暖かくなってきました。
道路は、積もっていた雪を排雪したこともあり、暖かさで雪が溶けて、道幅が広くなり、見通しが良くなっています。黄砂が降っているようで、車が走ると黄色い砂が舞い上がる様子も伺えます。何てったって、春の気候そのものです。町ゆく人の上着もスプリングコートに変わってきました。今年は、春の訪れが例年より早いようです。
春、と言えば、卒業式の季節。今年も多くの学生のみなさんが卒業され、進学したり就職したりなさることでしょう。
昨今は就職先が無くて困っている社会人が多いという話しです。
学生の頃から、将来の自分の生き方を考えて備えておくことが大切ですね。何を仕事にするか、私生活はどのように充実させるか、ある程度目標を持って勉強しないと、現実は厳しいです。若い内は、失敗してもやり直しが出来ますけど、何事も予防が大事。日々の努力に勝るものはない、と心に定めて頑張って下さい。
平成21年3月20日
1.白糠町にも、春?
この冬は、白糠町にしては雪が沢山降ったように思います。2月の白糠町の降雪量は162pと、観測史上最高を記録したそうです。それに比べて、気温はと言うと、例年より最低気温が高かったように感じます。例年なら最低気温−20℃の日が何日間かはあるはずだと覚悟しているのですが、今年はありませんでした。
通常なら、『雪=寒い』というイメージですが、白糠町では、『雪=暖かい』という感じです。どちらかというと、雪がなくて、ものすごくしばれる(凍る)というのが、これまでの道東のイメージだったんですけど…。
日中の気温が高い日も沢山ありましたので、積もった雪が一旦溶けて、夜間の寒さで凍るという現象が起きて、降雪が、氷になっている様子があちこちで見受けられました。そのため弊社では、3月の第一週に排雪作業を実施しました。皆さんの活動の妨げにならないように、排雪作業は夜間に実施しましたが、それでも氷を機械で割る際には大きな音が出てしまい、ご迷惑をおかけしたこともあったかと思います。ご協力、ありがとうございました。
排雪作業の後、暖かい日が続きどんどん降雪が溶けましたが、排雪していた甲斐があり、水はけも良く、比較的きれいな道路が確保できているのではないかと思います。除雪ばかりでなく、これからも道路機能の維持のために、努力していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
排雪作業は、ロータリー車の刃で氷を砕いて吸い上げ、ダンプに積み込んで、雪捨場まで運搬する、ということの繰り返しです。結構、刃も傷んで大変な作業です。
2.労災事故、減少傾向。
平成20年度も、現在まで弊社においては労災事故の発生はありません。これも供給者の皆様のご協力のお陰だと思います。いつもありがとうございます。
ところで、3月11日(水)の北海道新聞に、労災に関する記事が載っていましたので、ちょっとご紹介します。釧路労働基準監督署のまとめによると、労働災害件数は過去30年で最小とのことです。不況に伴う企業活動の縮小が、その原因の一つではないかと分析されています。さらに、企業の安全意識も高くなっているとのことです。

過去に何回もご紹介してきた通り、弊社では労働安全衛生OHSAS18001のシステムを運用することにより、労災事故発生の芽を摘み取る作業を実践してきました。
それは、簡単に言うと、リスクを拾い出し、リスク低減策を考え、実践するという作業に他なりません。
リスクは“リスクアセスメントシート”という様式に書き出していく訳ですが、土木工事だけでも、20個ぐらいの工種それぞれにシートが1枚から13枚ぐらいずつ発生するので、全部で100枚を超えるシートが出来ます。
考えられる全てのリスクを評価し、低減策を考えます。それでもまだリスクの高い作業については、さらなる低減策を考え、二次評価をします。おおよその作業は、この低減策を実施することで低減可能になりますので、常にこのシートの低減策に従って作業することになります。
それでも、リスクの低減を図ることが難しい作業については、年度目標にかかげ、行動計画を設定し、重点的に監視していきます。目標については、年度末に結果を取りまとめ、次年度のリスクアセスメントシートに反映していくことになります。

さて、弊社に勤める職員を見てみても、20歳代の者もいれば、40歳代の者もいます。昔は、先輩の後ろ姿を見て仕事のノウハウを盗む、ということが良く言われていましたが、時代の流れもあり、姿だけで後輩に技術を伝えることが困難になってきた昨今、誰にでも分かり易いシステムがあることは、大変有効だと思います。

しかし実際に、弊社において労災事故の発生はないとはいえ、事故が全くなくなることはない、というのがおおよその見解です。現場内で車輌をバックさせる際に、他の車輌にぶつけるとか、降雪が障害となって、想定できない事故が起きるとか、色々な条件で事故が発生することはあり得ます。常日頃からの“ヒヤリ・ハット”の事例収集がリスクアセスメントシート作成のために必要なことは言うまでもありません。
労災事故減少のニュースは嬉しいことですが、今後も気を引き締めてリスク低減に取り組んでいくことが大切ですね。
3.白糠のチーズを召し上がれ。
さて、つい最近、とあるイタリアンレストランでチーズフォンデュを頂く機会がありました。
とても美味しかったので、「我が家でもやってみよう!」と思い立ち、早速実践しました。
白糠でチーズ、と言えばやっぱり『酪恵舎』。最近ではあちらこちらで『酪恵舎』のラベルを貼ったチーズを見かけますが、この日は国道392号線沿いの『酪恵舎』本店を訪れ、チーズフォンデュ用のチーズを購入しました。大人2人分ぐらいをパックにしたチーズがありますのでそちらを使用しました。作り方を載せたパンフレットを頂くことも出来ますので、便利です。
まず、白ワインを沸騰させて、アルコールを飛ばしたところに、チーズを投入。よく溶かします。白ワインがなかったら、牛乳でもOKです。ここまでは、ガスレンジで。鍋の底に焦げ付かないように、常にヘラでかき混ぜながら溶かすのがこつです。
残った白ワインは、チーズフォンデュを頂きながら、こちらはグラスで頂きます。
次に燃料を燃やした、専用のガス台に鍋を移動し、ぶくぶくするチーズの中にお好みの具を一つずつ入れて、チーズを絡ませながら、頂きます。
フランスパンや、茹でたジャガイモやブロッコリー、ウインナーなど。基本的に何でもOKです。この日は、レストランで頂いたパスタのチーズフォンデュを思い出して、再現してみました。普通のパスタの麺を使用したのですが、どうやらチーズフォンデュには、きしめんのような平べったい麺の方が良かったようです。色々と試行錯誤しながら、みんなで美味しく頂き、チーズを満喫したのでした。
そうそう、ニンニクを忘れてはいけません。。最初に白ワインを沸騰させる前に、ニンニクを1かけ用意して、鍋底に丹念に塗って下さい。残ったニンニクのかけらはそのままチーズと一緒にふつふつさせます。チーズと一緒に、このニンニクを頂いた人はラッキーだというお話しですよ。
一度みなさんもお試しあれ。
4.エコ、してますか?
いきなりですが、みなさん、エコ活動してますか?
今回は、エコバックのお話しです。スーパーなどで買い物をする際に、レジ袋をもらわずに、エコバックを持参することが、常識になりつつあります。レジ袋は有料になってきましたし、私もエコバックを持っています。でも、エコバックを最初に買おうとした時、結構高いので驚きました。しっかりした造りやキャラクターがデザインされた物を購入しようとすると、2,000円もするんですよ。もちろん私は、簡単な造りの物を選びましたが、それでも500円から600円ぐらいはしました。今では沢山の種類のエコバックが売られていますが、果たしてそのエコバックを生産するということ自体エコなのかなあ?という感じもします。そこで今回、使わない折りたたみ傘を使用して、エコバック作りに挑戦してみました。使わないけど、どこかで景品に頂いた折りたたみ傘とかが、どのご家庭にもあるのではないでしょうか。使わないより、形を変えても使った方が良いよねえ、というわけで、傘からエコバック作りスタート!
まず、傘の骨を外して布だけにします。予め持っている購入したエコバックをお手本にして、型紙をとり、布を裁断します。後は、パーツを縫い合わせれば、出来上がりです。
そんなに厳密に美しい物を作ろうとするより、ちょっといびつでも自分で使う分には問題ないと思って作るぐらいが気が楽です。
こつは、既にもっているエコバックをよおく観察することです。
裏返したしりながら、造りをよく観察するといいですよ。
結構、うまく出来たと思うんですけど…。
一つの傘からエコバック1つ出来ますね。
後は、使ってみてどんな感じかというのが問題ですね。出来上がったばかりなので、使った感じは後日ご報告します。
これってエコですよね。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、3月10日(火)の北海道建設新聞の記事から、北海道開発局の土木一式工事における平成21・22年度格付けに関する記事をご紹介します。
入札に参加する際の資格審査の結果です。
この審査結果により、登録されていることが、入札に参加する最低限の資格です。
このランクを維持するためにも、新年度沢山の工事を受注したいところです。職員の気力は充実していますので、多くの発注がありますことを期待します。