建つ住宅にとっては、崖崩れが最も恐れる災害でしょう。大雨に見舞われることが増えた日本です。崖や山が崩れる災害も増えているように思われます。山の上に住むにしろ、下に住むにしろ、崩壊防止工事が心待ちにされていることは間違いないのではないでしょうか。
とは言え、工事は困難を極めます。杭を打つにしても、斜面での作業となれば、杭打機のための特殊な足場が必要になります。作業員のための足場や、フルハーネス型安全帯の着用なども含めて、安全対策が重要です。
パトロール当日は、足場や階段の安全性が確保されているかどうかチェックさせて頂きました。
冬まで続く現場です。何とか、雪が降る前に完成させたいものですね。この後も、安全と健康に留意して工事を進めて下さるようにお願いします。
まず、一般国道274号白糠町左股覆道補修外一連工事の現場です。
白糠町の左股とは言え、国道ですので、管轄は国土交通省(釧路開発建設部)になります。
「覆道 (ふくどう)」 と言えば、普通 トンネルと思いがちですが、これは山肌を走る道路の上に設けた防護用の建造物で、トンネルに類似したものと言えます。
雪崩、落石、土砂崩れなどから道路を守るために作られたものですね。
1980年台に作られたものですから、約40年近く経過していると思われます。
本別町、浦幌町、白糠町をつなぐ北海道横断自動車道が開通したとは言え、通行止めになった時には、この一般道が必要になりますし、あらゆる緊急事態に備える意味でも、一般道を整備する必要があると思われます。
主に、鉄骨柱の基礎の補強と、コンクリートのひび割れ補修を行っています。
進捗率が90%近くまで伸びているとは言え、道路を片側通行にして行う補修工事です。今後も交通事故が起こらぬよう充分に注意して工事して下さるようにお願いします。

ちなみに、この一般国道274号は札幌につながる道路です。道路の脇には、『305.5㎞』 などという青い標識が立っています。これは札幌からの距離(㎞)を表しているのだとか…。
そして、一般国道274号につながる一般国道392号という道路の脇には、白糠町本町の郵便局から始まる392号の距離(㎞)を表す青い標識が立っています。『27.5㎞』 などという表示です。
どこまでが274号で、どこからが392号なのか、素人の私などにはよく分かりませんので、この標識が一つの目安になるというものですね。
さて、弊社が毎月実施している、現場の安全パトロール。
今回は、7月28日(火)に実施されました。弊社協力会 『山栄会(やまえいかい)』 会員企業の皆さんと一緒に、総務部からも参加しましたので、その様子を少しご紹介します。
この日は4つの現場をパトロールしましたが、それぞれ あちこちに散らばっていますので、移動距離もかなりのものになります。1日掛かりになりますが、そこは安衛管理者のタイムスケジュールと現場の協力のもと、ポイントを押さえて進めていきます。
ここでは、2つの現場について、ご紹介しましょう。
『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。   令和2年7月30日
5.ちょっと気になる新聞記事。
3.ソフトクリームも、いいねっ!
2.夏が来る!
1.7月の安全パトロール
4.『元気!しらぬか応援券』、再び。