雪の季節
とうとう雪が降る季節になりました。
どうかすると、12月まで降らない年もあるのですが、今年は11月20日(火)に初雪が降りました。
9月中旬まであんなに暑かったことを思えば、移り身の早いこと、この上ありません。
一面白くなった景色を眺めて、「あ〜、こんな感じだった。」と、冬を再認識してしまいました。
まあ、最初2、3回の降雪は、放っておいても自然に溶ける感じで、根雪になるのは、ややしばらく後なのですが…。

毎朝の気温も、限りなくマイナスに向かって、最低気温を更新中。日陰の水たまりが、日中でも溶けないことは、珍しくありません。
同じ北海道でも、札幌など日本海側とは異なり、晴れの日が多いことが、ちょっとした救いですね。ただ、陽が差していて暖かそうに見えても、気温は低いという、見た目と裏腹な体感気温には注意が必要です。
皆さん、風邪などひかぬよう、元気で年末を迎えましょう!
平成24年11月30日
1.災害は、忘れた頃にやってくる…かも。
年の瀬も近づき、何やら慌ただしさを増す今日この頃ですが、冬になったと思った途端、登別市では強風により送電用鉄塔が倒れるという事態に見舞われています。
室蘭市・登別市の約4万5千戸が停電を余儀なくされ、住民の皆さんは、寒い中、暖をとれずにいるという状態です。これまで、いつでも当たり前のようにそこにあると思っていた電気、水道、ガスなどのライフラインは、実は当たり前にそこにあった訳ではなかったのだということを、しみじみ実感せずにはいられません。
白糠町も、今年は大雨による被害を受けること度々。一晩ですが、避難を強いられました。昨年の東日本大震災を顧みても分かる通り、誰でもが何らかの自然災害に見舞われる可能性があるということでしょう。
白糠町でも津波に対する対策として、住民に避難のための地図を配付し、避難場所を示すなどしています。避難場所と同時に、町内の14箇所に設置した『津波の高さ10m』の看板と地上高を表示した看板の位置が記載されています。これまでにもあちこちの町内会単位で避難訓練なども実施してきましたので、この地図も参考にして、いざという時の避難場所を、常日頃から考えておくといいですね。津波が起きた時、町内の何処にいても、近くの避難場所が頭に浮かぶくらいにしておくと、さらにgoodです。

備えあれば憂いなし。先回りして予防しておくことは大事です。
皆さんも、それぞれの場所で、備えておくことをお勧めします。
たまには、家族で、同僚で、話し合ってみては如何でしょう。
2.『こども110番の車』活動。
弊社では、国道の維持工事の一環として道路パトロールを実施しています。
たまに見かけると思いますが、あの黄色と白のしましまの車です。パトロールですから、道路の状況を見ながら走行する訳で、あまり速度を出すことは出来ません。国道を走行中の皆様には、いつもご理解とご協力を頂きまして、ありがとうございます。
この度、北海道維持除雪管理ネットワーク協議会と北海道警察が『子どもを見守る活動に関する協定書』を取り交わしました。
北海道維持除雪管理ネットワーク協議会では、その事業の一環として
、パトロールカーに『こども110番の車』ステッカーを貼り付け、子どもの安全を確保する活動を実施することとしました。
緊急時に、助けを求める子どもを保護し、必要に応じて警察にも通報します。
これまでも、弊社の本社建物は『こども110番の家』に設定してきましたが、今後はパトロールカーも『こども110番の車』と設定して活動して参ります。
安全な地域社会は、地域のみんなで協力して作っていくものとは思いますが、その一助となれば幸いです。
これからもパトロールカーの活動に、ご理解を頂きますよう、よろしくお願い致します。
3.アイスバーンに注意!!
今年も残すところ1ヶ月となりました。
11月中旬には初雪も降り、とうとう冬本番です。
この時期の雪は溶けるのも早く、夕方以降にはアイスバーン状態になる可能性があるので、運転には充分気をつけて下さいね。
また、12月になると、お酒を飲む機会も増えると思いますが、絶対に飲酒運転はしないように、お願いします。
鹿や小動物の飛び出しも多くなる季節です。思いがけない所にいることもありますから、スピードを出し過ぎていると、気付くのが遅れます。ゆとりを持って運転することを心がけましょう。
今回はアイスバーンの基礎知識を少々ご紹介します。
ブラックアイスバーン
圧雪アイスバーン
ミラーアイスバーン
一見、通常の湿潤路面のように黒く見えるアイスバーンをブラックアイスバーンと言います。
前方に黒く光る路面が見えたらブラックアイスバーンと考え、事前に減速をしましょう。
降り積もった雪が走行車輛に踏み固められ、密度の高い氷の層になったものを、圧雪アイスバーンと言います。
車輛停止・発進の繰り返しによって、交差点前後に生じる磨かれたアイスバーンをミラーアイスバーンと言います。
圧雪アイスバーンの一種ですが、大変滑りやすく、発進時のタイヤの空回りなどによってさらに磨かれることから、事前の減速はもちろん、発進時もタイヤのグリップを考え、ゆっくり発進するよう心がけましょう。
路面状況に応じた運転を、よろしくお願い致します。
4.身体を傷めないお酒の飲み方。
巷は忘年会シーズン。
何回となくお酒を飲む機会もあることでしょう。
親しい友人、同僚などとワイワイ騒ぎ、憂さを晴らすのも、たまには楽しいですよね。
かと言って、お酒の飲み過ぎで身体を壊しては何にもなりません。歳を重ねれば尚更、身体を壊さないように上手にお酒を飲みたいものですね。
まず、どの臓器に影響が出るかを考えると、お酒を吸収する胃と腸が思い当たります。直接アルコールに粘膜がさらされないように、胃の粘膜表面を乳化脂肪でガードする必要があります。次にお酒を処理するのは肝臓です。肝臓に、アルコール分解酵素の原料となる良質タンパク質を補給することが大事です。
この条件を満たす、牛乳、ヨーグルト、クリームチーズなどの乳製品を、お酒を飲む前にしっかり摂取しましょう。
よく、何も食べずにお酒だけを飲み続ける方がいらっしゃいますが、これはいけません。
食べながら飲む、飲みながら食べることが鉄則です。
そうくると、おつまみですが、ビタミンB1を補給することを心がけるといいようです。
植物性では枝豆、納豆、豆腐、油揚げなどの大豆製品を、動物性としてはモツ鍋、モツ煮、レバー等、内臓関係の食品がいいようです。
ビタミンB1を活性化させるネギ類(長ネギ、玉ねぎ、ニンニク)を一緒に食べると、なお効果的です。
最後に酔い覚ましとしてお勧めするのが果物です。
特にいいのは柿です。柿は、胃の粘膜を修復し、弱った肝臓に活力を与える力が強いのだそうです。
トマトジュースやリンゴジュースなどの果物でもOKです。
しじみ汁も効果があるようですよ。
上手にお酒を飲んで、元気な身体で新年を迎えたいものですね。くれぐれも飲み過ぎには注意して下さい。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、10月13日(土)の北海道建設新聞から、清掃活動に関する記事をご紹介します。
弊社も参加している釧路リバープロテクション21の会で毎年実施している、新釧路川の河川敷の清掃活動です。
弊社からも1名参加しました。

こうした活動は地味ですし、継続することは、なかなか難しいものです。
20回も続けてこられたことは、皆様の努力の賜ですね。
地域への愛なくしては、出来ない事だと思います。

大人になって働き始めると、皆日々の仕事や生活でいっぱいいっぱいになり、他に目を向ける余裕がなくなるものです。もちろん、仕事に邁進し業績を上げることは大切ですし、その結果企業として利益を上げたり、給料をもらったりして、税金を納めることは、地域のためになることです。
でも、時にはボランティア活動などに参加して身体を動かすと、地域とのつながりを感じることが出来ますし、達成感も得られるのではないでしょうか。
例えば、自宅の周りの清掃や、ちょっとしたゴミ拾いなどでも地域貢献になると言えないでしょうか?
気持ちの持ち方で、誰でも何かのために力になることは出来ると思います。
地域貢献、小さなことからでも始めてみましょう!
12月3日(月)から、パトロールカーにこのステッカーを貼って走行する予定です。
パトロールカーは、ゆっくり走っていますから、何かありましたら、声を掛けて下さいね。