『インボイス制度』 とは、簡単に言うと 消費税納税の透明性を図るためのものです。
そのために、取引内容や消費税率、消費税額などの記載要件を満たした請求書などを発行・保存することが要求されるのです。
皆さん、そもそも 消費税がどのように税務署に納められるかご存じですか?
私たちは、例えばスーパーで買い物した時、消費税もいっしょにスーパーに支払いますよね。買い物するたびに、私たちが税務署に消費税を納めている訳ではありませんよね。この場合はスーパーが私たちに代わって、お客様から預かった消費税を税務署に納めてくれているんです。

建設業で考える場合、工事の請負額には消費税が含まれています。工事が終わったら、消費税込みの金額を発注者から頂きます。一方で、材料を購入したり、工事施工を外注したり、機械をリースしたりする、供給者さんとの取引では、消費税込みの金額を請求して頂き、支払いをします。
赤字にならない限り、供給者さんたちに支払った消費税の合計は、発注者から預かった消費税より少額のはずです。工事を施工した弊社は、発注者から預かった消費税と、供給者に支払った消費税の差額を税務署に納めることになります。
いわゆる、これが 「仕入税額控除」 といわれる納税の方法です。

ところで、開業1年目の個人事業主であったり、基準期間および特定期間の売上高が1千万円以下の個人事業主には、消費税が免除されるという制度があります。
今回の記事で取り上げられているのも、この個人事業主 (免税事業者) のことですね。

先ほどの 「仕入税額控除」 で考えると、

   A 発注者から工事額として - B 供給者に支払った材料費 = 税務署に納める消費税
        預かった消費税       (その他外注費など)  
                          に含まれる消費税

という計算式の 「B 供給者に支払った材料費などに含まれる消費税」 というところに免税事業者の消費税が含まれないとなると、税務署に納める消費税は、その分高くなると思われます。
このような経緯から、免税事業者である個人事業主が、今後敬遠されるのではないかと、記事では危惧しているのでしょう。個人事業主になった、色々な行く立て (ゆくたて) があったにも関わらず、これでいいのかと…。

いずれにせよ、色々な立場の人がいますから、それぞれの立ち位置で、対策をしなければならないようです。弊社ならば、供給者さんが出して下さる請求書の記載によって、課税事業者なのか免税事業者なのかを明確にし、消費税率や、その消費税率による消費税額を確認し、課税事業者ならば税務署への登録番号を確認する…など。
インボイス制度は2023年10月1日スタートですから、早めに対策を整えておくほうがいいのでしょう。
これから制度スタートまでの期間に、色々と講習会なども開かれるようです。今回お話した内容で大丈夫かどうか、講習会に参加して確認しておきたいと思います。
変化を余儀なくされることも、ままありますが、何とか正常運転していきたいと思っている今日この頃です。
夏でした…
まだまだ暑い日が続いていますが。
最近は熊出没についてのニュースをよく見ます。
公園に向かう道中にも 「熊出没注意」 の看板がありました。
自然豊かな土地だからこそ、そういった危険にも備えておかなければならないのでしょう。
白糠町のホームページには、「ヒグマに出会わないための工夫」、「ヒグマに遭遇したら」、「ヒグマ出没位置図」 など非常事態に備えるための情報が掲載されています。一度目を通しておくのもいいかもしれませんね。
また、弊社が請け負う工事では、山の中に現場事務所がある場合もあります。現場で働く人たちに、こういった危険が及ばないことを願わずにはいられません。     (※麻)
8月は高速道路での死亡事故や重大事故が多発する時期だそうです。
熱い日差しから運転者が疲れやすく、漫然運転などの危険が増えるだけでなく、帰省やレジャードライブの車が増えることも原因の一つのようです。
そんな8月に運転デビューをすることとなった私ですが、10年ほど前に免許を取得して以来、まともに車を運転しておりませんでした。
通勤している約30分間はまさに命がけの大冒険をしているかのような緊張感に包まれており、早く運転に慣れねば!と思う毎日です。

先日、運転の練習と白糠観光をかねて「岬の森東山公園」へ行ってきました。弊社社屋から車で約5分ほどの距離にあり、分岐も少なく、非常にわかりやすい道のりでした。
細く傾斜のある道を走るのは少し怖かったのですが、公園に着くとそれを忘れてしまうほどの素敵な景色を見ることができました。
7月28日(木)に行われた安全パトロールに参加しました。
この日は天気も快晴で、非常に気温が高く、どこにいても汗が噴き出るような気候の中、3現場回りました。
まずは、橋梁補修で24時間片側通行規制をしている現場の様子を確認。交通誘導員の方々が常に立ちっぱなしで、炎天下の中 大変そうだと感じました。
建物の中での作業をしている建築現場では、熱中症対策も兼ねて、送風機を使って、風を循環させている様子が確認できました。

どの現場もそうですが、熱中症の心配はあるものの、現場事務所の中はコロナウイルス感染予防対策がしっかりとなされていて、窓や扉を全開にして扇風機を回しており、室内の換気とともに涼しい風も入っていたので、かなり対策がされていると感じました。
それでも暑いと感じる日もあると思いますが、こまめな水分補給を忘れず、この暑さを乗り越えながら頑張って頂きたいと思います。

ちなみに、この間とても暑い日に、社屋の中の事務作業にも関わらず、頭がぽう~とする日がありました。いくら計算しても、電卓を使った足し算の答えが、計算する度に違うのです。
何回かやり直した後、「これは、おかしい。」 って、いくら何でも思った訳です。さっさと切り上げて、その日の作業はあきらめることにしました。思えば、あれは熱中症の一歩手前だったのではないかと…思わないでもありません。
秋になりつつあるとは言え、日中はまだ暑い日もあります。
みなさまも、充分お気を付けくださいね。     (※咲)
建物は、東側の旧白糠中学校を改築して小中学生用の校舎となっています。2階、3階に1年生から9年生までの教室があり、防災的にもテロ予防にも安心ですし、トイレの洋式化やLED照明の採用など、時代の要求にも応えていると思います。
そして今回、小中学校の西側に渡り廊下でつながった建物が増築され、こども園と子育て支援センター、子ども発達支援センターが作られたことは、働く親世代にとって、強い味方ができたように感じます。
0歳から15歳まで、一貫して学ぶことが出来る施設とは、さすがに 「子育て応援日本一の町」 と掲げる白糠町ですね。
保育料や、小中高までの給食費 ・ 医療費無償化など、様々な施策がある白糠町、これを活用しない手はありません。
それに、白糠町は、教育にも力を入れるそうですので、そちらも期待してしまいますね。幼児教育は重要だといいますから…。
白糠町に住んで、働いて、子供の教育にも力を入れる。少子高齢化が進んでいるようですが、子供たちの活気あふれる施設になってほしいと思います。       (※百)
これまで太平洋沿岸に近く、茶路川に隣接して茶路川の洪水浸水地域にあった白糠小学校は、大雨が降るたびに何かと心配されてきました。太平洋沖に千島海溝が控える地形から、大地震が起きた場合の津波被害も懸念されてきましたが、今回の白糠中学校との統合により、太平洋から内陸に約1.5㎞入った場所に移ることができて、安心要素が増えましたね。
さらにすぐ後ろには、防災備品倉庫が設置された裏山もあり、いざという時には、すぐに避難することが出来るということで、心強いです。
そもそも、この小中学校自体が避難施設としても設定されているらしくて、小さい子や高齢者のためのエレベーターが備え付けられていたり、毛布や寝袋なども用意されていると伺いました。
何と言っても、多くの人が避難できるように、200台以上の駐車場が設けられていることは、土地の広い北海道ならでは でしょう。
令和3年7月に着工した白糠小中学校統合事業が、遂に完成。令和4年8月20日(土)に、白糠学園 ・ 白糠こども園として開校しました。増改築工事に携わった地元企業として、私たちも嬉しさでいっぱいです。
これで、白糠には西庶路の庶路学園とともに、小中一貫教育を実現する教育環境が整ったことになります。
地理的に、太平洋の津波からの危機にも対応されており、親御さんも安心して、わが子を学校に送り出せることでしょう。
今年の夏は、雨が多かったように思います。
北海道には梅雨がないとは言え、梅雨以上に降ったのでは…?
野菜を育てている方は直接影響を被ったのではありませんか。出来がイマイチというお話を小耳に挟みました。その影響なのか、はたまたロシアのウクライナ侵攻の影響なのか、野菜は値上がりしているようですね。トマトなんて、沢山出回っていますけど、美味しいものはそれなりのお値段ですから、ビックリしてしまいます。だから、いつもより良くないとは言え、自家栽培のトマトには、とても助けられています。私ではなく、両親が育てているトマトですけど…。
いつも、ありがとうございます。
それにしても、野菜ばかりでなく、色々なものが値上がりしていて、暮らしに響くこと この上ありませんよね。つい先日は、いよいよ化粧品も値上げするとお知らせを頂きまして、「またか…」 って感じでした。今や、世界のどこで起きたことが、何に影響を及ぼすのか、なんでもアリの世の中です。自分だけが無関係に生きていくなんて、無理ですね。
という訳で、新型コロナウイルス感染も、とても身近に迫ってきています。
最早、順番待ちと言ってもいいくらいの勢いじゃありませんか?今のところ、自身は罹っていませんが、気は抜けないという日々ですね。そういえば、4回目のワクチン接種の案内が、白糠町から届きました。9月の予定です。そのうち、有料になるとかならないとか、噂は色々ありますが、有難いことですね。これで重症化が避けられるのなら、やっぱり打っておくと安心ですからね。あとは、何とか精神力でカバーして、再開されつつある色々なイベントを楽しみたいと願っています。
もうすぐ秋。白糠町の朝夕には、涼しい風が吹き始めました。
皆様も元気で日々をお過ごしください。
↓望洋の碑
4.白糠の素敵な景色
↑ 現場事務所に、建設小町 「女性の力は社会の力」 横断幕が張ってありました。
3.暑さ対策は、大事です。
1.白糠学園開校、白糠こども園完成です。
今回は、8月25日(木)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
2023年10月1日から導入される 『インボイス制度』 についての記事です。
ただ残念だったのは、本来ならば歌謡ショーや屋台村も開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い花火だけの開催になってしまったことです。
コロナが少しでも終息して、色んなイベントが安全に行われ、楽しめる日常になって欲しいと思います。
兎にも角にも夏の終わりの夜空に、迫力のある綺麗な花火を見られて良かったです。
また来年まで元気に過ごして、花火大会を迎えられるようにしたいですね。    (※恵)
一緒に見た子供は、仕掛け花火が色々な形をしているのが楽しかったようで、「ドラえもん!キティちゃんだー!」 と楽しそうに教えてくれました。子供は素直な心で見ているんだなぁと思いました。
初めて白糠町の花火大会を観覧した友人は、「近くで花火が見れて迫力満点。綺麗だった」 と感動していました。こんなに近くで見られる花火大会は白糠ならでは で、打ちあがった花火が海に映るのも美しいですよね。
8月20日土曜日に、『第8回 港inしらぬか花火大会』 が3年ぶりに開催されました。
当日は午前中晴れていたものの、午後から雨が降り、このまま降り続いて中止になったら…と心配しながら、携帯の天気予報と空を何度も見てしまう天気でした。
夕方には雨も止んで、少しだけ青空も見えましたが、花火が打ちあがる頃には曇ってきたので、天気がもってくれるのを祈りながらの花火大会となりました。幸い、花火を打ち上げている間、雨は降らず、適度に風が吹いて、よく花火が見えたのでホッとしました。
白糠の花火は漁港から打ちあげるというところに特徴があるもので、スターマインのスケールの大きさにビックリしたり、仕掛け花火の美しさに見とれたり、200mという至近距離からの10,000発の花火が頭上でパッと開き、花びらが夜空から降り注いでくる感じに、思わず 『ワーッ!』 と歓声をあげてしまうほどでした。
『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。
令和4年8月30日
東側
西側
↑東山公園から、白糠町の漁港を臨む。
5.ちょっと気になる新聞記事。
2.白糠の花火大会が開催されました。