真夏、到来~っ!
いよいよ、夏本番です。
今回は、北海道建設新聞から7月13日(木)の記事をご紹介します。
少しずつ受注工事を増やしつつ、今年も忙しくなる予感。繁忙期入り口の夏です。
毎月実施している安全パトロールの対象現場も増えていくことが予想されます。
7月21日(金)は、建築、土木合わせて4つの現場を安全パトロールしました。弊社協力会 「山栄会 (やまえいかい)」 会員会社の皆さんと一緒に現場を見せて頂きました。どれ一つとして同じ工事ではあり得ない それぞれの現場を、無事故無災害で進めるために、危険の芽を見落とさぬよう、見て回ります。
さて、どんどん押し寄せてくる ICT (Information and Communication Technology) の波に溺れそうな昨今ですが、最早これは止められませんし、安全面からも技術面からも、さらには生産性を考えても、活用していくしかないものではあります。導入にはお金が掛かりますが、それをしのぐ収穫があります。
現場施工の常として、設計図を見ながらの作業となりますが、常々、技術者に求められる想像力の必要性を感じてきました。例えば、道路を作るにも、山を切り開いて、どの方向に どんな高さの どこまでの道路を作るのか図面だけを頼りに施工するには、想像力が必要だと思うんです。橋を作るにも、ビルを建てるにも想像力は必要です。思うに、ICT は その手助けになるものなのでしょう。
現場施工が分かりやすくなるなら、それは若い技術者たちにとっても、強い味方となるはずです。
人手不足が招いた技術革新という一面もありますが、デジタル慣れした若者にも建設業の扉をたたいてほしいですね。

それはそうと、記事にあるようなデジタルの配筋図を見たことがあるような気がします。
多分、橋台 (アバント) の配筋図だったような気が…。
その時は、「へえ~、こんなこと出来る時代になったんだ」 って感動しました。
現場代理人が言っていたのは、配筋のずれがあった時に、一目で分かって良いってことでした。
今のところ、デジタル配筋図の解像度にもレベルがあるようですから、使途によって精度を変えていくらしいのですが…。
例えば、住民への説明のため、発注者の遠隔臨場のため…など、活用法にも色々あるということですよ。

総務部といえども、同じ建設業に携わるからには、情報収集が必要です。
折りに触れ、私の耳元に情報をささやいてくれる人は大歓迎です。あとは記憶力ですね。印象深く記憶することが大切な気がします。こちらは人力ですから、ICT のように上手くいくとは限らないのです。でも80年近く保つ人の脳ってなかなかです。もう少し保つように、頑張りたいです。
一つ申し上げておくならば、自然豊かな静かな場所では、時々、熊も出ないとは限りませんので、そこはご注意下さい。最近では、ゴルフ場でも目撃情報があるらしいですよ。くれぐれも安全にお楽しみくださいね。

そうそう、公園といえば、ちょっと前の北海道建設新聞に、道立広域公園誘致の話題が掲載されていました。
鈴木直道 北海道知事が、道内12カ所目の道立広域公園候補地を、白糠町泊別地区に定めたということでした。釧路管内には道立広域公園がなかったので、待ちに待った甲斐がありましたね。これまで、道立広域公園誘致に活動してこられた皆さんの努力が実ったということですね。まだまだ準備は色々とあるのでしょうが、楽しみなことです。広域公園の定義としては、「一市町村の区域を超える広域のレクリエーション需要を充足することを目的とする公園」 とありますから、キャンプ場はもとより、様々な遊戯施設がアイディア次第で出来るのかも。夏も比較的涼しく過ごせる白糠町。沢山の方にいらしてほしいですね。
白糠町庶路にある 「乳呑自然公園 (ちのみしぜんこうえん)」 が、今月リニューアルされました。
「アイヌ伝統文化空間」 として整備されており、滑り台やブランコなどの遊具があります。またアイヌ植物の解説サインが2つあって、一つ目は、「ヤブマメ (アイヌ語でエハ・アハ・ヌミノカン)」 という植物で、茹でたりお米と混ぜて炊いたりして食べられると書かれています。
二つ目は 「ガマ (アイヌ語でシキナ)」 という植物で、儀礼にも使われていたお花 ゴザ (アイヌ語でチタラペ) の材料になると書かれています。
さらには 「じゃぶじゃぶ池」 と呼ばれる大きな池では、水遊びを楽しめるそうですよ。
この公園は穏やかな自然の中にあるので、歩いているだけで癒やされますし、心が浄化されていくような素敵な所です。白糠町内にある公園には、子供が遊べる遊具が設置されている所が多いと感じますが、大きな池がある公園は珍しいと思いますので、新たな魅力ある公園になっているのではないでしょうか。
大人になってからはあまり公園に足を運ばなくなってしまいましたが、今後は色んな公園の園内をお散歩しながら心穏やかな時間を過ごしたいと思います。   (※咲)
ある日の日曜日、我が家に届いた 『牛乳乳製品しらぬか応援券』 。
白糠町からの贈り物です。
新型コロナウイルス感染症の影響による生乳の需要低迷と、不安定な国際情勢による原油、飼肥料価格高騰などにより酪農経営が厳しい状況にあるとのこと。釧路管内の町村が協力して、生乳の需要回復を目指していると伺いました。白糠町では、一世帯につき2千円分 (200円券×10枚) の 『牛乳乳製品しらぬか応援券』 が配布されました。
我が家では、週に 500mlの牛乳を、最低3ヶは消費していますので、とても助かります。
あまり気にしていませんでしたが、北海道の牛乳は美味しいと、東京などに行く度に思います。
個人の感想ですが、私などは、東京で牛乳を飲むと、なぜかお腹を壊してしまうのです。あまりに度々なので、最早 北海道以外では牛乳を飲まないことにしています。もしかしたら、体調のせいかもしれませんが、考えだしたら そうとしか思えなかったりして…。北海道を出る機会がそうそうある訳でもないので、普段は自宅で美味しく牛乳を頂いています。この牛乳券もありがたく使わせて頂きますね。  (※百)
今年も、『港inしらぬか花火大会』 が開かれます。9回目になるんですね。
8月19日(土)、白糠漁港にて開催です。
午後4時、屋台村スタートって、間違いなく混みますね。午後5時には歌謡ショーなどのステージイベント開始ですし、食べて飲んで、西の空が暮れてきた午後7時に花火打ち揚げが始まる予定です。
車でいらっしゃる方のために、ちょっと離れた場所に駐車場もありますし、そこから花火大会会場までは無料バスも出ています。焦らず、時間に余裕を持って、いらして下さいね。
夏の思い出に花火大会、いっしょに楽しみましょう。

当日、晴れるといいですね。
もしかしたら、暮れてくると寒くなることもあり得ますので、そちらの対策もしておいた方がいいかもしれませんよ。
大人神輿には、道内各地の神輿会の方達が参加して下さり、27団体、総人数102名で2基の御神輿を担ぎ盛大に盛り上げて下さいました。今年は、 掘削技術専門学校の生徒さんも掘削機の模型御神輿を手作りして参加して下さいました。専門学校の生徒さん達は道外出身の方が多く、「西庶路は小さい町ですが町民の皆さんが親切でとても良い町ですね」 と言って下さり とても嬉しく思いました。
久しぶりのお祭り、やっぱりお祭りは楽しいな~と改めて思いました。
8月14日(月)、15日(火)には、地域ぐるみの伝統行事 「盆踊り大会」 が開かれ、15日は仮装盆踊り大会です。その模様は次回のちょっと一息で (笑)        (※恵)
各地で夏祭り復活の兆し。白糠町西庶路でも 『西庶路神社例大祭』 が、7月15日(土)、16日(日)の両日行われました。コロナ禍で中止していたものの、2019年に行われて以来です。
15日の宵宮祭はあいにくの雨で、神社境内で行われる予定の芸能発表はコミセンで行われました。カラオケ大会では町民のみなさんが自慢の歌声を披露し盛り上げて下さいました。
16日の発輿祭は曇り空でしたが、西庶路音頭の大行進、白糠駒太鼓の祭りばやし、子供神輿、大人神輿が明治通りを練り歩きました。白糠駒太鼓の祭りばやしに皆がウキウキ、子供達は楽しそうに 「ワッショイワッショイ」 と小さい体で御神輿を担いでいました。
写真は、高速道路を作っている道路工事の現場です。
現在、札幌から釧路に向けて延びている北海道横断自動車道 (道東自動車道) は、阿寒IC(インターチェンジ) まで繋がっている状態です。これを、さらに釧路西ICまで繋ぐべく17㎞の延長区間において工事中で、弊社もその一部を施工しています。2024年度開通予定とされていて、地元住民としても楽しみなことです。
安全パトロール当日は、道路の路盤工事をしているところで、バックホウなどの重機作業を見ることができました。
一口に 「道路」 と言えば、綺麗に舗装された道路を思い浮かべると思いますが、その舗装の下には、表層、基層、路盤、路床、路体と呼ばれる部分があります。それらは層になっていて、しっかりした道路を長い年月保つためには、この下層の部分から、きちんと施工する必要があります。路盤は、砕石や砂利などを締め固めていきます。
この日の作業は、路盤工事に進むべく、その下の路床の面を出しているところで、バックホウで削るという作業でした。

ところで、ICT (Information and Communication Technology)(情報通信技術) 施工って、最近よく耳にする言葉ですけど、皆さんご存じですか?
どうやら、ここでも その技術が活用されているようで、土を掘削するバックホウ (写真右奥) が凄いらしいんです。MGバックホウって言うらしいんですけど、いわゆるマシンガイダンスが採用されています。
現場で教えてもらったのですが、マシンガイダンスとは、自動追尾式GNSS (Global Navigation Satellite System 人工衛星を利用した全世界測位システム) を用いて、建設機械の位置情報を計測し、あらかじめ入力しておいた施工箇所の設計データと現地盤データとの差分をオペレータへ提供するシステムのことをいいます。オペレータが自分でバックホウを操作して作業することに変わりありませんが、例えば、バックホウを上下する度に、その位置がタブレットに表示され、設計どおりに地面を掘削するには、あと何センチ削ればいいのか分かるなどという機能があります。
施工技術も時代とともに変化していくんですね。
そのうち、機械も自動運転になっていくんじゃないかって気がします。(安全面で考えると、それもいいのかも…)

今のところは、限られた機械についての機能であり、現場にはその他にも沢山の機械が入っていますので、従来どおり合図をしながら作業するなどの注意事項を守って、安全に作業して下さるようお願いしたいですね。 (※百)
7月の最終週になって、白糠町にも ようやく夏がやってきました。
これまで霧がかかり勝ちの、ひんやりした日々でしたが、一気に夏を感じる日差しです。
朝から25℃以上の気温も珍しいですし、日中最高気温も30℃に迫る勢いです。
ちょっと前まで、クーラーがある家なんて見かけませんでしたが、最近では自宅にクーラーを備えたという方も増えたようですね。クーラーと言えば、ドラッグストアや銀行って感じで、白糠町役場にもクーラーはありませんからね。それが、今や新築のアパートにはクーラーが常設されているという時代です。やっぱり、地球は熱くなってきたんですね。
夜になると、20℃くらいまで気温が下がるのが、せめてもの救いです。
白糠町は、暑くて眠れないということはないので、ホッとします。
それ故なのか、涼を求めていらっしゃる観光客の方で、釧路は賑わっているらしいですね。ホテルの宿泊予約が取れないと、もっぱらの評判です。コロナ禍が落ち着いて、人の移動も盛んになり、どこもかしこも渋滞気味です。
落ち着いたとは言え、近頃でもコロナに感染した方の話を結構耳にします。感染も自己責任になったような感じですが、ケースバイケースでマスクの着用など、気を付けるようにしたいですね。
比較的涼しい釧路管内とは裏腹に、全国的には35℃を超える猛暑日が続いているようですね。
皆さま、ご自愛ください。
ちなみに、食料品に限りませんが、色々なものが値上がりしています。
値上がりも困りますが、卵などのように商品そのものが不足していることにも困っています。
鳥インフルエンザの影響でニワトリが殺処分される事例が相次いで発生し、卵が品不足しています。不足すると、おのずと商品の値段も上がっているように感じます。卵は、ハンバーグを作るにも、天ぷらを作るにも、はたまたトンカツを作るにも欠かせません。何とか安定供給してほしいものです。
「品不足」、「値上がり」、その裏にあるのは、やっぱり不安定な世界情勢ですよね。
必要なのは世界の平和・安定だと、誰しもが思っているはず…。
ロシアとウクライナの戦争が一刻も早く解決してくれることを、ユーラシア大陸の東の果てから願っています。
『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。
白糠の夏のお祭りは、まだまだ続きます~
3.牛乳、飲んでますか?
この他にも、現場のことを色々ご紹介したいのは山々なのですが…。
まだまだ安全パトロールは続きますので、またの機会をお楽しみにしてくださいませ。
1.今年も安全パトロールに行きます!
令和5年7月29日
5.ちょっと気になる新聞記事。
4.町内の公園がリニューアルされました。
2.夏祭りも復活!