うつろう秋…

平成29年10月28日

最近、色々なところで耳にする 「働き方改革」 。先月号のこのコーナーでもご紹介しましたが、週休二日制の導入は、働き方改革における大きなテーマです。
今回は、10月18日(水)の北海道建設新聞から、週休二日制モデル工事の導入に関する記事をご紹介します。

「受注者希望型」とは言え、工事費や工事成績が良くなるのならば、企業が積極的にこの制度を導入することもあり得るのでしょうね。
実際、同新聞の10月13日(金)の記事によると、建設業における 「1週間の就業時間が60時間以上の雇用者の割合」 は10.6%で、運輸業・郵便業(18.1%)、教育・学習支援業(11.1%)に次いで3番目に多いということですから、過労死を防ぐためにも、働き方改革が必要なことが分かります。

ちなみに、脳・心臓疾患の労災認定基準では、まず、時間外労働が月45時間以内なら、健康障害を起こす危険性は低く、一方時間外労働が月100時間を超えるか、もしくは2〜6ヶ月の平均が月80時間を超えると、健康障害のリスクは高くなると判断されるそうです。

季節は、秋。只今、セーフティラリーの真っ最中です。
皆さん、安全運転、大丈夫ですか?

…というわけで、今回は10月3日(火)に釧路で行われた、平成29年度輸送繁忙期交通安全大会に参加してきましたので、その様子をご紹介しましょう。
特に、北海道警察から、現在の交通事故の実態についてお話を伺いましたので、そこのところを つまびらかにしたいと思います。

まず、今年(平成29年)に入ってからの交通事故による死亡者数は、安全大会が行われた10月3日時点において、全道で107名、釧路方面では20名にも上るのだそうです。
北海道警察が統計を取り始めてから、釧路方面の死亡者数が最小だったのは、昨年(平成28年)の24名。
ということは、既に10月の上旬時点において、昨年の死亡者数に迫る勢いで、交通死亡事故が増加しているということです。特に7月以降の事故多発が目立つということでした。

庶路ダムは白糠町庶路市街の国道38号線から北海道道242号線に入り北上、横断自動車道(高速道路)の庶路インターチェンジを過ぎてさらに北上します。庶路インターチェンジからだと車で約30分、庶路市街からだと車で約1時間30分くらいかかります。

『ぐるっと庶路ダム 紅葉ウォーク』 は、今年で12回目になるそうです。
紅葉を愛でながら、庶路ダムの周りをぐるっと1周歩くというイベントです。
コースは庶路ダムの周りを1周する13.2qと、もう少し手前からスタートする16.8qの2つがあります。
私も、この企画が始まった当初、3回くらい参加しました。
祖父母も含めた家族で、夫婦で、とメンバーは色々でしたが、いつも10q過ぎたところで、ぜいぜいしてしまうという…体力のなさを実感する結果でしたね。
勿論、紅葉はとても綺麗です。静かな空間に、紅葉した木々のサワサワという音だけがあって、落ち葉がハラハラと舞う、という光景に出会うことが出来ます。
車で移動しがちの日常では気づけないであろう、ある意味、贅沢なひとときです。

秋深まる紅葉の季節にはぜひ綺麗な庶路ダムの紅葉を楽しんでみて下さいね。
ただ、お一人で歩くのはお勧め出来ません。
このところ、白糠町で熊の被害が出ています。熊がどの時期に冬眠するのか詳しくは知りませんが、まずは出会わないようにすることが大切です。
音の出るもの、例えば熊ベルなどを携帯することをお忘れなく! (※恵)

皆さんご存知のとおり、白糠町は南北に長く位置しています。
既に平地においても、すっかり紅葉が進んでいますが、北の山奥ではさらに紅葉が見ごろなのです。
10月15日(日)には、ウエルカム白糠プロジェクト実行委員会主催の 『ぐるっと庶路ダム 紅葉ウォーク』 が開かれ、素晴らしい秋晴れの中、白糠町内外から参加された約270人の皆さんが、美しい紅葉を眺めながらウォーキングを楽しまれたそうです。

今年の交通死亡事故には2つの特徴があります。
1つ目は、お亡くなりになった20名のうち11名の事故は、路外逸脱・正面衝突という状況で、原因としては一瞬の居眠りと体調不良、わき見運転が考えられるとのこと。
少し休憩をとったり、余裕をもって運転すれば充分に防げた事故だと言えるでしょう。
2つ目の特徴は、お亡くなりになった20名のうち7名の方がシートベルトを着けていなかったということです。
さらに、その7名のうち車内放出事故が2件あり、これもまたシートベルトをきちんと着けていれば防げた事故だったと思われます。

そう言えば、弊社には北海道警察 釧路方面本部 交通課から、『交通死亡事故速報』 が随時配信されており、社内において情報を共有しているのですが、その中に路外逸脱や正面衝突の事例がありました。
その中では、運転速度とハンドル操作についての注意喚起がされていたように思います。
速報を見てみると、交通死亡事故の原因として、飲酒運転も多いようですね。

安全大会のお話しによると、過去10年間 『飲酒』 による死亡事故がなかった年はないのだそうです。
昨年は3名の方がお亡くなりになっています。驚くことに、その10年間において、釧路方面管内で2000人のドライバーが飲酒運転によって検挙されており、そのうち人身事故を起こした方が194名なのだとか。
つい最近も、飲酒運転の報道をテレビで見たばかりです。
飲酒運転をする人が後を絶たないのは、残念なことですね。

それはそうと各地で雪が降りましたね。
今年、日本の平地で1番最初に初雪が観測されたのは、釧路市だそうですよ。
冬道の運転方法を思い出して、事故を起こさないように慎重に運転しなければ…ですね。
少しでも多くの方に安全運転の意識を持って頂くために、このブログがお役に立てれば、嬉しいです。(※愛)

国道38号線に面した 『恋問館』 。一見すると分かりませんが、その裏には太平洋に面した芝生が広がり、広い空と海を体感できて、気持ちいいんですよ。
ベンチとかもあるので、ソフトクリーム片手に家族連れや、恋人達で賑わっています。
ペット同伴の方も多いのが特徴でしょうか。
産業祭りの日は、芝生の上でフリーマーケットも開かれていましたので、小さいお子さんを連れた親子連れが目立ちましたね。
なんやかやと、恋問館に出かける理由は色々ですが、魚や昆布や野菜、チーズにプリンにソフトクリーム、季節ごとに楽しめる要素は沢山あります。
新商品の発売も度々ありますから、話題を逃さないように、皆さんも出かけてみて下さいね。
                                                     (※百)

まだ、ポカポカして過ごしやすかった10月7日(土)、白糠町の道の駅 『恋問館』 で、産業祭りが開かれました。曇り空でしたが、ぎりぎり屋外でカフェOKの16℃。
恋問館前の駐車場にはお馴染みの黄色いテントが並び、酪恵舎のハイジパンには長い行列も…。
売り切れたら終了の、早い者勝ちというだけあって、昼時を前に たこ飯 は手に入りませんでした。
それでもあっちこっちから食べ物をかき集め、テーブルで一息入れる皆さんの仲間入りをすること しばし。いつまでも秋が続けばいいのになあ〜、って思ったのでした。

気がつけば10月も末。
ポカポカしているかと思いきや、台風の襲来とともに4℃まで気温が落ち込んでみたり…。
北海道内では、10月23日(月)に各地で降雪を見ました。
まだ車のタイヤをスタッドレスに換えていない私としては、また暖かくなるだろうとは思いつつ、その日はビクビクすること頻り。幸い白糠町の本町では雪にはならず、ホッとしました。
その後、天候は回復し、比較的暖かい秋の日々を過ごしています。
巷では、衆議院選挙も終わり、「今のままで幸せ…。」 という風潮なのか、与党の圧勝と決着したようです。
とりあえず今のままで幸せ…ではありますが、これから数年の内に、東京オリンピック、天皇陛下の譲位など、大きな時代の変遷がやって来ることが想定されます。何とか時代の波に乗り遅れずに、対応していきたいものです。
東京オリンピックなんて、北海道にいたら、そんなに関係ないようにも思っていましたが、そこを目指して様々な業界で商品開発やシステム開発等が進められ、私たちの生活も様変わりすることになるのではないかと、最近感じ始めています。それほど、みんなが東京オリンピックという地点に向かって、進化の速度を上げているように思えるのです。特にIoT(インターネット・オブ・シングス)や、AI(人工知能)の分野の進化には、目を見張るものがありますよね。
ほのぼの〜とした秋の日を謳歌するのは今のうち、かもしれませんよ。
『不幸』 は瞬間で感じるものですけど、後にならないと分からないのが 『幸せ』 っていう気がします。
享受できるうちに、享受しておきましょう、今の幸せを!

週の労働時間36〜40時間の人が脳卒中を発症するリスクを1とすると、週の労働時間が55時間以上の人は1.33倍になるというデータもあります。
ともあれ、長時間労働によって、なぜ心臓病や脳卒中になりやすいのかというと、労働時間が長くなると、睡眠時間が短くなり、その結果、疲労回復の機会自体が奪われるため、という説が有力です。その他にも原因としてはストレスなども挙げられるでしょう。
いずれにしても、身体においても精神においても月80〜100時間の残業は、健康に害を及ぼす一つの目安になると言ってもいいのではないかということです。

さて、そこで、工期の定められている工事において、長時間労働を是正し、週休二日制を導入するには、どうすればいいのか?
同新聞の10月4日(水)の記事に、全国建設業協会が会員企業を対象にまとめた 「働き方改革に向けた取り組み状況」 アンケートの中間報告が掲載されています。
必要な取り組みとして挙げられたのは、以下の項目だそうです。
      @適正な工期の設定…66.1%
      A提出書類の簡素化・削減…48.3%
      B設計労務単価の大幅引き上げ…41.2%

今後、具体的に週休二日制を導入しようとするならば、すぐにでも直面する問題ですので、他人事ではありません。
みんなが当事者になり得ますので、人任せにせず、知恵を出し合って積極的に考えていく必要がありますね。

『ちょっと一息』 は、総務部がお届けする地域の情報です。

3.白糠町の深まる秋。

2.安全運転、お願いします!

波打ち際まで、歩いて1分。
海を眺めて、ぼう〜っとするのって、何時間でもできそうです。帰りにはフリマも覗けるって、いいですよ。

1.秋も、『恋問館』 !

4.ちょっと気になる新聞記事。