ますます…秋
10月も下旬、今年も残すところ2ヶ月となりました。
朝夕、めっきり冷え込んできましたね。
この季節、最低気温が10℃あったり、なかったり。
最高気温は、15℃付近をゆらゆら。さすがに暖房を入れました。
街の木々もいよいよ紅葉を深くし、ひと雨毎に葉を落としています。日没も早くなり、午後5時には暗くなります。なんとなく家路に就く人も足早になっていく季節ですね。
ところで、全国的にも電力の確保が話題になっている昨今、北海道民にとっても、それは大きな問題です。
暖房が欠かせない北海道の生活にとって、灯油と電力は最も重要な必需品です。灯油の値上がりも気になりますが、計画停電の有無も気がかりです。
電気料金の今後の行方も含めて、何とか生活に影響のないようにならないものかと憂いてしまう今日この頃なのでした。
平成24年10月31日
1.恋問館まつり、晴天でした。
毎年、秋に国道38号線沿いの道の駅『恋問館』で開かれる“恋問館まつり”。
今年も、道行く人を楽しませてくれました。
10月7日(日)は、晴天。沢山の人で賑わっていました。
サンマの炭火焼きや地元で採れた野菜、チーズやイクラ丼などの販売が人気だったようです。
この日は日本ハムファイターズのマスコットキャラクター BBくんも参加して、会場を盛り上げてくれました。
皆さん、ご存知ですか?BBくんって、ブリスキー・ザ・ベアーっていう名前なんですよ。背番号は212。
ファイターズが札幌ドームに本拠地を移した2004年時点における北海道の市町村の数に、ちなんだ数字なのだそうです。
2006年から10年かけて、当時の212市町村を訪問する『212物語』の一環として、白糠町に来てくれたBBくん、恋問館まつりにも参加してくれたという訳です。
ちなみに、BBくんの頭のモヒカンは、通常は黒らしいのですが、日曜日はオレンジになるとのこと。なるほどこの日はオレンジでした。
リーグ優勝をした日本ハムファイターズ、現在は野球の日本一を決める日本シリーズで巨人と戦っていますが、形勢は不利のようですね。
でも、北海道民のファイターズを愛する心は、他の野球チームのそれを大きく上回っていると思います。弊社職員も、年に1回札幌ドームまで応援しに行ったりしてるんですよ。なかなか釧路まで野球をしに来るのは大変でしょうが、こうやってBBくんが白糠町に来てくれて、嬉しいですね。
白糠町がもっと元気になるように、私たちも頑張りますから、ファイターズも頑張って下さいね。
BBくんは、撮影会や握手会の他にも、いっしょにタコくんとイカさんの恋問体操を踊ってくれるなど大活躍でした。最後の紅白餅まきまで楽しませてくれて、どうもありがとう!!
2.感謝状を頂きました。
さて昨今、少子化が進みつつあり、どこの小中学校も児童の確保が難しいというお話しです。白糠町も例外ではなく、40年前には1学年に6クラスあった小学校が、現在は1クラスということも珍しくありません。
でも、少なくなったとは言え、その一人一人が白糠町を舞台に小中学生時代を過ごし、思い出の中に白糠町が残ることに変わりはありません。
素晴らしいとまではいかなくても、綺麗な白糠町を思い出に残してほしいですね。
今回、弊社では、白糠小学校から国道38号線を横断するための地下道の整備をさせて頂きました。
かねてより、舗装が古くなっていたため、雨が降った時などは、足元が危うくなっていました。今回の舗装で、小学生が歩きやすくなったら、嬉しいです。

最近は、自宅を新築する場合でも、どこかアパートを借りる場合でも、子供のいらっしゃるご家庭では、学校を定めてからその校区内に住むという方が多いように思います。
小さなお子さんを住まわせるには、しっかりした教育を提供してくれる学校が近くにあった方が安心という親御さんのお気持ちは、同じ子を持つ親として納得できることです。

小学校やその登下校の環境を整えることは、白糠町の人口を増やすという意味からも重要なことのように思います。建物も土地も、時間とともに傷んでいきますから、メンテナンスは大切ですね。

今回は、この地下道の整備に対して、白糠町長様より感謝状を頂きました。写真は、10月17日(水)弊社にて感謝状授与の様子です。
今後も、お役に立てる企業目指して頑張ります。
この度はありがとうございました。
3.大雨、再び。
白糠町は、今年のゴールデンウィークに引き続き、またまた大雨の被害を被りました。
10月12日(金)、夕刻から夜半にかけて降った大雨により、国道38号線に沿って走るJRの線路脇の山が土砂崩れを起こしました。
この土砂崩れにより、刺牛、岬の国道38号線に土砂が流れ出し、一時通行止めにせざるを得ませんでした。幸い、民家が押しつぶされるような被害まではなかったのですが、一箇所ではなく、数箇所の土砂崩れが同時に発生し、国道をまたいで民家の玄関まで土砂が押し寄せるほどでした。
何とか、国道は4時間程度で通行できるまでにはなりましたが、聞くところによると、一旦白糠町から釧路市へ出かけていた人は、白糠町へ戻ることが出来ずに、引き返したとか。JRも13日(土)いっぱいは止まっていたので、一つしかない通行の手段が絶たれた時には、そういうこともあり得るのか、と改めて認識した次第です。

考えてみると、近年、雨が沢山降っているような気がします。元々降雪地帯ですから、雪に対しては色々対策されていると思うのですが、雨対策はどうでしょう?そもそも雨が少なかったのですから、雨による被害の予想が出来なかったということもあるのかもしれませんね。
地球温暖化の影響かどうかは分かりませんが、気候が北上してきて、北海道も亜熱帯化してくるのかもしれませんから、今後、雨対策が必要になる可能性も大ですね。
さらに言うと、白糠町と釧路市をつなぐ道路がもう1本あれば、生活に安心感がぐっと増すと思うのですが…。
今回のようにJRも同時に止まってしまうと、物資運送にも影響が出ると思いますので、迂回路のないこの地区に、選択肢を増やしてほしいなあ〜と、思ったりする訳です。

ともあれ、その後土砂を撤去して道路を綺麗にする作業に数日を要しました。ご協力頂きました住民の皆様、ありがとうございました。
今後とも、国道維持に際しまして、何卒ご協力の程、よろしくお願い致します。
4.太陽光発電って?
東日本大震災による福島原発の事故発生以来、全国の原子力発電所の運転は控えられ、世間はもっぱら再生可能エネルギーの利用へ向けて走っているようです。
白糠町郊外の釧白工業団地にも、株式会社ユーラスエナジー白糠が大規模太陽光発電所を建てるということで、現在ソーラーパネルを設置する工事を進行中です。
いわゆるメガソーラーの発電所です。これは30メガワットという非常に大規模な、他に類を見ないものですが、この度白糠町商工会運輸建設部会においても、太陽光発電の見学会が設けられましたので、今回はその内容をご紹介します。
メガソーラーと一口に言っても、1メガソーラーから30メガソーラーと、その規模は様々です。
(ちなみに1メガワット=1,000キロワット)
1)土地が確保できること、
2)気温が低い方が発電効果が出るということで、寒い地方
という条件を満たすということで、現在はダントツで北海道におけるメガソーラーの建設予定が多いと聞きます。
写真は、個人で運営されている32.1キロワットの太陽光発電パネルです。660平方メートルに214枚の太陽光発電パネルを設置、全量買い取り制度を利用して、発電する電力を全て北電に売っているということです。


帯広市の柳月では、1メガワットの発電所を建設中です。28,800平方メートルの敷地に6,465枚のソーラーパネル(太陽電池)を設置するとのことです。規模が大きくなればなるほど、資金も掛かる訳ですから、誰でもおいそれと出来ることではありませんが、色々な企業が太陽光発電に参入しようとしているのが現状です。

もっとも、今年建設を始めているものがほとんどですので、誰にも実績がないというのも本当です。どのような問題が今後発生するのか、どのように対処すればいいのか、今のところ見えていないという印象も受けました。
原子力が利用できないとなれば、自然再生エネルギーを利用するしかないのでしょうが、今後もその行方を見守りたいと思います。
テレビのコマーシャルでよく見かける、キラキラ光るパネルではなく、これはCIS太陽電池と言うものだそうです。光ってはいません。黒色でシックなデザインです。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、10月5日(金)の北海道建設新聞から、交通安全大会の記事をご紹介します。
毎日のように目にする死亡交通事故の発生記事。
北海道における、交通事故による死者数は、10月22日時点で144人だそうです。特に高齢者を巻き込んだ事故が多発しているような印象を受けます。
日暮れが早くなったこと、これから道路の状況が冬道に変化することなど、予想される事故原因は数多あります。
スタッドレスタイヤへの交換と共に、ドライバーの意識も冬バージョン対応に変えていく必要がありますね。
  「そんなに急ぐ必要があるか?」
  「ブレーキは左!」
を自分に言い聞かせて、ゆとりある運転をしたいと思います。
ご協力、よろしくお願いします。