残暑お見舞い申し上げます
珍しく暑い日が続いている、白糠町の夏。ここ1週間以上、日中最高気温が25℃を超えています。湿度もあるので、北海道にしては蒸し蒸しした日々です。
さすがに「もう勘弁して〜」って言いたくなっています。内地では連日35℃を超える猛暑日が続いているという時に、若干申し訳ありませんが…。
年々、夏が暑くなっているような気がしているのは私だけでしょうか?毎年、夏服のレパートリーが増えていくのは嬉しいのですが…。秋が待ち遠しいです。
台風のニュースを聞いたり、ちょっと高くなっていく空を見上げて、秋の到来を予感している今日この頃です。
皆さんも、暑いからって、冷たい物ばかり食べていないで、健康に毎日お過ごし下さいね。
平成24年8月30日
1.お墓参りをしました。
8月と言えばお盆ですね。
皆さん、お墓参りしましたか?
お盆とは、もともとは仏教語の盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ)に由来し、故人に供物を捧げ、供養をする行事ですが、
年に2回あるお彼岸と同様、お墓参りをする風習があります。
大体8月13日から4日間の間に供養をします。
お祖父さん、お祖母さんがいらっしゃるご家庭なら、そんなこと知らなくても、何となく一緒にお墓参りするのではないでしょうか。
私も例年のごとく、両親にくっついて、お墓参りしたのでした。
常日頃は、どっぷり俗世にまみれる日常ですが、こうしてお参りすることにより、いつもとは違う角度から人生を見直す機会を得るというのも、いいものですよ。
さてそこで、この写真のきゅうり馬とナス牛をご存知ですか?私も最近まで知らなかったのですが、これは故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物で『精霊馬(しょうりょうま)』と言うのだそうです。きゅうりは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く帰ってくるように、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いが込められているとのこと。
周りでこの実物を見たことはありませんが、日本人の細かい気配りを見ることが出来る行事ですね。
皆さんも、年に1回くらいはご先祖のお墓参りをして、感謝の心を伝えると、自分の気持ちの中で折り目が出来て良いように思うのですが、如何でしょう。
2.盆踊りに行きました。
お墓参りと同様、お盆と言えば盆踊りがつきものですね。
古来、精霊を迎え、慰め、そして送るための踊りであったという盆踊り。
白糠町西庶路でも8月14日(火)、15日(水)の二日間、盆踊り大会が催されました。
町内、町外から380名を超える大人・子供が、大きな踊りの輪を作りました。
「しらぬか駒太鼓」の皆さんの太鼓に合わせて、みんなで踊ると楽しいですね。
15日の仮装盆踊りでは、キティーちゃんに扮して踊る、など大人も子供も色々と趣向を凝らしていましたよ。
仮装盆踊りは、5位まで景品がもらえるとあって、小雨の中、熱気溢れる大会となりました。
小さなコミュニティーでも、こういう行事を介して心を通わせる機会があるのはいいですね。
今後も続いて欲しいと、切に願います。
3.ブルーベリー、いろいろ。
今年も、(主人が)大事に育てた我が家のブルーベリーを収穫しました。
春先から部屋の中で育て始め、まだ寒い北海道には蜂の姿も見ない内から受粉を手助けし、暖かくなってから庭に移植し、実が成りだしたら鳥に取られないように気をつけ…と、幾重にも手間を掛けたブルーベリー。
その甲斐あって、今年は大量の収穫でした。
全部で2s以上ありましたよ。
ジャムはもとより、今年はブルーベリーマフィンも作ってみました。
材料を全部混ぜて、オーブンで焼くだけ。ちょっとブルーベリーの入れすぎかも…。
他にも、パンケーキに入れたり、色々楽しんで食しました。
庭では、色とりどりの花が目を楽しませてくれますが、実りがあるものを育てるのは、また格別ですね。
残ったブルーベリーは冷凍して、好きなときにジャムにしたり、凍ったものをそのままヨーグルトに入れたり…と、しばらくは楽しめそうです。
ブルーベリーは視力回復に効果があると言いますが、こちらの効き目が現れると、更に嬉しいんだけどなあ〜と、こっそり期待する今年の夏です。
ブルーベリージャム→
マフィンの材料は、
  薄力粉……130グラム
  バター……30グラム  グラニュー糖…50グラム
  卵…1ヶ  牛乳…1/4カップ  塩…小さじ1/4
  ベーキングパウダー…小さじ1
  ブルーベリー…1と1/2カップ
電子レンジでバターを約20秒チンして溶かし、そこにグラニュー糖を加えよく混ぜたら、卵と牛乳を加え、よく泡立てます。薄力粉、ベーキングパウダー、塩、ブルーベリーを加えてよく混ぜ、型に入れて、180度に暖めたオーブンで約20〜30分焼きます。
暖かい内に食すと美味しいです。
4.カミパラ、もうすぐです。
白糠町恒例の『カミングパラダイス』通称『カミパラ祭り』も、今年で20年目。
9月と言えば『カミパラ祭り』ですよね。
今年は、9月8日(土)、9日(日)の二日間、白糠町南通り商店街を解放して催されます。
食あり、ゲームあり、雑貨あり。
盛り沢山で、皆さんをお待ちしています!

弊社では、ロボキリンをお手伝いします。高い場所から白糠町を一望、友達と、恋人と、家族と、是非一度お楽しみ下さい。
スカイツリーとまではいかなくても、周りに高い建造物がありませんので、遠くまで見晴らしがいいことは請け合いです。
さあ、出かけてみましょう!
弊社では、『カミパラ祭り』のポスターを自車に貼って、宣伝活動をしています。
見かけたら、暖かい目で見守って下さいね。
5.ちょっと気になる新聞記事。
ところで、神社とお寺の違いを、皆さんご存知ですか?
日常ではあまり考えることもないとは思いますが…。
ちなみに、お寺は仏教(外国から入ってきた)に属し、仏様を祀るところ。仏像があります。
それに対し、神社は神道に属し、日本の神様が祀られているところ。日本だけの宗教だそうです。
神社の入口には必ず鳥居があり、神が降りてくる神域と、人が住む世界を分けているのだとか。
全く霊感のない私でも、神社周りの空気感に神聖なものを感じるのは、気のせいでしょうか?
人生の最期に、多くの人はお寺にお世話になると思いますが、赤ちゃんが生まれて約30日後ぐらいにお宮参りするのは神社ですよね。
こう見ると、私たちの日常生活にも仏教と神道が色々混じっていることが分かります。
お祭りは、大体、神社ですね。
お祭りといい、お盆といい、夏から秋にかけて、仏様と神様が、ぐっと身近に感じられる季節ということでしょうか。