さて次は、白糠消防庁舎改築事業(建築主体工事)の現場です。毎月の職員会議において、進捗状況を写真で見ていましたが、前回 参加した昨年7月の安全パトロール時には、杭打ちが始まったばかりでしたから、ここまで建物が建ち上がってくると、「おお~」 っという感じです。
建物の中では、床にタイルを貼る人、エレベーターを点検する人、建具を備え付ける人、などなど…多くの作業員が働いています。
今回の安全パトロールは、弊社協力会 『山栄会(やまえいかい)』 の会社の皆さんも参加して下さって、総勢9名でお邪魔させて頂きました。
工事には、色々な段階があり、その時その時に、それぞれの危険源があって、その工種ごとに、リスクを抽出したリスクアセスメントシートが作成されています。
工期の終わりも見えてきた現在ではありますが、油断せず一つ一つの危険源に対処して下さるようにお願いしたいです。「気づいたら、対処する」 これだけでも結果はずいぶん違ってくるはずです。皆さん、既に分かっていることとは思いますが、重ね重ね安全施工をよろしくお願いします。
そして、地域住民の一人としては、立派な消防庁舎が出来て、今後の安全の心強さといったら半端ありません。
出来上がりを見るのが、今から楽しみです。  (※百)
まず、左は国道の橋を支える橋台の耐震補強工事です。渇水期にしか水中ポンプで
水位を下げることはできず、通常、橋台の全貌は見ることが出来ません。
『鋼矢板(こうやいた)』 という長さ8m以上のコの字型の鋼板を組み合わせて、地中に埋め込むことにより、川の水を遮断してから、橋台の耐震補強をすることになります。
『巻き立て』 と言って、橋台の周りに鋼板をぐるりと巻き付けて、補強します。
完成後50年以上経過している橋が、日本全国に数多存在するので、順次 補強していくことは、とても大切なことです。自然災害が多発する日本においては尚更です。

次に、右の橋は、橋そのもののコンクリートのひび割れ等を補修する工事です。
橋の下に 『吊り足場』 を設けて、作業床としてきましたが、補修工事が完成したので、吊り足場を撤去する作業をしているところです。
作業員は、橋の下を横断して設置した組み合わせ吊り足場の鉄板を1枚1枚、撤去していきます。左右の作業員が、かけ声を掛け合って、手際よく作業が進みます。
勿論、吊り足場の上の作業員はハーネス型安全帯を使用し、移動するごとに安全帯の固定もしています。何よりもチームワークが大切な作業だと感じました。

考えてみると、誰が見ている訳でもないのに、きちんと手順を守って、日々黙々と作業に励む、それだからこそ、安全に作業が出来る訳ですし、橋を利用する私たちも安心できるということですよね。
弊社以外でも、釧路管内のあちこちで橋の補修工事を見かけますが、皆さん、暖かく見守って下さると嬉しいです。
春は すぐそこ
中国の武漢で発生したと考えられる、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因である新型コロナウイルス(SARS-CoV2)が、釧路管内にも広がって来ました。
この影響で、学校が臨時休校になったり、予定されていたイベントなどが次々と延期や取り止めになっています。
北海道のランニングシーズン幕開けとなる、マラソン大会 『白糠ロードレース』 についても、今年は令和2年3月15日(日)開催の予定でしたが、ランナーやスタッフなどの健康や安全を考慮して中止になったようです。

国内で感染者が増えてきている現在、 感染している人、感染している可能性のある人が他の人に感染させないように、最大限の努力をすることが大事ですね。
コロナウイルスの感染は、飛沫感染と接触感染が主で、飛沫感染は、咳・くしゃみによりウイルスを含む唾液等が、周りの人に降りかかることを言い、接触感染は、ウイルスが付着した場所を触り、その手で口や鼻を触ることで感染するものです。ならば、この感染を防ぐには、直接 咳やくしゃみを浴びず、不用意に色々なところを触らなければいいということになります。マスク着用は、感染予防に有効だと思います。
また、よく報道で耳にする 『濃厚接触』 とは、感染者と一定時間、1メートル以内に近づいて会話をするなどして飛沫感染の危険性が高まることを言うのだそうですが、ある説によると、接触の時間が30分以上の場合、感染の可能性が高くなるということです。

首相官邸のHPでは以下のように新型コロナウイルスを含む感染症対策をまとめたチラシ等を作成しています。
もしや自分も感染しているのではないかと、不安になる方もいらっしゃることと思いますが、病院を受診する場合にも注意が必要です。
以下に該当する方々は、直接の来院を避けて帰国者・接触者相談センターに相談するように促しています。

○風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く
  (解熱剤を飲み続けなければならない場合を含みます)
○強いだるさや息苦しさがある

※高齢者、糖尿病・心不全・呼吸器疾患などの基礎疾患のある方や、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗癌剤を受けている方は、上記症状が2日以上続く場合
※妊婦の方々は早めに相談をしてください。
安全パトロールの装備といったら、光るベスト、ヘルメット、防寒着、安全靴…などなど。今回は真冬ということで、特に重要なのが安全靴とヘルメットだと思います。現場によっては、足場が凍っている箇所もあり、滑らない靴の着用が必要です。また、滑って転んだ場合でもヘルメットをしているのと していないのとでは、被害の程度に差が出ます。なるべく緩衝材の入っている、ショックを吸収するヘルメットが望まれます。
安全を確保するには、装備も大切なのです。
2.新型コロナウイルス対応、大丈夫ですか?
さて、25年以上昔、冬に施工する工事は皆無だったと言ったら、今の若い職員達には笑われそうですが、それくらい今は真冬でも土木工事・建築工事が施工されます。
弊社においても、3月に工期末を迎える予定の工事が沢山あります。
必然、現場の安全パトロールも毎月実施されています。
昨年の夏にも、総務部から安全パトロールに参加させて頂きましたが、今回は、竣工間近の現場に安全パトロール、参加させて頂きました!
2月27日(木)、白糠町の最高気温はマイナス1℃。とはいえ、風もなく、防寒服を着込んでいれば、屋外でも作業可能です。色々と拝見させて頂きました。
建設業には建設業経理士という資格があるのをご存知でしょうか?
これは、商業簿記とは少し異なり、建設業に特化した経理資格となっています。商業簿記では、「売上」 と呼ばれるものが、建設業経理では 「完成工事高」 と呼ばれます。このような用語の違いや、建設業独自の会計ルールなども存在するのです。

建設業経理士検定試験には1級から4級まであり、1級及び2級が国土交通省の登録経理試験として登録されていて、2級以上に合格すると、公共工事の入札に関わる経営事項審査の評価対象となり、会社の評価を高めるのに役立ちます。

この検定試験は年2回実施されるのですが、1級は3科目あり、5年以内にその全ての科目に合格しなければなりません。
私は来月2科目目の試験を受ける予定ですが、努力の結果が資格という形で目に見えて評価され、更に自身のスキルアップだけでなく会社の評価にも繋がるのは、とてもモチベーションになりますよね。
勉強は正直苦手ですが、最後まで頑張ろうと思います。
ところで、連日話題になっている新型コロナウイルスですが、様々なイベントが中止になっているようですね。
私が来月受ける試験も、2月25日(火)時点では、新型コロナウイルスによる中止は予定されておらず、マスク着用を励行する記載が公式ホームページでありましたが、とうとう2月28日(金)には、試験を中止すると公告がありました。
全道に感染者が出ている現状では、致し方なし、とは思うものの、勉強を積み重ねてきたことを思うと、残念です。
ついに釧路にも感染者が出たようですし、こうなったら、ウイルス対策をしっかり行って、次の機会を目指します。
マスクの品薄状態が続いていますね。感染予防にはマスクも効果があるようですが、手洗いや消毒を徹底することも効果的だそうですので、ぜひ試してみてください。     (※愛)
3.勉強、頑張ります。
※ 釧路保健所は 0154-65-5811 平日8:45〜17:30
鋼矢板
令和2年2月29日
新型コロナウィルス対策、日常の行動範囲だけ見渡しても、マスクを着用した人々が、確実に増えています。
とは言え、食料の買い出しにスーパーに行かないわけにもいかず、何に触るとまずいのか、ここは大丈夫だろうかと、疑心暗鬼。
頼みのマスクはというと、どこにも販売されておらず、不安は募ります。手持ちのマスクには限りがあります。使い回しは良くないとは分かりつつも、そうせざるを得ないのが、実情です。
人生で、これだけマスクが必要になったことは ないですね。
マスクと消毒薬が欲しい~っ!です。
先に述べた濃厚接触の条件を鑑みた時、職場でこれを避けることは なかなか難しいように感じます。
「自分は大丈夫」 と思わないで、体調が悪いときや、もしかしてと思った時は、会社を休んで自宅で様子をみるのも感染拡大の予防になります。
また、咳エチケットの実行、不要不急の外出を控える、人混みに行かない、なども予防に効果がありますので、心がけたいですね。
何とか、新学期が始まるまでに、ウイルス感染が下火になるといいのですが…。
薬の開発にも期待しながら、身の回りの衛生に心配りしていきたいと思います。       (※恵)
『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。
新型コロナウィルス感染拡大など、何かと不安なニュースが溢れている今日この頃。
対岸の火事かと思いきや、日を追う毎に、我が身に迫りつつある驚異が現実になりつつある日々です。なんと言っても、全国で北海道の感染者数が一番多いというのは、ショックです。
新型コロナウィルスの発生源という訳ではないのですから、日頃からどれだけインバウンドが多かったのかということではないでしょうか。
今や、アジアのみならず全世界に広がりつつあるウィルス感染という観点からも、人々の往来の活発さが伺い知れるというものです。
今後は、このウイルス感染が経済に及ぼす影響も気になるところです。
一体、いつになったらこの状態が収束するのか。今年は東京オリンピックなのに…。
いくら考えても詮無いこととはいえ、色々なイベントが中止されるにつけ、考えずにはいられませんね。
北海道内の公立小中学校全てが、2月27日(木)から休校になり、2月28日(金)には、北海道知事が 『緊急事態宣言』 を発表しました。政府も全国の小中高校を対象に、春休みまで休校にするよう要請しているとのこと。これから予定されていた卒業式などは、どうなるのかと心配です。まずは、ここ2、3週間が正念場ということで、感染を食い止めるべく、国として、北海道として姿勢を示したということなのでしょう。
それまで、私たちも 自分に出来ることを考えて、ウィルス感染が広がらぬよう、頑張りましょう。
ちなみに、中国語では、『頑張る』 は、『加油』 って書くらしいですね。
これも、今回のウィルス報道で知ったことです。
春を目指して、頑張りましょう。
4.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、最初から最後まで新型コロナウイルスのお話しで恐縮ですが、それほど社会生活や経済活動に影響を及ぼしているということで、ご容赦ください。
まず、小中学校、高校が休校になるということは、周りの家族の行動にも影響が出るということです。
大体、子どもに手が掛からなくなってくると、お母さん達は、少しずつ仕事を始めます。いきなり正社員ではなくても、パートを始める方は沢山いらっしゃいます。
子どもの教育費などは、上限が見えませんからね。
そうやって、パートさんで成り立っている企業も沢山あると思うのです。
今回の新型コロナウイルスの感染など、不測の事態に際しての対応を定めていた企業は、一体どれくらいあるのでしょう。

まさにBCP (事業継続計画) の内容ですね。
きっと今、どの企業もBCPの内容不足に気づいて、改訂の必要性を感じている頃ではないでしょうか。
かく言う弊社も、次世代育成支援の行動計画の中に、テレワークについての言及はありましたが、果たして月1回の職員会議を、全職員集まるべきかどうか…など、考えた方がいいことは沢山あると思います。
「テレワーク」 一つとっても、適用できる社員と、できない社員が、その業務内容によってはあるでしょうし、現場で働く建設業の職員にとっては、なかなか難しそうですよね。

まあ規定に記載がなくても、臨機応変に考えるしかないことは ままありますから、その都度対応しつつ、規定の改訂にも着手していくといいですね。

年度末間近のこの時期、無事に現場を仕上げるべく、マスクの着用、手洗いの実行を実践し、新型コロナウイルス感染を予防しましょう!

今回は、北海道建設新聞から、2月28日(金)の記事をご紹介しました。
1.冬の安全パトロールに参加しましたっ!