秋、急襲
平成24年9月29日
一年の内で、秋って結構好きな季節です。
好き…ですけど、こんなに急激な訪れにはビックリしてしまいます。つい1週間くらい前までは、日中最高気温が27℃程度で、暑くてたまらなかったのに、2、3日の内にばたばたばたと一気に秋になりました。過去20年を顧みても、9月15日過ぎまで半袖を着て「暑い、暑い」と言うようなことは初めてでしたから、もしかして一気に秋になるのではないかとの予想はしていましたが、これほど急に季節が変わるのも珍しいのではないでしょうか。
あんまり急すぎて、紅葉が追いついていないようです。
本来なら、この変化の間に1ヶ月ぐらい挟んでほしいところです。やっぱり要所要所で、きっちり帳尻を合わせるようになっているものなのですね。
と言うわけで、慣れない長い夏の間にひいた風邪がやっと良くなったところなのに、またまた風邪をひきそうで、恐いったらありません。皆さんも、どうぞ体調管理にご配慮下さい。同時に趣深い、短い秋を堪能しましょう!
旗の波作戦、安全運転お願いします。
1.カミパラ、20周年!
今年で20回目の『カミパラまつり』が9月8日(土)、9日(日)の二日間に渡って開催されました。
いつものカミパラの時期だと、かなり涼しくなっていて長袖の上着を着て出かけていたような気がしますが、今年は暑さが長引いた影響で、半袖姿の人が沢山詰めかけていました。
何やら例年より人出が多いような…?しかも若者の姿をよく見かけました。知らない内に、カミパラも結構有名になっていて、近隣からやってくる人で賑わっているのでしょうか?都会のように楽しいことがあっちにもこっちにもあるわけではないので、ここぞという時には、そこに集中するのかもしれません。霧でちょっと幻想的になっていて、いい雰囲気です。夕食時には行列の出来るお店も見かけるほどでした。
十数年前には、白糠町でもあげられていた花火が、今年はこのカミパラ祭りと時期を同じくして、久しぶりにあげられるとのこと。沢山の人出は、その影響もあったのかもしれませんね。
霧が出ていたので、白糠小学校のグラウンドで上げた花火を、カミパラ会場から見ることは難しかったのですが、近くまで行けば何とか見ることが出来ました。お祭りでワクワクするのは、何も子供だけとは限りません。カミパラ会場と花火の会場を行ったり来たりする人は沢山いたようですよ。
例年になく暖かい中での開催となったので、初日は午後9時まで人出が絶えず、賑やかなお祭りとなりました。
弊社では、今年もロボキリンのお手伝いをしました。
おおよその白糠町の子供達は、既に乗ったことがあると思いますが、今年も行列の途切れることがないくらい人気でした。
短い時間とは言え、こんなに高い場所から町を見渡す機会はほぼありませんから、貴重な体験ですよね。
大人はちょっと恥ずかしそうに、子供は目をキラキラさせて乗っていました。
無料、っていうのも人気の秘密かもしれませんね。
弊社職員も、毎年元気なちびっ子に会うことを楽しみにしています。
来年も、またカミパラ会場でお会いしましょうね。
それまで元気にしていて下さい。

今回のカミパラ祭りは、イベントも盛り沢山、用意されていました。
←写真は、9日(日)に行われた鮭のつかみどり。
小学3年生以上先着20名と言うだけあって、人気でした。漁業部の方がトラックで運んできた鮭を、しつらえた生け簀に放し、腕まくり裾まくりをした参加者が手づかみで捕まえるという催し。この鮭がすこぶる活きがいいので、捕まえるのも大変で、周りで見ている人も力が入っていまいます。声援したり、はやし立てたり、盛り上がっていました。小雨の中のつかみどりとなったのですが、参加者は雨をものともせず、大きい鮭を1匹まるごとゲットしていました。
イベントは、他にも沢山用意されていて、誰でも何かで楽しめるようになっています。正に地域密着型のお祭りですね。
2.防災訓練に参加しました。
9月23日(日)に、白糠町西庶路地区の9町内会を対象とした防災訓練が実施されましたので、ご紹介します。
これは、釧路沖でマグニチュード8を超える巨大地震が発生し、大津波警報が出たという想定による避難訓練です。
いざという時に、何処にどうやって避難すればいいのか、知っておくのと知らないのとでは、その時の行動に差が出ます。さらに知っているばかりではなく、実際に避難してみた経験があれば、用意万端ですよね。
サイレン、避難勧告アナウンスが聞こえたら、住民は津波避難指定場所である千鳥山へ避難することになっています。
当日もみんなで千鳥山の上へ歩いたのですが、階段も思ったよりきついし、坂道も大変でした。
津波から避難するのですから、高い場所に行くのは当たり前なのですが、高齢者には結構厳しいのも本当です。10分弱ぐらい掛かりました。
でも避難場所にはコンテナが用意してあり、3日分の薪や毛布などが備蓄してあるのを確認しましたし、ちょっと安心しました。
その後、千鳥山から庶路小学校へ移動し、防災グッズや非常食などが展示された会場で、消防や自衛隊の方達と一緒に訓練を行いました。
AEDを使用した普通救命講習も行われており、参加者の皆さんも熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
町長さんは、「まず、逃げることが大切。」とおっしゃっていました。いつ起こるか分からない災害に備えて、今回避難場所が確認出来たことは、大変良かったと思います。
お土産と言ってはなんですが、非常用給水袋、非常食の炊き出しご飯、非常食ビスケットを頂いて、訓練は終了しました。
我が家の防災グッズが充実したことは言うまでもありません。
3.ちょこっと白糠町情報。
少し涼しくなった9月26日(水)、弊社前の国道38号線で、安全運転を呼びかける『旗の波作戦』が展開されました。
国道を走行中のドライバーさんに、今一度、安全運転を意識して頂くべく、町民こぞって『安全運転』の黄色い旗を振る運動です。
一説には、国道沿いで旗を振る人よりも、ドライバーさんの方が気恥ずかしくなるくらいだとも伺いますが、少なくとも白糠町を走る間は、安全運転を意識せざるを得ないという状況が出来る訳で、意味はあると思います。

秋は、夏の疲れが出て、居眠り運転などが発生しやすいという統計もあります。どうぞ皆さん、安全運転で、事故のない日々を過ごしましょう。ご協力、よろしくお願いします。
恋問海岸事情
今年は、本当に稀に見る長い夏でした。
夜になっても25℃を下回らない真夏日が9月まで続きました。
写真は、9月16日(日)の恋問海岸の様子です。
この日まで、半袖を着ること自体珍しいのに、海辺で涼をとるために水遊びをするなんて、これまであり得ませんでした。
この他にも、畑を作っている方達の間では、異常な虫の発生に驚いた話しで持ちきりだとか。
農作物が虫に食われて、収穫が激減したそうです。
こう夏が暑いと、反動で激寒の冬がやってくるのではないかと、今から心配しています。
1週間も経たない間に、気温が10℃も下がってしまいますから、体調管理には充分気をつけて、夏の疲れを残さないようにして下さいね。
4.外部審査を受けました。
さて今年もISO認証の外部審査を受ける時期になりました。
弊社で運用実施している品質のISO9001:2008と労働安全衛生のOHSAS18001:2007について、社外の認証機関による外部審査を受けましたのでご紹介します。
社外から2名の審査員の方をお招きし、1日半掛けて審査して頂きました。
管理責任者、安衛管理者、各部、現場に対して、それぞれ品質と労働安全衛生を審査して頂きました。審査とは言いながら、審査員と話す内には、システムを効果的に運用するためのコツやノウハウについてのアドバイスを頂くことも多く、大変有効な時間を過ごしました。品質のISOに至っては、認証を頂いてから既に12年経つにも関わらず、まだまだ改善することがあると分かって、ちょっと驚きです。
システムの元となる規格や、その解釈の仕方にも、時代に応じて変化があるのですね。
変化に応じてシステムも改善する必要があることを認識しました。無駄をなくして有効にシステムを機能させることが大切です。
結果的に不適合はありませんでしたが、有効な提案をいくつも頂きました。今後のシステム運用に活かしていきたいと思います。
審査員のお二人には、遠い現場まで足を運んで頂きまして、ありがとうございました。
いつも同じ審査員の方がいらっしゃる訳ではありませんが、またお目に掛かることが出来ますように、お元気でいらして下さいね。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、9月27日(木)の北海道新聞から、防災活動に関する記事をご紹介します。
弊社は、白糠町建設業協会と釧路建設業協会の両方に所属していますが、今回は釧路建設業協会の活動です。
昨年の東日本大震災の発生を受けて、最近では様々な自治体が、防災活動を積極的に実施しているようです。
白糠町でも、地上高を表示した看板を町内14箇所に設置し、避難時の参考とすることを推奨しています。
釧路開発建設部や釧路建設管理部などのシートも設置されていますし、今回の釧路建設業協会のシートとも合わせると、かなり充実したように感じます。
白糠町では、地上高を表示するだけでなく、避難場所一覧も配付していますので、日頃から意識して確認しておきたいですね。
白糠町内の何処にいても、臨機応変に避難できるように、避難場所を確認しておくことは重要です。

皆さんも、意識して町内の看板を見てみて下さいね。