このまま、春かも?

平成27年2月26日

1.釧根除雪車チャンピオンシップ!

4.ちょっと気になる新聞記事。

これは、白糠町の国道38号線沿いにある『海舟(かいしゅう)』という中華屋さんが新発売した“スペイン風焼きそば”。
丼と同様、ツブとタコが入った、ちょっとエスニックな焼きそばです。普通の五目焼きそば同様、美味しく頂きました。
昼時になると、近所で働く皆さんで賑わう『海舟』。
他にもメニューが豊富です。
皆様も、お試しあれ。

今のところ、まだ冬だというのに、今年は熊のニュースをよく耳にします。
林道で枝打ちをしていたところ、熊に襲われた…とか。
樹木の調査業務中、熊に襲われた…とか。
2月16日の週には、白糠町でも、猟師さんに打たれた鹿を、熊が引っ張っていったということがあったようです。
冬眠はどうしたのでしょう?最早、目が覚めたのでしょうか。
それとも、眠っていられない状況があったのか。
いずれにしても、冬でも熊が出ることもある、と思って行動する必要がありそうですね。
皆さんも、人里離れた場所に踏み入る時には、充分お気を付け下さい。

春が近いとは言っても、まだ2月。
これは、2月上旬の屋根の雪です。だんだん溶けてずり落ちてくるのです。2月下旬の現在、屋根に雪はありませんが、まだまだ油断は出来ません。
根室なんて2月2日(月)には、1日に1メートルの降雪があったんですよ。
暖かいとはいえ、寒さがぶり返す可能性も、なきにしもあらず。
皆さん、注意して下さいね。
暖かくなってくると、つい薄着したくなりますが、密かに風邪も流行っている様子です。今回の風邪は長引くのが特徴らしいですから要注意ですね。
首や足など、冷えやすい箇所をガードしましょう。
春まであと少し。元気にお過ごし下さい。

かっこいい〜。今風に言うと「カッケー」。
これはいわゆる除雪ドーザーですね。
降雪時に国道等で見かける、大きな除雪車ではありませんが、マルチブレードを動かして、細かい作業が得意な優れものです。
2月7日(土)に、釧路市で開かれた『第2回釧根除雪車チャンピオンシップ』で使用されていました。常日頃は、大型の除雪車に乗って作業しているオペレーターの皆さんですが、この日は、この除雪ドーザーを操作して、除雪の腕前を競おうってことですね。
昨年に引き続き、今年は『くしろ冬まつり』の協賛行事として、釧路市観光国際交流センターに隣接する釧路港旅客耐震岸壁にて開かれました。

当日は晴天にも恵まれ、駆けつけた応援の皆さんの熱い視線の中、8名のオペレーターさんが、次々と技を披露して下さいました。
競技は5項目を、それぞれ20点ずつ、総合100点満点として採点されます。
弊社からも、1名が参加しましたので、応援にも力が入ります。

今年の2月は、変化に富んでいました。その季節の移ろいようといったら、びっくりするくらいです。
冬まっただ中の吹雪に始まり、すわ春か、というくらいの雪も溶けそうな3月間近。
よもや、このまま春になったりなんかして…。
東京では、日中気温が19℃まで上がっているそうですね。白糠町でも、日中最高気温はプラスの日が続いています。暖かい…というわけで、道路はビチョビチョです。除雪されて山になっている雪が溶けているのです。排水口が雪でふさがっているので、行き場のない水が溜まっている状態です。
必然、この時期の車は悲惨です。水たまりの水や、道路に流れ出した水の中を走ることになります。どの車も、跳ねた水で汚れてしまうこと必至です。
最近、内地から訪ねてくれた友人がレンタカーを利用したそうですが、「車って、こんなに汚れるんだ〜」って、驚いていました。「車、いつ洗うの?」って聞かれて困りました。
そういえば、この時期東京に行くと、都会の車の綺麗なことに驚きますけど、それって雪国の人の反応なのでしょうね。
洗っても洗っても、汚れることは分かっているのですが、洗わずにはいられないタイミングで洗車する、としか言いようがありません。
雪解けのもやもやした天気は、5月の連休あたりまで続くのが道東の特徴ですが、太陽光発電の効率から考えても、一日でも多くの晴天の日を望んでいる今日この頃です。
季節の変わり目、体調を崩さないように、年度末に向けてお仕事、励みましょう!

左カーブのコースに、雪に見立てた砂を置いて、どこまで綺麗に除去できるかを競います。いわゆる路側追従性を見る競技です。
参加者は、いずれもオペレーター歴10年以上のベテラン腕利き揃いですので、点数で差を付けるのは難しいようでしたよ。

他にも、S字コースを標準時間内に1往復走行する(前進と後退)という操縦性を見る項目や、車庫入れなど、全部で5項目を審査し、点数を付けたようです。
8名のオペレーターさんに、ほとんど差を見いだすことが難しいらしく、順位が発表されるまでちょっと時間がかかってしまうほどでした。
結果、優勝はヤマシタ工業鰍フオペレーターさんでした。おめでとうございます。
ヤマシタ工業鰍ウんは、昨年に引き続き2冠を果たしたことになります。
参加したオペレーターさんは、昨年とは違う方ですから、会社としての技術の高さが伺われます。チームメートの皆さんも嬉しそうでしたね。

今回、弊社からの参加者は、残念ながら入賞は逃したものの、貴重な経験をさせて頂いたのではないかと思っています。
他社の除雪体制や技術を垣間見る機会を得て、奮起するところもあったのではないでしょうか。
来年以降もこの競技が続くのならば、「今度こそ!」と皆さん思っていることでしょう。
差を見いだすことが難しいがゆえに、開催する側のご苦労もあることとは思いますが、節目節目に何かしらの楽しみや変化を見つけながら仕事を続けることも必要だと感じます。また、一住民の立場からは、いつも除雪の第一線で活躍する皆さんの技術を見ることもそうそうありませんので、この機会に建設業の一端を垣間見ることができるのは貴重だと思います。
これからも、その腕を振るって、除雪よろしくお願いしたいと思います。頼りにしてます。
ちなみに、除雪車の展示コーナーも設けられていて、子供達が乗り心地を体験できるようになっていました。楽しそうに乗っている子供達に、建設業が社会に貢献できる仕事であることを、少しでも分かってもらえるといいのですが…。。

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3.ちょこっと、白糠情報。

その1…よってこ!白糠。

今回は、2月10日(火)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
北海道では、広い敷地とその気温の低さを利用して、太陽光発電が盛んに行われています。
20年間は北海道電力さんに売電可能ということもあり、人気なのでしょう。
しかし最近は、北電さんでも発電量に制限を設けるなどされているようで、新規参入はなかなか難しくなってきているようです。
まだまだ原子力発電に不安を覚える方も数多くいらっしゃいますので、自然再生エネルギーを利用する発電方法は、今後も注目を集めていくと思われます。
今回は木質バイオマス発電ですね。

白糠町は、広い敷地を確保することが可能ですし、雪が少なく日照時間が長いことや、空港への便も良いなど、何かと好条件が揃う場所だと思います。
新たな企業の参入による雇用の確保などを通じて、減少を続ける人口問題に明るい展開が訪れることを期待しています。

その2…熊の事情。

ドラム缶の上に作った土の型を雪に見立てて、マルチブレードで崩します。
残っている雪の高さに応じて配点されます。
ブレードの操作性を見るということですね。
勿論、雪は残さない方が高得点です。
ちなみに、マルチブレードは、左右のブレードを操作することにより、まっすぐの一面にすることも出来ますし、V字のブレードにすることも可能な優れものなのですよ。
参加した8名のオペレーターさんの技能は、いずれも素晴らしく、全員が全ての項目で僅差のため、このブレード操作による残った雪の高さを厳密に計測して順位を付けるなど、審査員の方も苦労なさったようです。

2.油断大敵。

いよいよ、3月29日(日)は北海道横断自動車道、白糠IC(インターチェンジ)開通の日です。
これにより、札幌−白糠間の車輌による通行は、4時間を切ることになります。しかも、本別−白糠間は、新直轄方式により、通行料が無料です。
これは、皆さんに白糠町を知って頂く絶好のチャンス。

白糠町商店街では、皆さんに召し上がって頂くべく、タコとツブを使った丼物を用意しているようです。
その名も、『白糠タコつぶステーキ丼』
タコとツブを鉄板で炒めて、ご飯にのせる丼(どんぶり)らしいです。3月デビューの予定だとか…。

この他にもラーメンや海鮮丼なども美味しく頂けます。
是非、白糠町に寄っていって下さいね。