正に年の瀬…
2013年も残すところ数日。
清々しく新年を迎えるために、仕事もプライベートも、何やら身辺整理に追われる日々です。誰かに出会えば、「今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。」と挨拶を交わす、そんな風景がそこここで見受けられます。
会社も学校も年度替わりは4月ですけど、年末年始はそれはそれで年が切り替わる節目として大事ですね。新たな気持ちで、また一年を頑張ろうというエネルギーを持たせてくれます。
過去の歴史が、今の自分を作っていることは間違いありませんが、未来を作るのは、これからの自分だと思うと、ちょっとワクワクしませんか?
昔の人は元旦(1月1日の朝)に年神様が各家庭にやってきて1年の幸福をもたらすと考えました。
一連の正月行事は年神様を迎え、もてなし、見送る意味があります。
初詣は、7日までにお参りを。
一般的には神社では、お賽銭をあげて鈴を鳴らし、「二拝二拍一拝」でお参りします。
それはそうと、今年のクリスマスは珍しく雪のないクリスマスでした。この20数年、どんなに雪が遅くても、クリスマスにはきっちり間に合わせて雪が降るものと思っていましたが、24日にちらちら舞っただけで、未だに積雪はありません。
ちょっと暖かい日と、とても寒い日を繰り返しつつ、マイナス気温を更新中というところです。
冬至は過ぎたので、心持ち明るく新年を迎えたいと思います。
景気の問題、日本を取り巻く国際情勢、はたまた東日本大震災の復興などなど、諸問題はありますが、いずれも好転を願いつつ、どうぞ皆様も良いお歳をお迎え下さいませ。
1.白糠町産海産物は如何?
12月22日(日)、白糠漁協市場において『白糠特産フェア』が開かれました。
白糠町産の毛ガニが、格安で入手できるという滅多にないチャンス!
午前9時の開場を前に、長い行列が出来ました。
毛ガニは1パイ3000円。ちょっと大きいもので5000円。自宅の年越し用、贈答用と、一人何ハイも購入される方が目立ちました。
一度お歳暮などで贈ると、毎年この毛ガニを楽しみにして下さる方もいらっしゃるので、今年もまた贈ることが出来て、嬉しいです。
とても人気で、漁師さん達は、前日から毛ガニを茹で続けなければ間に合わない程だとか…。確かに、漁師さんが茹でた毛ガニは美味しい!沢山をいっぺんに茹でると味も良くなるのでしょうか?塩加減でしょうか?
何しろ、広い漁協市場は熱気で溢れていました。
毛ガニの他にも柳ダコも美味しいこと間違いありません。
1ハイ2000円程度で購入出来ます。以前内地の友人に感動されたことがあります。やっぱり茹でるときの塩加減もあるとは思いますが、柳ダコそのものが美味しいのだと思います。
会場ではてっぽう汁も振る舞われていました。1杯200円とお手頃ですし、大きな鍋で煮るてっぽう汁は温かくて格別です。
最初は、知る人ぞ知るで始まった特産フェアも、今年で5回目。白糠町産の美味しい海産物を今後も沢山の人に食して欲しいですね。地元で捕れる海産物を地元の私達が食す良い機会でもありますので、是非今後も続けて下さると嬉しいです。
この特産フェアに先立って、12月14日(土)、15日(日)には、白糠町社会福祉センターにて『白糠水産物物産展』が開かれました。こちらは、シシャモやイクラなどが沢山用意されていました。やはり、各地の友人知人、遠くに暮らす家族などに白糠の味を贈ろうと、沢山の人で賑わっていました。
喜ぶ人の顔を思い浮かべると、ついつい買い過ぎてしまうものですよね。私達も自慢できる地元の味があるって嬉しいです。漁師の皆さんのお仕事は半端なく厳しいと思いますが、これからも美味しい水産物を、よろしくお願いしたいです。
2.まだまだ、白糠町の味…。
以前にもお知らせしました、鹿ドリンク。
白糠町の工場で、白糠町の鹿を原材料に作られたドリンク。
当初は中国向けに生産されていましたが、ついに日本でも発売されました。
白糠町の道の駅“恋問館”で購入することが出来ます。パワーの源として、効果があるとか…。風邪をひきそうな時に飲んだら大丈夫だったとか…、諸説ありますが、皆さんも一度お試しあれ!
最近新発売されたものと言ったら『ごんぼほりドレッシング』。
白糠産ごぼうと白糠産青紫蘇入りで、色々な料理にかけて食べることが出来ます。ごぼうと紫蘇のバランスが良い爽やかなドレッシングです。
3.年始の行事あれこれ。
平成25年12月29日
あっと言う間に2013年も終わり、年ごとに1年経つのがとても早く感じます。
先月は伝統の年末行事をお伝えしましたが、今月は年始の行事について、少々。
何気なくお正月をお過ごしのことと思いますが、改めて日本の文化を知ってみるのは如何でしょう。
1月1日(元旦)
1月1日〜3日(おせち)
おせち料理は、子孫繁栄を願う数の子や、豊作を願う田作りなどそれぞれ意味があり、めでたさが重なるようにお重に入れます。
元旦に飲むおとそは、年齢の若い人から順に飲んでいくと、家族全員が元気でいられるとされています。
1月11日(鏡開き)
鏡餅には年神様の魂が宿っているとされたため、雑煮にして食べ、新年の力をいただきました。
「切る」「割る」は縁起が悪いため「開く」といいます。
餅は、刃物を使わず槌などで少しずつ叩いて開き、家族みんなでいただきます。
真空パックの鏡餅も刃物は使わないようにしましょう。
1月15日(左義長)
どんどん焼き、どんどなどとも呼ばれる火祭りで、毬杖(ぎじょう)という道具を3本立てる平安時代の厄払いの儀式が起源です。
多くの地域で小正月(1月15日)に行われており、長い竹を3、4本組んで立て、正月飾りや書初めを燃やします。
この火で焼いた餅を食べると無病息災で過ごせるといわれます。
つづいて、年末のちょっとしたマナー、豆知識をご紹介します。
お年玉
・お札は3つ折りが基本
お年玉は必ず包んで渡します。
お札を表(肖像側)にし、左→右の順に軽く折り、図のように入れます。
・目上の人には「御年賀」で
年玉を自分の親などに渡す場合は、お年玉とせず「御年賀」として渡しましょう。
豆知識
・引いたおみくじ
書かれた教訓を忘れないために持ち歩き、後日境内に結びます。
凶が出てしまったら、吉に転じるようにお願いするため、その場で結ぶといいとも言われています。
・どんどん焼きに行けなかったとき
持参すれば焼いてくれる神社が多いので、確認してみましょう。
無理な場合は、感謝の気持ちを込め紙に包んで処分しましょう。
4.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、12月6日(金)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
高速道路や釧路新道など、道路整備が進んでいます。
釧路白糠間を通勤される方も沢山いらっしゃると思いますが、やはり平日の通勤時間帯、あるいは連休などは、道路が混み合っているのをよく見かけますので、道路の選択肢が増えることは嬉しいことだと思います。
釧路白糠間の移動手段としては、JRやバスなどもありますが、如何せん1時間に1本や2本の運行状況は、満足出来る状態だとは言えないでしょう。どうしても乗用車に頼らざるを得ません。
工事中の不便が全くないとは言いませんが、道路整備は必要だと思います。
記事の最後にあるように、救急搬送についても改善されるとなれば、尚更です。
白糠町の医療に尽力されているお医者様も沢山いらっしゃいます。更に釧路市と連携を図り、益々住んで安心な白糠町になると嬉しいですね。