黄昏の西方を望む

平成26年11月29日

地震が起きた時

今回は、10月16日(木)の北海道建設新聞の記事をご紹介します。
北海道開発局の総合評価方針案についての記事です。
これから除雪作業が始まる季節でもありますが、維持除雪工事の実績が、他の工種でも活かせるということは、有り難いことですね。
維持除雪工事の重要性が再認識されるのではないでしょうか。

地域の維持除雪は、地域にいる建設業者が担う、という基本を守りつつ、地域の皆様のお役に立てる建設業を目指して、弊社も今後ますます精進しなければ…。
気持ちを一新、この冬に臨みたいと思います。

5.ちょっと気になる新聞記事。

二十四節気で言うところの冬は、10月、11月、12月で、その間にあるのは、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒です。
しかし、実際は立冬は11月7日、大寒は1月20日です。
11月22日の小雪は、わずかながら雪が降り始める頃、『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明されているようです。

札幌などでは既に雪が降っていますし、白糠町でも年によってはこの時期に雪を見ることがありますね。
いずれにしろ『大雪』と呼ばれる12月7日まではあと少し。文字通りの大雪にはならないことを望んでいます。
一日の夜の時間が一番長い12月22日の冬至を早いところ乗り越えて、春に向かいたいものです。

4.暦にみる季節。

11月22日(土)に、テレビのニュースで「今日は、二十四節気(せっき)の小雪ですね。」と言っていました。
皆さん、『二十四節気』ってご存知ですか?
夏至とか冬至とか大寒とか、日常でも何気に使っていたりするんですよ。
こういうのが気になりだしたら、年をとった証拠っていう気もしますけど、気になったら、知りたくなるのが人の常。ちょこっと調べてみたくなるではありませんか。

現在、世界中で使われているグレゴリオ暦、いわゆる太陽暦は、月を1日から30日(もしくは31日)として、1年は365日。途中、1年を366日とする閏年を設けて、1年の平均日数を365.2425日とするのが基本です。
『二十四節気』は、1太陽年を日数もしくは、太陽の視位置によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの、だそうです。
察するに、現在の人々は、事務的に取り扱う暦と、季節感を感じる暦を取り混ぜて、日々に変化を見いだしているのではないでしょうか。

その1
最近、白糠町の太平洋沿岸で、ししゃも漁をしている船をよく見かけます。
岸からもよく見えるくらい近い場所に、白糠町と釧路市のししゃも漁の船が行き交っています。写真を見ると網を引いている様子がよく分かります。鳥たちも、魚に群がって集まっているようですね。
昔、道路を走っているダンプの上にかもめが群がって、走っているにも関わらずその上を離れない鳥の様子に、びっくりしたことがあります。時々ダンプに積んである魚をついばんているのが見えて、かもめの生態に驚きました。
寒い中のししゃも漁。12月上旬には、物産展に綺麗に並べられることでしょう。
また内地の親戚や知人に送るべく、足を運びたいと思います。
美味しいししゃもを、よろしくお願いします。

3.ちょこっと白糠町情報。

11月22日(土)に長野県北部でマグニチュード6.8の地震が発生しました。最早、災害は他人事ではありません。
日本中で、いつも誰かが避難所生活をしていると言っても過言ではありませんよね。
北海道も、温泉が豊富…ということは火山が沢山ある…ということは地震も多い…ということになりませんか?
地震が起こった時に慌てないように、普段から心がけることや準備することなどを確認しておきましょう。

少しでも危険を察知したら、速やかに避難して下さい。
市区町村から避難勧告や避難指示が出た場合、大津波警報、津波警報、津波注意報が発表された場合、隣近所の人と連絡を取りながら、早めに避難しましょう。
避難場所は、日頃から確認しておいた方がいいでしょう。
避難する前に電気・ガスなどの火元を消しましょう。
外出中の家族には、避難先などを連絡しましょう。
津波の心配があるときは、鉄筋コンクリート制の高い建物の最上階または屋上などに避難し、子供やお年寄り、身体の不自由な方などの避難に協力しましょう。
最近では地震以外にも災害が起きています。すぐに持ち出せるように普段から持ち出し品を準備しておくのもいいですね。
長野県北部で発生した地震で死者が出なかったのは、普段から隣近所や地域との密接な関係があったからだと言われています。
人との付き合いがなくなってきている世の中、せめて隣近所の人とは普段から交流をもった方がいいと感じました。

持ち出し品は、最低1日分は用意しておきたいですね。
・ヘルメット…家族の人数分を用意する。
・懐中電灯…できれば1人1つずつ用意する。
・携帯ラジオ…FM・AM両方を聞けるもの。
・予備電池…多めに用意する。
・非常食…乾パンや缶詰など、火を通さずに食べられるもの。
・飲料水…ペットボトル入りのもの。
・救急医療品…常備薬、ばんそうこう、風邪薬、胃腸薬、目薬など。
・貴重品…預貯金通帳、健康保険証、免許証、現金など。
・生活用品…タオル、下着、軍手、ライター(マッチ)、ろうそく、携帯充電器、マルチツール、毛布、ビニール袋、ティッシュペーパー、ビニールシートなど。

備えておきたい物

近所同士で助け合う。
大規模な災害では、家族や近所の人の協力による救助や応急手当が生死を分けるため、お互いの家族構成やライフスタイルを知らせ合うなど、普段からの交流を大切にしましょう。
避難の際も、近所で声を掛け合いましょう。

安全を確保しながら避難する。
身の安全を確保しながら避難所に行く。
事前に避難所の場所や危険箇所を記したハザードマップなどを確認しておく。
「災害伝言ダイヤル」や「災害伝言板」などを使い、家族にメッセージを残す。

非常用品はリュックに入れる。
ものを持ち出す場合には、両手が使えるようにリュックなどを利用する。
身軽に避難できるように最低限のものだけを持ち出す。
情報を収集するためのラジオや携帯電話、懐中電灯、非常食、軍手などを必ず事前に準備して、すぐ持ち出せるようにする。

4.ブレーカーを切る。
停電の場合、避難中に電気が復旧する可能性があり、通電火災を防ぐためにブレーカーを切る。
停電していない場合、漏電による火災の可能性があるため、ブレーカーを切る。

3.暖房器具を消す。
揺れによりストーブなどの暖房器具が倒れている可能性があり、火災の原因になるので確認する。
電気が復旧したら、暖房器具が勝手につき、火災の原因になる場合もあるため、コンセントを抜く。

避難

1.火を消す。
揺れが収まったら火を消す。
火が消えていてもガスが漏れている場合があるので、ガスの元栓も閉める。

2.落下物や足下に注意。
歩く時は、落下物や散乱したガラス、蛍光灯の破片などに注意する。
家の中を歩く時もヘルメット等で頭を保護し、靴を履くなどする。
近くにヘルメットや靴がない場合は、鍋やスリッパ等で代用する。

商業施設などにいる時
スタッフの案内に従って行動する。
案内がない場合でも、慌てて非常口などに駆け出すと危険。
頭を守るなどして、つり下がっている電気や掲示物のそばから離れる。

屋外にいる時
ブロック塀や自動販売機、看板などの落下する危険性があるものから離れる。
頭を守るためにカバンなどを頭上にかざす。

揺れが収まってからの行動

自宅にいるとき
地震の揺れに備え、頭を守り、大きな家具から離れ、テーブルや丈夫な机などの下に隠れる。
火元の近くにいる場合は火を消し、扉を開けておく。

1.建設業の未来。

なあんてことを言ってみましたが、伝わらなければ意味がないということもありますね。
建設業界でも、伝えることの重要性を感じ始めたようですよ。
北海道建設業協会では、この度、将来を担う若い人材を求めて、漫画を作ったようです。
『ただいま工事中!!』という漫画が、北海道建設業協会のホームページで公開中です。
左の絵は、その表紙ですが、とてもよく出来ていて、ちょっと感動しました。
今回は「建築工事編」。
一つの建物が沢山の人の技術と努力で出来上がっていくということが分かってもらえるのではないかと思います。
いわゆるチームで目標に向かうという点では、ある意味、漫画の『ナルト』や『ワンピース』に通じるものがあるのではないかとさえ感じました。
漫画の力、恐るべしです。
是非、北海道建設業協会のホームページにアクセスして、ご覧になってみて下さい。アドレスは、以下のとおりです。

ここ数年、建設業が人手不足状態であることが懸念されています。
もちろん人手不足は、建設業にはじまったことではありませんが…。
若い人にありがちなのは、「入ってみたけど、自分のやりたいことと違った」とか、「こんな仕事だとは思わなかった」などという理由で、入社後すぐに辞めてしまうという現象です
きっと、その理由に嘘はないと思います。
ただ、その短い期間で建設業の何を見たかには疑問もありますが…。
親や周りの人の意見を聞いて辞めていく人も含めて、本当の建設業を知ってから考えてほしいと思いますね。
一つのものを造るのに、どれだけの技術と努力がつぎ込まれているか。
災害発生時に地域のために、建設業従事者がどれだけ力を尽くしているか。
当たり前に便利な毎日の生活をもたらすために、色々な仕事で、社会は成り立っていますが、建設業もその一つであることは間違いありません。

http://www.doukenkyo.jp/

11月。白糠町は、夕焼けの綺麗な季節です。
空気がぴりりとして、遠く日高山脈の輪郭まで見渡すことが出来ます。
まだ降雪はありませんが、午後4時直前の日没は、「冬だなあ〜」という感覚を一層強くしますね。
毎朝、この冬一番のマイナス気温を更新中です。
朝、起き抜けに、窓から見渡すと、一面真っ白な霜で覆われている世界があります。
お日様の当たった場所から、白い霜が溶けていって、一日が始まるっていう感じです。
お日様に恵まれているって、冬の要素の中でも、大切なことです。
物理的にも、精神的にも、明るく過ごすことが出来るのは幸せですよね。
これから何かと気忙しい年末に向かう訳ですが、健康に明るく毎日を過ごしたいものです。
やらねばならぬことが引きも切らず目の前に並んでいる日々を、元気に乗り切りましょう!

白糠町、国道38号線沿いにある道の駅『恋問館』から望む夕焼けです。
みるみるうちに沈んでゆくお日様をものともせず、天気のいい休日などには、波打ち際で遊ぶ家族連れで賑わっています。

その2
最近、近所のカラスが元気です。
よく数羽で遊んでいるのですが、この日は、猫とにらみ合い。
どういう利害関係でもめているのでしょう?少なくとも友達ではなさそうでした。
複数のカラスを相手にするのは分が悪いのか、猫の方で退散していたようですが…。
自宅付近のカラスや、職場付近のカラス、どちらを見ても、どうやら縄張りがあるようですよね。時々妙な鳴き声のカラスにも出会ったりして、どこまでも謎の多い鳥には違いありません。一説によると、稚内にはカラスがいないという話しも聞きますが、稚内には行ったことがないので、この目で確かめた訳ではありません。カラスにも北限ってあるのでしょうか?

余震による二次災害に注意。
建物が余震などで崩れてくる可能性があるため、自治体や気象庁が発表する余震情報、危険箇所に関する情報、気象情報に留意する。
急な斜面や家屋にはできるだけ近づかないようにする。

2.地震災害、もう一度確認しておきましょう!