昨今 ますます盛り上がる 「働き方改革」 。
会社規模では、週40時間労働を遵守するべく、1年単位変形労働時間制等も取り入れながら、週休二日制を確立していますが、如何せん、現場施工においては、週休二日制を脅かす要素がありすぎると言わざるを得ません。
しかしながら、同日 4月20日(金)の北海道建設新聞には、「全道10建管が3月に入札した工事のうち、受注者が週休二日の取り組み意思を表明したものは105件に上る」 とあり、これは対象工事の約43%に当たるそうです。

右の記事にもあるとおり、建設業従事者が労働時間短縮について抱いている懸念は、もっともなことだろうと思いますが、時代は時短に向けて進んでいるようです。

では、どうやって労働時間短縮を目指すのか。
北海道新聞4月16日(月)の記事には、一つの試みとして IoT (Internet of Things) や AI (人口知能) の活用が挙げられています。
4月16日の記事では、インフラ管理の効率化について、河川の水位計に応用する方法や、ドローンの導入などに言及しています。
直接、時短につなげるとの記載はありませんが、これも時短に結びつく方法の一つではないかと思います。

いずれにしても具体的な方法を示しつつ、話を進める必要があることは明らかでしょう。
まず、何のための労働時間短縮なのかを考えることから初めてみては如何かと思います。
一所懸命仕事に励むという日本人の美徳も尊重することを忘れずに…。
にわかに、春…
平成30年4月29日
例えば来客者にお茶を出す時でも、お湯で火傷をしないようにと無意識に気をつけながら行動しますが、それでもお湯がはねてしまった場合、熱さに驚いてコップをひっくり返しそうになったり、ポットを落としてしまいそうになったりする可能性があります。
しかし、このような危険があるから気をつけようと意識的に行動した場合は、例えお湯がはねたとしても、驚かずに冷静に行動することができるのではないかと思います。
リスクアセスメントと大げさに言わなくても、ちょっとした火傷や切り傷等の怪我はうっかりしてできることが多く、注意してみると、普段の生活の中でも、そういった小さなリスクが意外と潜んでいることがわかりましたし、結構 我知らずリスクアセスメントしているのではないかとさえ思えます。

という記事を書く前に既に紙で指を切りました…痛いです。(笑)
そんな感じで、特に私は怪我が多く絆創膏は必需品なので、普段何気なく行動している中でも危険源等を考え、改めて気をつけようと思う良い機会にもなりました。(※愛)
4月19日(木)に、リスクアセスメント教育を受けました。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、リスクアセスメントとは、職場に潜む労働災害や事故の原因となるリスクを見つけ出し、その危険性を取り除いたり、低減したりするための方法をいいます。
具体的には、リスクアセスメントシートなるものを各部で作成することから始まります。作業ごとに危険源を特定し、その危険源によって災害が発生する頻度、ならびに発生した場合の重篤度を評価していきます。
そして、その災害を発生させないために、危険源に対してどのように対処するのかを考えるのです。

今までは総務部の会議で、すでに出来上がっているリスクアセスメントシートの見直し等を行っていたので、全くわからないわけではありませんでしたが、実際に自分でリスクを見つけ出しどのような対策を取るか、また、その災害が発生する可能性や重篤度のリスク評価についてもどれが適切なのかわからず難しいと感じていました。
それに、総務部は現場に出ている人達とは違い、日常の業務の中で死亡事故に発展するリスクはほとんど無いので、正直そこまで深く考えたことがないということもありました。

総務部では、本社において発電機による電気の確保とそれによる電話・無線・パソコンの動作を確保することに、まずは対応します。
本社に確保している災害用備品の確認も、大切な仕事です。
土のう袋やビニールシート、ロープ、乾電池、懐中電灯などの確認。
水や食料の確保も総務部の仕事です。

訓練は、着々と進み、午前10時35分には終了しました。
今回の緊急事態訓練の評価として指摘された問題点は以下の通りです。
   ・安否確認は、手段を特定せず、ラインやメールを使用することも考えるべき。
   ・パトロール状況をサイボウズにて報告する際、写真の容量が大きすぎて
    サイトが対応できないこともあり得るので、写真容量について考えるべき。
などなど…。
資材の保管場所等について、もっとわかりやすくすべき…という観点からも、本社・土場の資材を整理整頓するべく、目下 作業中です。

このところ、大きな地震に見舞われることもなく過ごしている道東地方ですが、小さな地震はたま~に経験します。
災害は、起こらないことが一番ですが、もし起きてしまっても、手を尽くす方法を持っていると思えば、心強いことこの上ありません。
万全を期すのが大人というものでしょう。
今後も、訓練の結果をフィードバックして緊急事態に備えたいと思います。(※百)
4月23日(月)、本社において緊急事態訓練を実施しましたので、その様子をご紹介します。
まず、午前9時00分に、釧路沖50㎞、震源の深さ20㎞、マグニチュード8.3、白糠町の震度5強の地震が発生したとの設定で、訓練は始まります。
弊社BCP (事業継続計画) に従い、第一にすることは、職員の安否確認です。各職員はサイボウズのチャットを使用し、安否報告を書き込みます。
本社において全員の安否を確認した後は、弊社が管理する国道392号、道東自動車道のパトロールを開始します。
パトロール結果は、随時サイボウズに書き込み、状態を確認できるようにします。写真も掲載し、被災した箇所がある場合は、本社に指示を仰ぎながら、対応に当たります。
お刺身や焼き魚、鯨のほほ肉などを美味しく頂きながら、その日の話題に上ったのは、
   若者の将来について
   職員の喫煙について
   各自のお小遣いのやり繰りについて…などなど。

いずれかは老婆心ながら気になり、いずれかは身につまされる話題です。
結局は、自分で解決するしかないことかもしれませんが、広く情報交換することで、解決の糸口がつかめるということもあります。日頃、それぞれの現場に散らばって顔を合わせることの少ない職員同士、会った時はその分 話も盛り上がるのでした。

社長の挨拶にもあった通り、仕事を充実させようと思ったら、私生活も充実させる必要があるというのは本当だと思います。例えば家庭が楽しければ、仕事にも打ち込めると思うのです。
健康状態や家庭環境に問題があると感じているならば、問題解決に向けてしっかりした対策を講じましょう!
新年度も、沢山工事が受注できるといいなあ~と、密かに願った慰労会なのでした。(※百)
ようやく桜前線も、函館あたりまでやってきたという4月下旬。
暖かいような、肌寒いような、まだまだ暖房を切る訳にはいかない道東の桜開花には、もう少し時間がかかりそうです。このところ、春特有の花曇りの日々が続いています。
会社員という生活が長く続く身にとっては、春 しかも4月というのは年度の区切り。
気分一新、新たな年度に向かって、また頑張ろうっていう感じです。
周りを見渡せば、進学・就職と新しい生活に踏み出された方も沢山いらっしゃるようですね。
如何でしょう。何とかやっていけそうでしょうか?
まずは自分の出来ることを増やして、少しずつでも仕事(勉強)を好きになることから初めてみてはどうでしょうか。
好きなことを仕事にするのは難しい…と言いますが、今の仕事を好きになれば、結果的に、好きなことを仕事にしたことになるのでは?
昨今、働き方改革が叫ばれていますが、どうやらその発想は、仕事そのもののイメージをネガティブに捉えることから始まっているように思われる節があります。
労働の対価として給料を頂くということの他に、「仕事って楽しい~っ」 って思える瞬間を見いだしてほしいと切に願っている、仕事歴○十年の今日この頃なのです。
さてさて、今年度も、お仕事頑張りましょうね!
弊社の期末は、4月30日。ということで、年に1回の職員慰労会が4月27日(金)に設けられました。
国道・道東自動車道の維持・除雪を行っている会社としては、いつ雪が降るともしれない季節には、職員が一堂に会する機会を持つことも難しく、いつもこの時期になってしまう慰労会です。
今回は、白糠町の 『やまかん』 さんに席を設けました。
言わずと知れた、白糠町が誇る海の幸をふんだんに味わうことの出来る 『やまかん』 さんです。
今年度の工事を無事 竣工することが出来た安心感も相まって、みんなでひとしきり飲んで喋って、ゆるゆると過ごしたのでした。
4月になり、あちらこちらの学校の新学期が始まりました。
4月開校になった庶路学園も新学期です。
見守り活動を行うボランティアに参加しているのですが、慣れない通学路を通う学生たちに声かけをするのがこのところの活動です。
朝、ボランティアメンバーの皆さんと一緒に通学路に立ち、 「おはようございます。気を付けて行ってらっしゃい」 等の声かけを行うのです。
はずかしがっていた学生達もだんだんと慣れてきて、挨拶する声も大きくなってきました。
既に我が子は大きくなって、巣立っていきましたが、地域の皆さんと子供たちを見守る活動が出来ることは嬉しい限りです。
子供たちには無事故で、すくすく大きくなってほしいものですね。
この見守り活動は、4月いっぱい行う予定です。(※恵)
ここらでちょっと一息…あちこちに芽吹いてきた ふきのとうをお届けします。
弊社では、北海道が推奨する 『北海道あったかファミリー応援企業』 に登録をさせて頂いております。
行動の一環として、就学前の子を持つ職員を対象として、図書券を配付しましたのでご紹介します。
とは言え、最早対象者は、大野壮さん1名なのですが…。いかに家庭を持つ若者が少ないか、さらには子を持つ若者も減少しているということでしょう。
白糠小学校も、新しく出来た庶路学園も、学年に生徒は1クラスということも珍しくありません。
今後、白糠町に住む若者を増やし、さらには子供たちを増やすべく、弊社も尽力したいと考えています。
弊社では、年度末に勤続表彰を行っています。
今年の対象者は、勤続20年の郡山勤さんです。
主に、国道・道東自動車道の維持・除雪に関わる仕事に従事し、特に建設機械の操作においては、抜群の腕を誇ります。釧路開発建設部・釧路総合振興局・釧路建設業協会主催の 『除雪車チャンピオンシップ』 にも参加し、数多の除雪従事者が参加する中、第4回目の優勝者にも輝いたという腕の持ち主です。本人は至って謙虚というところに人柄が滲んでいます。
これからも、健康に留意してお仕事頑張って下さいね。
『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。
それから、それから…
5.ちょっと気になる新聞記事。
1.まずは、平成29年度お疲れさまでした!
4.ボランティアは大切です。
2.緊急事態訓練を実施しました。
3.リスクアセスメント教育を受けました。