足早に秋
平成23年10月28日
朝夕、冷えてきましたね。街にも、紅葉が広がっています。
ちょっと雨が降ると、いっきに紅葉した葉で地面がいっぱいになります。
お陽さまがさす日はポカポカと、気持ちいい秋ですが、陽がささないと、まっしぐらに冬に向かっているようでテンションが下がります。季節と連動して気分も揺れるのが秋なのでした。
秋と言えば、1日の内で10℃くらい気温が揺れるのも日常茶飯事です。
環境に対するストレスが、身体に表れやすくなったりします。この時期、疾病が表面化してしまう方をちらほら見かけることがあります。
油断しないで、しっかり体調管理を致しましょう。
年末も見えてきました。季節を楽しみながら、元気でお過ごし下さい。
1.“恋問館まつり”でした。
今年も、白糠町の道の駅『恋問館』で“恋問館まつり”が開かれました。
白糠町から釧路市に向かって延びる国道38号線沿いにある“恋問館”は、大平洋が目の前に広がる絶景スポットです。
左右に釧路市と白糠町を見渡すことが出来て、ドライブのついでに大自然も堪能することが可能です。お天気の良いポカポカした日にゆっくり海を見つめ、大きな空を感じる。仕事に疲れた時などは、そんな環境に身を投じるのも一案ですね。
さて、10月2日(日)のお祭り当日は台風の後とあって、天気は良かったのですが、強風でした。
秋の入口ということもあり、じっとしていると少し寒いくらいでしたね。
直前に恋問館内部の問題が新聞・テレビ等のニュースで取り上げられるということがありましたので、どうなることかと心配しましたが、沢山の方が来場されているのを見て、ちょっとホッとしました。
会場では、白糠町の名産、紫蘇やししゃものつかみ取りなどの他に、弾き語りなどもあって、みなさん楽しまれていたようです。
白糠町を広く皆さんに知って頂くためにも、恋問館にはこれからも白糠町振興の拠点として頑張ってほしいと強く感じた日でした。
“恋問館まつり”会場でも振る舞われていたサンマですが、今年は大漁だったそうですね。
この時期、どこからともなく回ってくるので、わざわざ購入するまでもなく食すことになります。いつも美味しく頂いています。有り難いことです。
大体はグリルで焼いて頂くのですが、こういう会場で頂くように炭で焼くのが一番美味しいですね。沢山手に入った場合は、甘露煮にしておくのもいいですよ。ご飯のおかずにぴったりです。
内臓を取り出すのがちょっとおっくうですが、秋鮭の内臓に比べればどうってことない感じです。

最近では、サンマが心筋梗塞・脳梗塞の予防に役立つとか、脳の活性化に効果があるとか、コレステロールを低下させる効果があるとか、いろいろ分かってきたようですし、皆さんも是非沢山食して効果を実感しましょう!
2.鐘楼堂、完成しました。
かねてより弊社で施工しておりました鐘楼堂が、ついに完成致しました。
きらきら輝く金色の屋根が秋空に映えて、とても立派です。
帯広などではよく見かける鐘楼堂ですが、白糠町には今までなかったと思います。冬の寒さがあまりにも厳しすぎるので、屋外で撞く鐘がこの地域に根付かなかったのか、はたまた単なる慣習なのか。いずれにせよ、今年の年末からは生の除夜の鐘を聞くことができるという訳です。
10月17日(月)の打初め式では、関係者が鐘を撞いて、完成を祝いました。
今後長く白糠町にあって、町が繁栄するように見守って下さいますように…。
3.内部監査、ご苦労様です。
先月号では、MSAによるISO並びにOHSASの認証更新に関して、外部審査の様子をご紹介しましたが、今月は、その外部審査に先立って実施された内部監査に関するお話しです。
外部審査は、社外の認証機関にお願いして、弊社がISO並びにOHSASの規格を守り、品質並びに労働安全衛生に関して、計画しそれを計画通りに実施しているかどうかを審査して頂くもの。内部監査は、やることは同じですが、社内の職員によって自らを監査するものです。
定期的に実施することになっており、各部門に対しては2月と9月の年2回実施しています。
この他に、現場に対しては、毎月いずれかの現場を対象として内部監査をしています。
今回は、9月上旬に実施された定期内部監査を対象として、内部監査に当たった6名の内部監査員の中から、土木部の横山利夫がベストチェックリスト賞を受賞しました。チェックリストのまとめ方が優れている、監査証拠をきちんと掴んでいる、有効性の確認が出来ている、などが表彰理由です。
職員同士で監査しあうので、ある時は監査員、ある時は監査を受ける人という、いずれの立場もあり得る訳で、ということは内部監査員をやって気付いたことを、現場を進める時に活かすことが出来るということにもつながりますね。
これからも品質、労働安全衛生マネジメントシステムの充実を目指して、たゆまぬ努力を続けましょう。
安衞管理者(左)から、表彰を受ける土木部、横山利夫(右)。
4.たまにはゆっくり…。
行ってみました。
地元の海。
西庶路海岸で初めての魚釣りです。

この海岸には、地元の方が結構釣りに来ているようです。

お弁当を持って、張り切って出かけましたが、この日は鮭が全く釣れませんでした。
朝早くから来ている方は、釣れているような話しを聞きましたが…。

散歩をしているお爺さんや、親子づれなど、色々な方がいらっしゃいました。

波の音を聞きながら、海をぼうっと見ているのも、たまにはいいと思った1日でした。
5.気をつけましょう…いろいろと。
スピード出し過ぎていませんか?
今年も残り2ヶ月ばかりとなりました。
10月上旬に開かれた輸送繁忙期交通安全大会に参加した際、現場が忙しい時期、身体の疲れ、心の疲れなどから交通事故を起こさないようにということが叫ばれていました。どうやら眠気は2時間おきにやって来るそうですよ。長時間運転する時は、途中で車を停めて休憩しましょう!スピードの出し過ぎにも注意して下さい。『早く着くより、無事で着け』の気持ちで運転することが大切です。
最近では、夕暮れも早くなり、歩行者や自転車にも充分気を配る必要があります。
郊外では鹿の飛び出しにも気をつけて下さい。
安全運転で無事な毎日を過ごしましょう!
インフルエンザへの対応をしよう!
この時期、季節の変わり目のせいか、風邪をひきやすくなりがちです。
空気も乾燥してきました。インフルエンザにも注意が必要です。
手洗い、うがいが効果的です。
風邪をひいたかなと感じたら、周りの人にうつさないようにマスクをすることを心がけましょう。
充分睡眠をとり、暖かくして身体を休ませましょう。
労働災害をなくしましょう!
北海道労働局がまとめた2011年9月末の労災発生状況によると、建設業の死亡労災は6人で、過去最低水準となっている、と10月13日(木)の北海道建設新聞の記事にあります。確かに大きく減少はしているようですが、これからの降雪期に向けて、なお一層の安全管理が重要であるとのことです。
10月17日(月)からは「建設工事追い込み期における労災防止対策」がスタートしています。
釧路労働基準監督署管轄は死亡ゼロを継続中ということですので、ぜひこの後もこの状況を続けたいですね。
6.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、9月23日(金)の北海道建設新聞から避難訓練の結果についての記事をご紹介します。
3月11日の東日本大震災発生以降、地震発生時の避難について考える機会が沢山ありました。
地震が発生したら、まず避難する、という考えが定着しつつありますね。これまで大きな津波に見舞われなかったのは単なるラッキーだったのかもしれません。白糠町も大平洋に面していますから、もちろん津波が押し寄せる可能性は大です。
弊社でも避難訓練を実施しましたが、町で指定されている避難場所まで、短時間で避難出来るとばかりも言い切れません。もし、その場所まで行けそうにもない時はどうするか、そういうことも考えておく必要がありますね。一番いいのは、もっと近くの3階建て以上のビルに避難することでしょうか。でも、その建物に必ず入れるとも限りませんから、誰でも登れるような外階段があるビルを見つけておくのもいいですね。
何事もあらかじめ考えておくこと、それと臨機応変に対応することが大事でしょうね。
白糠町と建設業協会が協力して整備を進めて下さるのは心強いことです。是非よろしくお願い致します。