まだまだ春
平成26年5月31日
全国的に暖かく…、と言うか、どちらかと言えば暑くなっている様子の日本列島ですが、白糠町には、いたって涼しい日々がゆるゆると流れているのでした。
桜も開花し、お花見に繰り出したい気持ちは山々ですが、如何せん、まだ暖房のスイッチを切ることが出来ないでいるくらいなので、屋外でゆっくり花見っていうのは、ちょっとお勧めできません。基本的に、手放しにのんびりできるということは、そうそうありません。内地でいうと、ちょっとした高山の気候に似ているかもしれませんね。
1時間後には気温が変わるかもしれない、という心構えは必要です。この季節、海から内陸に向かって流れていく霧を目で確認するということもしばしばです。
巷では、今年は冷夏ではないかとささやかれています。10年以上前に、真夏に15℃の日が続くという状況を経験しましたが、あれはあれで、夏を損したような気がしました。
涼しい夏には災害が発生しやすい、なんていうジンクスもありますから、そこは避けたいものですが、どうなることでしょう。暑くなってほしいような、涼しいままでいてほしいような…。
とりあえず、楽しい夏のイベントを心待ちに、熱く白糠町を盛り上げていきたいと願う、初夏のちょっと手前の今日この頃です。
1.美味しい…に誘われて。
今年も、5月5日(月)に、白糠町の酪恵舎で『山の恵み即売会』が開かれました。
酪恵舎は、白糠町はもとより、北海道でも知名度を上げているチーズ工房です。
当日は、風もなく、陽が差すとぽかぽか暖かいくらいで、毎年この日に即売会が開かれることが分かっているのか、去年に比べると、人出も多く、賑わっていました。
何しろ、白糠町の美味しい物が食べられるって聞くと、ついつい足が向いてしまう訳です。
ハイジパンや、ミルクジャムをかけたパンケーキなど、お馴染みの白糠町の味は勿論、今年の特徴は、台湾からの出店でした。
台湾の観光牧場 『飛牛牧場』 に酪恵舎が技術提供をしているということが、今回の出店につながったのだと思います。チーズ作りと言えば、外国に目を向けてみても、どちらかと言うと涼しい地方が得意なような気がします。気候が温暖な台湾でチーズを作るには、きっと技術が必要なのでしょう。
台北駐日経済文化代表処の札幌分処長 陳桎宏夫妻をお招きして歓迎セレモニーも開かれていました。
飛牛牧場からも沢山の料理が提供されていましたよ。
エッグロール、レモンヨーグルト、干し大根と鳥のスープ、ビーフン炒め、空心菜炒め、などなど。
→お馴染み、ミルクジャムをかけたパンケーキ。
女子なら誰でも好き!

←台湾の飛牛牧場から提供されていた空心菜炒め。オリーブオイルでニンニクを炒めた中に空心菜を加えて、塩、こしょうで味付けしたものです。仕上げにチーズをふりかけたら出来上がり。
さっぱりした味付けで、いくらでも食べられます。
野菜炒めにチーズをふりかけるのは思いつきませんでしたが、料理の本などにも、ほうれん草にチーズをあしらったものが紹介されていますから、相性はいいのかもしれませんね。
今度、自宅でも作ってみ〜よう。
→3点セットだったのに、人気で、1点なくなってしまった蒸しまんじゅう。ウサギがかわいい。
2.山栄会、40周年を迎えました。
供給者約30数社で形成する弊社の協力会 『山栄会(やまえいかい)』が結成40周年を迎えました。
景気の良い時も悪い時も、弊社の力となり、支え続けて40年。
浮き沈みの激しいこの業界で、ここまで営業してこられたのも、地域の皆様のお陰です。
ありがとうございます。
感謝の意を込めて、山栄会では、白糠町に百万円を寄附させて頂きました。白糠の子供達の教育に活かして頂ければ幸いです。
5月1日(木)に、白糠町役場にて、山栄会会長 増井林業株式会社 代表取締役 片岡好治より、白糠町長 棚野孝夫様に寄附をお渡しし、感謝状を頂きました。
重ねて、ありがとうございます。
これからも益々の白糠町の発展をお祈りするとともに、地域の企業として山栄会会員企業はじめ、弊社も精進していこうと、意を新たにしたところです。

写真は、向かって左から、
弊社代表取締役 山根浩、
増井林業株式会社 代表取締役 片岡好治、
白糠町長 棚野孝夫様、
白糠町教育委員長 板谷聖一様です。
3.安全大会を開きました。
春は、新年度スタートの時期。
今年度も頑張るぞ!と、意識をリフレッシュ出来るのは、良いことですね。
弊社も、平成26年度が始まって約1ヶ月。今年度も無事故無災害で現場施工するべく、5月23日(金)に、白糠町公民館にて安全大会を開きました。
出席した、弊社協力会『山栄会』会員の皆さんには、毎月実施しております現場への安全パトロールについて、今後もご協力を頂けますように、山栄会会長 田口光浩氏より要請させて頂きました。
さて、社長の挨拶の中にもあった通り、国土交通省は災害対応、除雪インフラの維持管理等を担う能力のある地域建設企業が減少状態にあることを懸念し、地域建設業の災害対応機能を維持するための対策を打ち出しつつあるとか。
何事もなく日々を過ごせる安全の裏には、多くの人の努力と協力があることを、ともすれば忘れがちですが、その安全に尽力することができるのが、建設業です。
今後も北海道横断自動車道 白糠インター開設に伴い、交通量の増加や、それに伴う安全管理など、考えていかなければならないことは沢山ありますが、どうぞ皆様のご協力を頂きますように、よろしくお願い致します。

また、今回は「建設業の労働災害を防止するには」と銘打って、損害ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社の太田真治様より、講演して頂きました。
労働災害を防止するには、
@過去の災害から学ぶ。
A積極的にヒューマンエラー対策をする。
ことが重要であるという内容でした。
特に、ヒューマンエラーを防ぐためには、危険に気付く訓練が必要であること、ぱっと見て危険をフォーカスする力を養うことが大切であるというお話しには、目からウロコが落ちる思いです。
改めて、日々の活動で何をしていくべきか、出席していた現場代理人達も考えを巡らせたことでしょう。
この他に釧路方面釧路警察署 白糠交番所長の矢野秀幸様にも、道路交通法の罰則強化についてのご講話を頂きました。
ありがとうございました。
最後に、出席した全員で安全スローガンを唱和して、今年度の無事故無災害を誓い、安全大会を終了しました。
今年度、募集した安全スローガンの中から優秀作に選ばれたのは、以下の3作品です。
最優秀作  「危ないと気付いた人が責任者 
                   自分が作る安全意識 ヨシ!」
                        潟Cンプロ  大沼秀幸 作
優秀作    「慣れた作業に危険が潜む 
                   初心に戻り安全確認 ヨシ!」
                     葛、成レンテム 後藤新悟 作
        「忘れるな基本動作と危険予知
                   指差し呼称でゼロ災職場 ヨシ!」
                        山根土建梶@ 郡山 勤 作
安全大会終了後、場所を移して国道38号線沿いにて、参加者全員による安全運転の街頭啓発を実施しました。
道行くドライバーさんに、安全運転を呼びかけ、日頃の疲れを癒して頂こうと入浴剤などを配付させて頂きました。快く立ち止まって頂きましたドライバーの皆様、ご協力ありがとうございました。
警察の情報によると、昨今の交通事故の特徴としては、
週末に発生することが多い、
一度に複数の死傷者が発生することが多い、
高齢者による死亡事故が多い、
などの特徴があるようです。
北海道の交通事故による死亡者数は、全国ワースト3には入っていないものの、昨年の同時期比によるとプラス12名の57名だそうです。
これからが交通量が増える時期になります。譲る心で安全運転をして、交通事故による死傷者数を1名でも減らしましょう。安全運転を、どうぞよろしくお願い致します。
4.白糠町にも、やっと桜。
白糠町にも、やっと桜が咲きました。
しばし、「綺麗だなあ〜」と心癒される瞬間です。
風に散る桜の花びらにも風情を感じる季節ですねえ。
あちこちで庭の手入れにいそしむ方をお見かけします。
今年も沢山、綺麗な花を愛でて、癒されたい、と他力本願な私なのでした。
→こちらは、桜と同時期に咲いているユスラウメの花。
内地では梅はとっくに終わっていると思いますが、白糠町では今が見頃です。
5.ちょっと気になる新聞記事。
今回は、5月22日(木)の北海道建設新聞から、外国人受け入れの記事をご紹介します。
昨今の人手不足を外国人を受け入れることで解消しようという動きがあることは、何となく漏れ聞いていましたが、実現しつつあるようですね。
記事にもあるように、特に地方における人材不足は、鉄筋工事に限らず顕著だと聞きます。
もしかすると、将来、近隣のアジア諸国からやってきた人々と一緒に働くこともアリ?なのでしょうか。
建設業界もグローバルになってくる予感ですね。
英語も話せませんけど、中国語やベトナム語がその内必要になるかもしれませんよ。