夏の風吹く
令和4年6月30日
静岡県熱海市の土石流被害を受けて法改正されたことの一つとして、この他にも盛土規制法があります。こちらは、危険な盛土を全国一律の基準で規制することを目的としており、土地の用途に関わらず、盛土を知事の許可制とするものです。
今回の記事は、盛土にするにしろ何にしろ、建設工事から発生した土の適正処理を促すというものですね。契約書 (注文書) に添付する約款に記載することで、建設発生土の指定利用を徹底し、搬出先を明確にするということです。

ところで、建設発生土については、一般財団法人 日本建設情報総合センターが運用する 『建設発生土情報交換システム』 というものもあります。
こちらは、全国の全ての公共工事について、共通に利用できるオンラインによる情報交換システムで、建設発生土の利用に関する最新の情報を提供することにより建設発生土の工事間利用の促進に活用されることを目的としています。
このシステムを利用すると、50㎞圏内で建設発生土を利用できる工事を検索し、調整することにより建設発生土の工事間利用を実現することができるそうです。

こうして見てみると、建設発生土の再利用 (リサイクル) は、以前から建設業における課題の一つであったことが伺えます。災害・事故の発生を受けてからの法規制であることは否めませんが、今後同様の災害・事故が起こらないように努力していきたいですね。
弊社においても、職員が社有車に乗車する際に、アルコールチェックをするべく、アルコールチェッカーを配布しています。職員は運転する前に呼気中のアルコールをチェックし、その数値を記録することになっています。
昨今、企業のコンプライアンスは非常に重要です。安心して生活できる地域づくりも、企業の担うべき責任の一つでしょう。
特に北海道は車なしでは生活できません。安全運転の第一歩としてアルコールチェックを定着させましょう。     (※百)
既にみなさんご存じのことと思いますが、道路交通法施行規則の改正により、一定台数以上の 「白ナンバー」 の自動車を使用する事業者に、運転者のアルコールチェックが義務付けられています。
厳密には、安全運転管理者による運転者への酒気帯びの有無について確認することが義務付けられており、2022年10月1日からは、アルコール検知器の使用も義務付けられます。
ところで皆さん、そんな白糠町が 「子育てに関する自治体サービスが充実している自治体ランキング」 1位になったってご存じですか。㈱リクルートが、北海道に居住している人を対象に実施したWEBアンケート形式で 『SUUMO住民実感調査2022 北海道版』 を集計した結果だそうです。
他には、「住み続けたい自治体ランキング」 などもあって、こちらはトップ10のうちに7つも札幌市内の区が入っているんですけどね。
白糠町が自治体サービスが充実している自治体 1位になったのは、白糠町が “子育て応援 日本一の町” を掲げ、出産祝い金の支給、18歳までの医療費・保育料・学校給食費の無料化、新入学児童・生徒入学支援金の支給などを行っているなどが大きな理由だと思われます。
確かに、子供が小さいと特に病院代が掛かるように感じます。
私の子育て時代にも、こんな支援があったら良かったのにとちょっと羨ましいです(笑)
こういったアンケート結果を見て、白糠町に移住してくれる若い世代の方々が増えると嬉しいですね。
今年の7月には白糠こども園も出来る予定ですし、働きながら子育てする世代のかたには、充実したサービスが揃っていると思います。是非、検討してほしいですね。
私も、白糠町に住み、地元の企業に勤めていることに誇りをもって、これからも社会貢献できるよう、まだまだ頑張りたいと思います。
                 (※恵)
最近は、原油価格の高騰など物価高が何かと話題です。
塵も積もれば山となる。一つ一つは小さな価格上昇でも、家庭の1ヵ月の生活費にしてみれば、大きな負担になりかねません。
そんな中、白糠町より 第6弾 『元気!白糠応援券』 が各戸に配布されました。一人1万円 (500円券が20枚)。家族の人数が多いと、結構な額になります。飲食店や美容院、クリーニング屋さんにコンビニまで、色々使えて嬉しい限りです。9月30日まで使えますので、これまで同様有効に活用させて頂きます。
この工事では橋や跨線橋など数箇所の施工が計画されていますが、高流動コンクリートによる施工が行われたり、ロードヒーティングの電力線、電力管路の移設なども行われるそうです。

そして、工事成績80点以上を目指すべく、今年度から電納エスパーでの実施が可能になった「遠隔臨場の実施」、さらには生産性向上チャレンジで 「デジタル工事写真」 や既設橋脚の現況の確認として 「既設橋脚3Dスキャナー計測」 なども実施するそうです。
総務部の私には、分からない言葉が多いのですが、そこはそれインターネットは素晴らしいですね。検索すると、説明は沢山出てきてくれます。すでに施工は進められており、竣工は来年の3月下旬となっていますが、進捗するにつれ、安全パトロールなどの機会をとらえて、内容を確かめたいと思っています。
まずは、無事故・無災害で工事が進みますように願っています。             (※咲)
今回も、5月に開かれた施工体制会議の様子をご紹介しようと思います。弊社の 「施工体制会議」 とは、工事を受注して実行予算を作った段階で、その工事の施工方法や施工体制 (人員配置) 、供給者さんや目標点数など様々なことを話し合う会議です。弊社社長をはじめとする役員や関係部署の部長、職員などが参加します。
今回は、受注した橋の補修工事についての施工体制会議です。
まず話題に上がったのは、橋の親柱の取り壊しについてでした。
皆さん、「親柱(おやばしら) 」 ってご存じですか?
言葉はともかく、橋の両端四方に、石などで作られた彫像的ものを、ご覧になったことはあるのではないでしょうか。橋の名前や、作られた年月日などが記載されていることが多いと思います。いわゆる、その橋や かかっている川の情報装置とも言えるものですね。
会議でもこの親柱の意味を考えてみたのですが、施工箇所の橋には歩道も設けられておらず、人が歩行することもないので、親柱がなくても、高欄だけで人や車の落下防止になるだろうということに落ち着きました。
全ての現場をご紹介できないのは残念ですが、安全パトロールは毎月実施していますので、他の現場についても、今後ご紹介する機会があると思います。お楽しみに!
最近は、北海道でも雨が多いように感じます。大量の雨により 川の水量が増して、そのこと自体が災害の原因になることもしばしばです。そのための防災工事や災害復旧工事ではありますが、その工事の施工中にも増水することはある訳で、自然相手の工事では、色々な対策が必要になります。
さらに、この場所は、横断自動車道の白糠庶路インターチェンジ(IC) のすぐ近く。
太平洋からは約13㎞内陸に入った場所ですので、気温も高めです。この日の白糠町の最高気温は26℃。関東などの猛暑日などと比べると、まだまだ過ごしやすいかもしれませんが、なにせ暑さに慣れていないので、暑さ対策も必要です。急に暑くなってきたようですから、熱中症にならないように、水分補給に努め、休憩も挟みながら作業してほしいですね。喉が渇いたと感じなくても、定期的に水分補給するといいらしいですよ。この現場では経口補水液を用意していたようですので、意識的に対策していて いいと思います。何しろ、健康に現場施工頑張ってほしいです。    (※百)
次は、庶路川災害復旧工事の現場です。
この日の作業は、護岸の連節ブロック張り。…と、一口に言っても、連節ブロック張りをするまでにも多くの作業があったことが、現場を見ると分かります。連節ブロックを張る前の根固めブロック据え付け作業があったでしょうし、その前には護岸から川の流れを一時的に切り離す作業もあったでしょう。そういう作業環境を整える作業のほうが大変だったりすることは、結構あるように思います。
乳幼児の保育施設には、至る所に手洗いとトイレが設けられています。
「2歳児用洗面台」 なんて、高さが大人の膝くらいです。便座も、こんなに小さくて可愛い。やっとつかまり立ちできるような子供のために、あらゆる場所が角のない設計となっているのもいいですね。

結局、令和4年7月末までの工期となっている現場ですので、ほぼ完成に近く、現場見学会のようになってしまいました。
残りわずかですが、最後まで安全に仕上げて下さるように、お願いしたいです。
まず6月27日(月)、白糠小中学校の統合事業の現場です。
令和3年度から、年度をまたいでの施工となっている白糠小学校と中学校の統合事業。
茶路川が太平洋に注ぐ、そのすぐ横にある現在の白糠小学校を、内陸に位置する白糠中学校と統合するための建築工事です。現中学校の改築とともに、小学校入学前の乳幼児をお預かりする保育施設も増築しています。色々な家族の形がありますから、色々な要望もあるはず…。白糠町では、「子育て応援、日本一」 を実現すべく、働く親である皆様のお力になれるよう、施策にも余念がありません。
さて、いよいよ令和4年度が始まり、職員のほとんどが現場施工にいそしむ季節となりました。
通常、社員は会社に居るものと思われがちですが、こと建設業に関しては、総務部員や役員が会社に居るばかり。技術者はそれぞれの現場で腕を振るっています。
現場報告は、毎月の職員会議で聞くことができますが、実際に見るのと、聞くのとでは、やっばり迫力が違います。今月は、総務部からも安全パトロールに参加してきましたので、その様子をご紹介しますね。
『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。
梅雨と夏の狭間、暑かったり寒かったりを行ったり来たりの6月ですが、皆様、元気にお過ごしでしょうか。
1年を通して日照時間が長いと言われている白糠町でも、このところ曇りがちの日が続いています。5日間 曇って、2日間 陽が差すって感じです。
釧路市内が気温24℃でも、白糠町の海辺は17℃ってことも珍しくないくらいで、過ごしやすい日が多いのは助かりますけど…。
それにしても、気温が上昇するにつれ、周りは緑であふれてきました。
短い夏を逃すまいと、植物はすごい勢いで成長しています。辺り一面、たくさんの色で溢れています。この時期は、被写体に事欠きません。
写真でしかお伝え出来ませんが、このバックにそよそよと涼しい風が吹いていて、鳥のさえずりが流れていると想像してみて下さい。
ロシアが北海道を侵略してくるとか…色々な噂はありますが、今のところ、生活圏内は平和と言えるでしょう。それは、私が考えるに、小さな平和がいくつも集まって大きな平和を作っているようなイメージです。そして、それぞれの平和のパーツにも、危惧されることはあります。例えば、物価上昇。例えば食料危機。例えばエネルギー不足…などなど。世界情勢と無関係ではいられませんが、、小さな平和も享受していきたいと願っている今日この頃です。
季節が変わると、身体に変調をきたすことも ままあります。
心も身体も健康に、短い夏を楽しんで下さいね。
↑ 過去に弊社で施工した橋にあった親柱です。
(施工前の写真です)  ひび割れていたので、この時は新たな親柱を製作しました。コンクリート製にしました。
↓ 室内にボルダリングの壁面を発見。手掛かりのホールドも色分けされているし、小さな子のために間隔も小さく設置されています。
屋外で遊べない日も、これなら大丈夫ですね。
ブルーベリーの花から花へ、花粉を集めるのに忙しいマルハナバチ。
ブルーベリーの受粉に一役買ってくれます。いつもどこからやって来るのか、助かります。自然は持ちつ持たれつ。人間なんてお構いなしです。
4.アルコールチェックをしましょう!
2.施工体制会議に出席しました。
この辺が、連節ブロック張りの作業をしている所です。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、6月22日(水)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
3.白糠町に住んでみて。
1.安全パトロールは、毎月実施です。