今回は、5月25日(水)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
まず、アスベスト (石綿) は、ヒトの髪の毛よりも非常に細く、肉眼では見えない極めて細い繊維からなっています。吸収されてヒトの肺胞に沈着しやすく、肺の組織内に滞留すると、肺がん、悪性中皮腫などの病気を引き起こすことがあると言われています。
そもそもアスベスト (石綿) が建材製品に使用され始めたのは、ビルの高層化や鉄骨構造化に伴い、鉄骨造建築物などの軽量耐火被覆材として重宝されたことによります。石綿が安価で、耐火性、断熱性、防音性、絶縁性などに優れていたからということも大きな要因でしょう。1990年ごろまで使用されていたということですから、そんなに昔のことでもありませんね。
平成17年 (2005) に石綿関連疾患が多数発生し労災認定を受けたことを皮切りに、その後、今日に至るまで様々な健康被害者の救済措置が講じられてきました。

そして今回の 「アスベスト(石綿) の有無を確認する事前調査結果の報告義務化」 につながる訳です。
実際、調査により石綿の使用が確認された場合は、法令に基づく作業時の措置が必要となり、工事高にすると百万円単位の資金が必要になるとも聞き及びました。

しかし、最早 「知らなかった」 で済まされる時代ではありませんので、事前調査も、その結果報告もしっかり行うことが必要です。
インターネット上の 「石綿事前調査結果報告システム」 は、個人認証であるGビズIDなどを活用して使用可能ですので、ホームページを参照してやってみるといいですね。

この他にも、北海道建設新聞5月23日(月)には、危険な盛土を全国一律の基準で規制する盛土規制法の成立などの記事も掲載されています。法律改正には充分気を付けて、企業としての責務を果たしていきたいと思います。
イメージどおり、爽やかな北海道…と言いたいところですが、
令和4年5月29日
今回の安全衛生大会においては、弊社 安衛管理者である専務取締役 山根尚登より、令和4年度の年間安全衛生管理計画について、ご説明させて頂きました。
労働安全衛生について、現場で疎かにしていいことは、ひとつもありませんが、それでも重点項目を挙げさせて頂くならば、
  1.新型コロナウイルス感染予防対策を定め、遵守する。
  2.現場の特色に配慮した目標を設定する。
  3.指差し呼称によるリスク低減を実行する。 
ということになるでしょうか。
そして、これらを実現するために重点施策ごとのさらなる実施事項が設けられます。
例えば、安全パトロールの実施、現場における災害防止協議会の開催、新規作業発生時のリスクアセスメント実施、メンタルヘルスの研修参加 … などなど、挙げれば きりがありません。

冒頭、山栄会会長 城成建設㈱代表取締役 田口光浩さまがおっしゃったとおり、これでいいという上限がないのが安全対策です。
同じく、弊社社長 山根浩が申し上げたように、想定外のことが起こるのが現場。
だとすれば、私たちの取る行動はどうあるべきか。
今年度も、皆様といっしょに、事故のない現場を目指すべく考え続けたいと思います。    (※百)
毎年の例に漏れず、白糠町は霧に包まれる日が続いています。
内地では真夏日になるところもあるという昨今、こちらの海沿いは ひんやりと涼しく、20℃を超えることはありません。
海からやって来る霧が流れていく様が目に見えるって、不思議です。
そこらじゅうが、白い霧に覆われて、街中がミストで包まれる冷房状態です。芽を出した桃のつぼみも、咲くのを躊躇しているようにみえます。
それでも、白糠町は南北に長いので、内陸に入った山の方では、暑い日もあるようですけれど。
最近は、日本中で最も遅い桜の開花を迎えて、あちこちでピンクの花に癒されています。
北海道は一度に花が咲きそろうので、あっという間に見逃しかねません。よおく目を凝らして、漏れなく花を堪能したいものです。

それにしても、新型コロナウイルス新規感染者数も、目立った減少は見られず、釧路管内でも1日に100人という日もありますし、ロシアのウクライナ侵攻も終わりそうにはありません。ここだけ平和って状況はあり得ない訳で、色々と影響を受けざるを得ない日々ですが、季節の後押しも受けて、何とか明るく生きていきたいですね。
五月病も乗り越えて、足取り軽く、夏に向かいましょう。…と、その前に梅雨もありますけど。
『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。
↑青い空に木蓮の白が際立ちます。
有田焼なんかの食器に、デザインとして採用されていたら、きっと買ってしまいます。
木蓮は本来、紫色のものがポプュラーなのだそうです。中でも白いものを白木蓮と呼ぶのだとか。私なんて、むしろ紫色の木蓮を見たことがありませんが。
ところで、同じモクレン科モクレン属に、「こぶし」 というものもありますが、違いは花を見れば明らかです。
花弁が開き切らず、上を向いて咲いているのが木蓮、こぶしの花は花弁が開き切って、あらゆる方向を向くということです。白木蓮が開花している間は、葉が出ないということからも、これは白木蓮ですね。
4.安全管理優良表彰を頂きました。
3.施工体制会議に参加しました。
5.桜の名所。
1.イベント、嬉しいです。
色とりどりの五月
→西庶路には、もう1箇所、綺麗な桜が見られるスポットがあります。閉校した上庶路小中学校にある 「桜の森」 という校庭です。
今年初めて行ったのですが、知っている人は知っているんですね…たどり着くまでに、何台も車とすれ違いました。
道中、庶路川で釣りをする人も見られ、癒しのスポットなんだと思いました。           (※恵)
←5月5日(木)の開花の様子です。天気も良くて、青空にピンクが映えます。
5月になって、やっと白糠町にも春が訪れ、桜が咲きました。
道東自動車道庶路インターチェンジから庶路ダム方向へ約10キロの道沿いにある寺澤篤司さんの桜並木は、地元ではちょっと有名で、植樹を続けた寺澤さんの名前にちなんで 「あつしの千本桜」 と呼ばれています。
5月14日の釧路新聞 「各地域サクラ咲き誇る」 というページでも紹介されています。
約3キロに渡って、桜並木が続く様子は、とても綺麗です。
平沢美水は、今年定年を迎えましたが、弊社のアクティブエイジング制度を活用して、勤務状態を変えながらも勤め続けることになっております。パソコンをはじめとする電子機器を職員みんなが無事使いこなせるのも、平沢さんという心強い後ろ盾があるからに他なりません。パソコンが動かなくなった時の焦燥感といったら、とんでもないものですが、平沢さんが何とかしてくれると思うと、とても安心ですし、事実何とかしてくれるのが平沢さんです。頼ってばかりで申し訳ないですが、長く働いてくれると助かります。
これから続く後輩も、長く働き続けることの出来る職場であるという安心感を持って勤めることができるのは良いことだと思います。何事においても、まず最初の人になることが多いと思いますが、これからも健康でいて欲しいです。
                       (※百)
弊社は主に公共工事を受注することが多いのではありますが、民間工事もやらせて頂いています。主に建築工事が多いように感じます。中でも北海道電力㈱さまより工事を頂く機会が度々あります。
この度、弊社 工事部 建築グループ 参与の平沢美水が、北海道電力㈱さまより安全管理優良表彰を頂きましたので、ご紹介します。

推薦事由には、「稼働中の変電所における改修工事や修繕工事について現場代理人として従事しており、非常に困難、かつ重要な工事において入社以来45年にわたり無災害を継続している。」 とあります。その指導力や交渉能力についても高い評価を頂いていることをうかがい知ることが出来て、大変うれしく、職員一同で喜んだところです。
コロナ禍ということもあり、札幌の北電本社ではなく、弊社において表彰状と記念品が本人に手渡されました。
社外の方から、長年働いてきた職員を労って頂けることは、、他の職員にとっても嬉しいことです。ありがとうございました。
私も色々なお仕事を頂いて、やっているうちにいっぱいいっぱいになってアップアップになることがよくあります。そのときの自分は周りがちゃんと見えていなくて、「大丈夫?」、「できる?」 といったお声をかけられて 「はっ!」 っとなることも。
もちろん、自分が出来ないことやわからないことは自分でも努力して覚えなければいけないですが、わからないことをそのままにしておくのも良くないですよね。
まずは自分でやってみて、時にお助けを求めることも悪いことではないと思います。
施工体制会議に出た結果、改めて自分の仕事・役割を見直し、精一杯努力していきたいという思いを新たにしたのでした。                (※咲)
令和4年度が始まり、受注した工事の現場代理人も、そろそろ現場事務所に常駐するころになりました。本格的に施工が始まる前に開く施工体制会議が、次々と開かれています。
今回は、5月24日(火)に開かれた、施工体制会議の様子をご紹介します。
まず現場代理人は、作成した議事録をもとに説明していたのですが、言葉だけの説明で図面などの参照がなかったからなのか、まだ経験が浅いこともあってなのか、説明不足だったのか、この工事を施工するにあたっての計画性がないという指摘がありました。さらに、説明の内容や話し方に根拠がないといった指摘が飛び交う場面もありました。
どの現場においても施工するにあたっては、「事前の準備が1番大事」、「思いつきでやるのは絶対にダメ。必ず計画をすること」 という言葉が現場代理人に伝えられていました。
さらに、この工事が本格的に始まるのが5月末で、8月末までの工期なのですが、時期的に雨が多いことを思うと、その対策や、被害が出た時の対応も考えておく方がいいでしょう。
いずれにしても、「周りをみれば、現場のプロが近くにいて、同じような工事に携わった人達が身近にいるんだから、わからないことがあったり、施工をしていく上で困っていることがあるなら相談した方が良い」 というアドバイスをもらっていたので、心強かったのではないでしょうか。
そして最後には、参加者全員による、恒例の安全スローガン唱和。
皆さんに募集した安全スローガンから、今年は次の3点が選ばれました。

最優秀作  「大丈夫」 慣れと勘が事故の元 手順を守って安全作業 今日も一日安全に ヨシ!
                                        山根土建㈱ 田村亮輝 作
優秀作   慣れた作業に潜む危険 みんなの目線で危険予知 指差呼称で目指せゼロ災 ヨシ!
                                        山根土建㈱ 佐藤力也 作
       ながら作業に潜む危険 指差し呼称でゼロ災害 ヨシ!
                                        石川金属工業㈱ 辨野翔平 作

このうち最優秀作を全員で唱和し、令和4年度の安全を誓いました。
皆様のご協力、いつもありがとうございます。令和4年度も安全に現場施工できますように、どうぞお力添え下さいますよう、お願い申し上げます。
今回は、現場における安全教育の一つとしてVR(Virtual Reality 仮想現実) を導入したリアルハット体験を実施しました。ヘッドマウントディスプレイを装着した人の視界をモニターに映し出し、みんなで臨場感のある疑似体験を共有するというものです。
現実の世界では、なかなか本当の事故を再現することは出来ませんが、VRでなら事故を再現し、その原因を特定して、事故を防ぐ手立てを考えることが出来ます。
この日は、4tクレーンを操作し、荷物を積み込むという操作にチャレンジしました。クレーン荷台にある定格荷重表と荷物に表示されている重量の関係で、安全に作業できる距離が変化します。適切な距離で作業しないと、4tクレーンが転倒するという事故を体現して、事故がない距離はどのくらいかを再び体現します。
VR体験を通して、「気づき」 を得ることで、現実世界の安全管理に役立てるというシステムですね。
建設業界で推し進められているDX (Digital Transformation) の一環としてVRは今後も増えてくるかもしれませんね。
さて、弊社では新社屋を建ててから2回目の夏を迎えようとしているところです。
社屋が完成したころには、新型コロナウイルス感染症が世界的パンデミックになっていたので、全ての行事が控えられていた訳ですが、この度 やっと大会議室を開放して、安全衛生大会に使用することが出来ました。5月25日(水)、弊社協力会 「山栄会 (やまえいかい) 」 の協力会社の皆様とともに、労働安全衛生について考える場を設け、令和4年度の無事故・無災害を誓いました。
コロナ対策として、各社1名ずつの参加とさせて頂き、スペースを確保しての着席は勿論、マスク着用、体温測定、手指の消毒を実施、終始換気に努め、コロナの感染予防を施したことは言うまでもありません。
↑そば粉の入ったクレープとでも言いましょうか、「ガレット」 を食べました。チーズや卵を、そば粉で出来た生地で包んで、熱々を頂きます。秘密ですが、白糠町のラーメン屋さん 『やはた』 さんで作っているチャーシューを刻んだものも入っているのだとか。作って下さるかたの笑顔が消えるくらい長蛇の列になってしまって、申し訳ないくらいでしたが、味は間違いなく美味しかったです。
懲りずに来年も開いて下さると嬉しいです。
↓豆にチーズのかかった 「豆サラータ」 。こういう発想はなかったので、今度自宅でもやってみようかな。
白糠町の5月5日と言えば、酪恵舎で開かれる 『山の恵みの即売会』 ですね。
酪恵舎は、白糠町の国道392号を北上すること、車で約15分。色々なチーズを生産・販売しています。その商品は、昔から、白糠町の道の駅 「恋問館(こいといかん)」 をはじめ、様々な場所で手に入れることが出来ますが、5月のこの会は、酪恵舎に行かないことには始まりません。
昨年はコロナ禍ということもあり、開催されはしましたが、お店の人とお客さんの数が同じくらいで、それはそれで ほのぼのして落ち着きました。新型コロナウイルスの新規感染者数が少なくなった訳ではなくても、ウイズコロナの生活様式が定着してきたのか、今年は人出が倍増していて、ちょっとビックリしました。個人的には 「ほのぼの」 が好みですが、私も皆さんに混じって行列に並びました。美味しいものを手に入れるには、行列は必至ですね。
お天気にも恵まれて、行列しながら、周りのかたと談笑したりして…。何故か行列すると、知らないかたでもおしゃべりしたりしますよね。目指すものが同じだから、仲間意識が芽生えるのでしょうか。
結果、結構楽しい時間を過ごすことができました。        (※百)
6.ちょっと気になる新聞記事。
2.本社で安全大会。